第84回日本癌学会学術総会と認定NPO法人「delete C」との共同企画
第84回学術総会では、「未来への希望とともに、つながるがん研究」をテーマに掲げ、領域を超えた多様な研究者や医療関係者がつながり、新たな知と連携が生まれる場を目指しています。また、こうした活動やその意義は、研究者や医療者だけでなく、一般の皆様にも広くご理解いただくことが極めて重要であると考えています。
本総会では、がん治療研究への支援と啓発活動を行っている認定NPO法人delete Cと連携し、一般市民の皆様に私たちの活動を届けるコラボレーション企画を実施する運びとなりました。この企画を通じて、がん研究への理解と支援の輪が社会に広がり、誰もが協働して明るい未来を築いていけることを心より願っております。
第84回日本癌学会学術総会
学術会長 大島 正伸
金沢大学がん進展制御研究所・教授
学術総会での活動内容
(1)展示ブースでの活動
学術総会では、「delete C」に対し、会期中に会場内のブースを提供し、以下のような活動を行います。
- 「delete C」の趣旨および活動の紹介(一般市民による応援や、企業からの寄付を活用したがん研究支援の仕組み)
- 研究者への助成事業の紹介
- 学会員との対話・交流の促進を通じた広報・周知活動
(2)一般市民への発信
「delete C」は、本学術総会にて発表を行う研究者や参加者にインタビューや取材を行い、研究内容や研究者の想いなどを記録し、SNS等を通じて一般市民にわかりやすく発信していただきます。一部の記事については、学術総会の公式SNSアカウントからも発信する場合があります。また、これらの情報は、学術総会および「delete C」双方のSNSにてリポスト等の形で共有され、より広く市民の皆様へ届けられる予定です。
deleteCについて
deleteCは、誰もがふだんの暮らしの中でがん治療研究を応援できる仕組みをつくり、がん治療研究への寄付と啓発につながるカジュアルソーシャルアクションを通じて、1日でも早く「がんを治せる病気にする日」を手繰り寄せることに貢献することを目的に、2019年に設立。2022年には、認定NPO法人として、東京都に承認されました。
具体的には、プロジェクトに参加する企業・団体が自身のブランドロゴや商品、またはサービス名からCancerの頭文字である「C」の文字を消したり、deleteCのロゴやコンセプトカラーを使うなどし、オリジナル商品・サービスを企画・提供します。購入金額の一部はdeleteCを通じて、医師・研究者が推進するがん治療研究に寄付(※)としてお渡しし、市民もがん治療研究の応援に参加できる仕組みをつくっています。
寄付先となる研究は、毎年約半年間かけて実施する「deleteCがん治療研究公募・選考会」にて、科学的知見を有する医療者選考委員のほか、一般市民・社会的な視点をもつ企業やdeleteC選考メンバーにより、みんなの力でがんを治せる病気にすることにつながる2つの研究を選考しています。
これまでに小児がん、子宮頸がん、胃がん、肺がん、乳がん、膵がんなどの臨床専門医や放射線専門医、基礎研究者、リサーチナースなど12名の医師・研究者に総額5,000万円以上を支援しています。
(※)寄付金は、がん治療研究への寄付の他、啓発コンテンツ制作費などdeleteCの活動に充てられます。
