大会長挨拶
ご挨拶
このたび、第66回日本人間ドック・予防医療学会学術大会を令和7年(2025年)8月22日(金)~23日(土)、国立京都国際会館において開催いたします。
京都での開催は、武田隆男先生が大会長を務められた第44回大会以来22年ぶりとなります。本学術大会は、現地開催を中心にWEB配信も併用するハイブリッド形式で実施いたします。「2025年大阪・関西万博」とも重なる本年、ぜひ多くの皆様に現地でご参加いただけると幸いです。
本学術大会は、学会名を「日本人間ドック学会」から「日本人間ドック・予防医療学会」に改称して2回目の開催となります。そこで、学術大会のテーマは「私たちが予防医療にできること」といたしました。当学会の活動を予防医療全体に拡げていくため、他学会との共催や出展企業プレゼンテーションなどのプログラムを多く企画しております。日本人間ドック健診協会との共催企画やメディカルスタッフ、健診事務職による企画などは、本学会ならではの幅広い会員層にもお役立ていただける内容となっております。
一般演題および日本人間ドック健診協会ポスター発表には550題を超える演題登録を賜り、初めての試みとなる公募シンポジウム、パネルディスカッションにも予想を超える多くの応募をいただきました。皆様の研究成果を存分に発表いただけるよう、一般演題の口演座長は2人制としポスター発表も従来よりも大きいサイズのパネルをご用意しております。
教育講演は、予防医療を「識る」、「診る」、「考える」を柱に各分野の第一人者の方々に講演をお願いしております。WEB配信期間を長めに設けておりますので、学術大会終了後にゆっくりご視聴ください。また、現地参加の皆様には、ささやかではございますが、趣向を凝らした懇親会や京都市立芸術大学生によるミニコンサートもお楽しみいただけます。
本学術大会の開催にあたり、学術大会プログラム委員や事務局、日本人間ドック・予防医療学会事務局をはじめ、多くの皆様にご協力を賜りましたことに、感謝申し上げます。
2025年8月、盛夏の京都で皆様と熱い意見交換ができることを心より楽しみにしております。
2025年7月
三菱京都病院 糖尿病内科・人間ドック科 顧問/
国立病院機構京都医療センター臨床研究センター
内分泌代謝高血圧研究部/
医療法人財団康生会 康生会クリニック 内科
学術大会長 桝田 出