第34回日本心血管インターベンション治療学会学術集会PC 第34回日本心血管インターベンション治療学会学術集会SP

会長挨拶

会長:小林 欣夫

第34回日本心血管インターベンション
治療学会;CVIT2026
会長 小林 欣夫
千葉大学大学院医学研究院
循環器内科学 教授

第34回日本心血管インターベンション治療学会;CVIT2026を開催させていただくにあたり、ご挨拶申し上げます。会期は 2026年7月16日から18日(木曜日から土曜日)までの3日間、会場は東京国際フォーラムです。
循環器内科・心臓血管外科ともに若手医師が減少しています。循環器医療、特にカテーテル治療領域は曲がり角を迎えています。働き方改革も行われる中、循環器医の働き方も変えていかなくてはなりません。その一方で、循環器医療はがんの治療のように集約化は出来ません。このような中で、非都市部においては、急性心筋梗塞の患者であってもPrimary PCI を受けることが出来なくなるのが現実化しつつあります。このように厳しい状況の中においては、学会の教育における役割がこれまで以上に重要になると思います。
 CVIT2026 においては、冠動脈、末梢動脈、構造的心疾患におけるライブ・ビデオライブの充実と、合併症に対する bail-out にフォーカスしたいと思っています。「見たくないナイトメアを見る」-ご自身が体験する前に合併症への対応を知っておくことは非常に重要です。みなで大いに学んでいきましょう!
 地球規模の温暖化で7月の東京は非常に暑いと思います。これに負けずに、熱いディスカッションをしていきましょう。

© 2025 第34回日本心血管インターベンション治療学会; CVIT2026