第58回日本作業療法学会 the 58th Japanese Occupational Therapy Congress & Expo in Hokkaido 2024 作業療法の効果を最大化する知識・技術・環境を問う
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演題募集要項

I. 応募資格

  1. 日本作業療法士協会の正会員、賛助会員、名誉会員、WFOT加盟国の会員(日本国外で作業療法士の免許を取得した方に限ります)は、演題応募資格があります。日本作業療法士協会の会員(名誉会員、賛助会員を除く)で2023年度の年会費未納者は、演題登録ができません。会費未納者は、応募の2週間前までに必ず納入してください。
  2. 日本国で作業療法士免許を取得した作業療法士で、日本作業療法士協会の会員でない作業療法士と作業療法士養成課程在籍中の学生は演題を応募できません。また、共同演者として登録できません。
  3. 作業療法士以外の職種の方が、筆頭演者として応募する場合は、日本作業療法士協会会長の承認が必要です。演題申込と同時に、申請書(他職種一般演題登録申請書)を日本作業療法士協会までFAXにてご提出ください。ただし、共同演者としての登録の場合は、申請書の提出は不要です。
  4. 筆頭演者は、指定された期間内に事前参加登録(全日参加)をしてください。事前参加登録は2024年5月の開始を予定しております。

II. 応募受付期間

2024年1月9日(火)正午から 2月16日(金 )23時まで
2月29日(木)正午まで延長いたしました。

締め切りを厳守してください。締め切りの直前は、アクセスが集中して登録できないことがあります。スムーズに演題登録を行うために、あらかじめタイトル(英文)と本文をWordなどで作成し、登録時にコピー&ペーストしてください。

オンライン登録

日本作業療法学会(札幌)で発表を希望される方は、APOTC2024への参加登録に関係なく、日本作業療法学会(札幌)の参加費をお支払いいただく必要があります。

III. 応募内容と発表形式

1. 募集内容

演題の応募は1人1演題に限ります。口述発表またはポスター発表を選択してください。

演題(口述・ポスター)発表

学会では、演題(口述・ポスター)発表を最重視します。すべての演題は独立した演題として完結してください。学会では「その1」、「その2」などの関連づけは考慮しません。

2. 発表形式

01口述発表

全てパソコン(Windows版Microsoft Power Point)を用いて行います。発表時間は7分、質疑応答時間は3分です。発表用のファイルをUSBメモリーでお持ちください(トラブルに備えてバックアップファイルなどでお持ちください)。

スペシャルセッション

全応募者の中から優秀な演題を選び、スペシャルセッションを構成します。演題の発表時間は10分、質疑応答時間は5分です。

02ポスター発表

ポスターは、学会ホームページに掲載するテンプレートを使用して作成してください。
ポスターの本文(図表・写真を含む、縦1,350mm、横850mm)と演題名・所属・氏名(縦200mm,横650mm)は、演者に作成いただきます。 ポスターフォームの詳細と掲示方法は、学会ホームページでお知らせします。
会場の都合により、口述(またはポスター)発表で登録した演題であっても、ポスター(または口述)発表に変更する場合があります。

※応募いただいた演題が採択となった場合、会期前の9月末ごろにオンデマンド配信用のデータ(口述発表の場合は発表動画データ、ポスター発表の場合はPDFデータ)を提出いただきます。詳細は6月末ごろに学会ホームページに掲載しますので、ご確認ください。

IV. 演題論文の二次使用権

演題(抄録)の二次使用権・許諾権は日本作業療法士協会に帰属します。

Ⅴ. 演題内容に関わる倫理的事項

1. 対象者の同意

「人を対象とする医学的研究に関する倫理指針」(文部科学省・厚生労働省)などを遵守し、本文に倫理的配慮について記載してください。特に対象者の同意に関する記載は必須です。

2. 最大限の倫理的配慮

研究の計画・実行・分析・演題作成の過程では、個人の尊厳に最大限の注意を払ってください。所属する大学・病院などに倫理審査委員会がある場合は、審査を受けてその旨を記載してください。ただし、固有の委員会名などは記載しないでください。

3. 利益相反(COI)の申告

利益相反に関連して、企業や営利団体などから金銭などの提供を受けた場合や受ける予定がある場合には申告する必要があります。登録画面で利益相反の有無を申告し、発表時に利益相反の有無を述べてください。

4. 著作権への配慮

他の著作物からの引用は、本文中に出典(著者名/フルネームと発行年数/西暦)を明記し、著作権を侵害しないように注意してください。

5. 学会長の要請に対する協力

学会長から演題に関する倫理的配慮を証明する文書の提出や説明を求める場合があります。その場合は、ご協力願います。

ⅤI. 応募方法

1. 応募の手順

この案内に従ってユーザー登録および演題登録を行ってください。
※英文での演題登録は、ホームページの英文画面より行ってください。

推奨ブラウザ

パソコンとブラウザの組み合わせによっては演題登録がスムーズに行えない場合があります。下記推奨ブラウザ以外は動作保証をしていません。あらかじめご了承ください。
Windows環境では、Google Chrome、Microsoft Edge、Mozilla Firefoxを、MacOS環境では、Safariを推奨します。また、各ブラウザの最新バージョンの利用をお勧めします。

※登録システムは、各種スマートフォン、iPadなどの携帯端末からの動作は保証しません。これらを使用しないでください。

2. 登録の手順

演題登録にあたりましては、登録サイトに公開されている「演題投稿ガイド」を必ずお読みください。

  1. 入力は各ステップの画面指示に従って進んでください。最後のステップまで正しく完了していない場合や、ブラウザを途中で終了した場合は登録されませんのでご注意ください。
  2. 入力内容に不備があると、エラーメッセージが表示され次のステップに進めません。その場合は、エラーメッセージに応じて修正してください。
  3. ステップのヘルプを確認しながら登録をすると円滑な演題登録ができます。
  4. 演題情報入力後は必ず、確認のために「STEP5:登録内容確認・PDF作成」ページでPDFを作成し、「STEP6:PDF確認・投稿完了」ページへ進み[作成された演題PDFを確認しました。演題登録処理を完了します。]ボタンを押してください。このボタンをクリックするまで、演題投稿は完了しません。

3. 登録に関する技術的な問い合わせ

演題登録とシステムに関する技術的な問い合わせは、以下のメールアドレスにお願いします。
jotc-office2024@mas-sys.com

4. 演題登録に関する注意

締め切り前の数日はアクセスが急増し、登録手続きが完了できないことがあります。余裕をもって登録してください。登録の際には「演題登録画面」の指示に従って、正確に入力してください。

5. ユーザー登録

応募にあたっては、先に演題登録トップページよりユーザー登録を行ってください。登録されたメールアドレスへ演題登録に必要な「ユーザーID」と「パスワード」をお知らせします。

ユーザー登録項目(必須)

*1.筆頭演者の姓名(漢字)
*2.筆頭演者の姓名(ふりがな)
*3.ログインパスワード
*4.通知など連絡先
*5.郵便番号
*6.住所
*7.電話番号
*8.メールアドレス(受領確認用および採否通知用)
フリーメール・携帯電話のメールアドレスは不可
*9.筆頭演者の所属機関名
注意1
  • メールアドレスを誤って入力すると、ユーザー登録完了通知を受け取ることができません。ユーザー登録完了の通知が届かない場合には、登録したメールアドレスが正しいか確認したうえで、再度ユーザー登録してください。
  • フリーメールなどの迷惑メール防止フィルタを使用している場合、迷惑メールフォルダに振り分けられていないか確認してください。携帯電話のメールアドレスは使用できません
  • 以下のようなフリーメールでの登録は、ユーザー登録完了、演題受領、演題採択結果などのメールが受信できない場合があるため推奨しません。フリーメールを使用した場合のトラブルは学会事務局では責任を負いません。
    ※フリーメールとは、メールアドレス、パスワードなど必要事項を記入すれば無料で電子メールアカウントが取得できるフリーメールサービスのメールアカウントのことです。例として次のようなものがあります。
    • ××@yahoo.co.jp
    • ××@gmail.com
    • ××@outlook.jp
    • ××@hotmail.co.jp
    • ××@live.jp
注意2

ユーザー登録完了通知に記載された「ユーザーID」と「パスワード」は、演題登録、演題確認・修正・削除、処理状態確認に必要となります。大切に保管してください。

6. 演題登録までの事前準備

01応募資格・募集内容の確認

「I.応募資格」および「III.応募内容と発表形式」を参照してください。

02発表形式の選択

次の発表形式のいずれかを選択してください。ただし、最終的な発表形式は学会が決定します。

  • 口述発表
  • ポスター発表

7. 演題登録

01必須入力項目の準備

演題登録には、以下の情報が必要になります。事前に準備してください。

ユーザー登録項目(必須)

*1.筆頭演者および共同演者の姓名
*2.筆頭演者および共同演者の姓名ふりがな
*3.筆頭演者および共同演者の所属機関名、部署名
*4.筆頭演者および共同演者の職種
*5.筆頭演者および共同演者の会員番号

02入力

演題登録トップページより「ユーザーID」と「パスワード」を入力し、ログインします。

演者および所属機関などの情報

注意1
筆頭演者および共同演者が作業療法士の場合は、職種で「OT」を選び、「会員番号」の欄に必ず会員番号を入力してください。会員番号が日本作業療法士協会の会員情報システムに登録されていないか会費未納の場合は、エラーが発生し次のステップに進めません。

注意2 「氏名の入力」
演題登録時の氏名を、日本作業療法士協会の会員情報システムに登録されている文字と異なる字体で入力した場合、次のステップに進めません。例えば、会員情報システムで「高」や「崎」と登録した者が、演題登録で「髙」や「﨑」「嵜」を用いるとエラーが表示されます。あえて「髙」や「﨑」「嵜」を使う場合は、事前に会員情報システムの字体を修正してください。異体字使用によるエラーで進めない場合は、以下に問い合わせてください。
jotc-office2024@mas-sys.com

演題区分の選択

演題登録時には、以下の区分から演題の内容と最も関連の深いものを1つだけ選んでください。

演題情報
A脳血管疾患等J高齢期
B心大血管疾患K認知障害
(高次脳機能障害を含む)
C呼吸器疾患L援助機器
D運動器疾患MMTDLP
E神経難病N地域
FがんO理論
G内科疾患P基礎研究
H精神障害Q管理運営
I発達障害R教育
*1.演題タイトル、英字タイトル
*2.本文
*3.キーワード1 → 下記注意を必読
*4.キーワード2 → 下記注意を必読
*5.キーワード3 → 下記注意を必読号

注意 「キーワードの選択」
演題応募の際は、下記サイトの「作業療法キーワード集」を参照したうえで、必ず3つの「キーワード」を選択してください。また、当該キーワード集にないものを4番目のキーワードとして登録することも可能です。
https://jotc.mas-sys.com/jotc58/keyword-ja.html

入力にあたっての注意事項
  • 演者は筆頭演者と共同演者4名の計5名まで入力できます。
  • 筆頭演者での応募は1人1演題とします。共同演者としての登録は2演題以上可能です。
    *演題名(サブタイトル)は和文と英文を入力してください。
  • あらかじめWordなどで文字数を確認し、登録欄にコピー&ペーストしてください。
    登録システムでは、全⾓⽂字を2⽂字、半⾓英数⽂字を1⽂字として、半⾓換算で⼊⼒⽂字数を指定しています。
    タイトルとサブタイトルの合計が120⽂字まで(半⾓⽂字換算)
    抄録本⽂は3,000⽂字まで(半⾓⽂字換算)
    スペースと⽂字修飾や特殊⽂字⼊⼒に使⽤したタグも⽂字数に含まれます。
  • 図表は使用できません。
  • 演題名・筆頭演者・共同演者・所属などは、演題登録時の情報が自動的に所定の位置に印字されるので、本文内には記入しないでください。
  • 本文内では以下の5種類の文字修飾ができます。使用する場合は文字列をそれぞれのタグで括ってください。タグは半角文字で、<(小なり記号)から>(大なり記号)まで正しく入力してください。文字列を選択(範囲指定)し、文字修飾ボタンを押すことにより、タグを自動入力することができます。これ以外のタグはエラーとなりますのでご注意ください。
種類タグ入力例実際の表示
上付き<SUP></SUP>Na<SUP>+</SUP>Na+
下付き<SUB></SUB>H<SUB>2
</SUB>O
H2O
太字<B></B><B>太字</B>太字
下線<U></U><U>下線</U>下線
イタリック<I></I><I>イタリック</I>イタリック
  • 抄録本文の入力ボックス内に入力された改行は組版時にもそのまま有効となります。また、タグ <BR/>による改行は無効です。
  • 本文は、はじめに、目的、方法、結果、考察などの小見出しを【 】で囲んでください。
  • 入力画面で生成されるPDFがそのまま原稿になります。PDF生成時に不具合が生じる文字もあります。必ずPDFの内容を確認してください。
  • 句読点は、学術誌『作業療法』に合わせて「,」「.」に統一してください。
  • 囲み文字、ローマ数字、単位記号、省略記号などの特殊文字は、文字化けや脱字の原因になります。これらを使用せず半角英数字などで代用してください。詳細は下記のサイトをご確認ください。
    https://www.mas-sys.com/jotc-doc/ja/note-chara.html
    *演題登録が完了すると受領メールが送信されます。1時間以上経っても受領メールが届かない場合は、以下に問い合わせてください。
    jotc-office2024@mas-sys.com

03登録内容及び本文原稿の確認・修正・削除

応募受付期間中(2024年1月9日(火)正午から2月16日(金)23時まで)は、登録した内容の確認・修正・削除が可能です。修正する場合は、ユーザーページにログインし、「演題確認・修正・削除」ボタンをクリックしてください。修正のためのアクセスは5回まで、1回30分間を上限とします。修正箇所を十分に確認したうえでアクセスしてください。
変更入力後は必ず、確認のために「STEP5:登録内容確認・PDF作成」ページでPDFを作成し、「STEP6:PDF確認・投稿完了」ページへ進み[作成された演題PDFを確認しました。演題登録処理を完了します。]ボタンを押してください。このボタンをクリックするまで、演題投稿は完了しません。修正が反映された際には、システムより修正完了のメールが送信されます。修正が反映されているかご自身で確認をお願いいたします。

注意

登録者のパソコン環境および通信事情によるトラブルが原因で演題登録に不備を来しても、学会事務局では一切責任を負いません。また、公平を期すために特別な配慮はいたしませんのでご了承ください。また、応募期間後の登録内容の修正・削除は行えません。

04処理状況の確認

演題登録状況、処理状況を確認する場合は、ユーザーページにログインし、「処理状況確認」ボタンをクリックしてください。演題の登録状況、採択結果、発表日時、発表セクションなどの各種処理状況が確認できます。

VII. 演題審査基準

演題は、以下の基準で審査されます。採択後の演題取り消しはできません。

1.研究の質

1)
序論:研究の背景(先行研究の成果や課題)、研究の重要性や必要性が述べられているか。
2)
目的:研究で何を明らかにするのか、具体的な目的が述べられているか。
3)
方法 (アプローチ):対象と方法が具体的に述べられているか。方法は研究の目的に合致しているか。倫理手続きが記されているか。
4)
結果(実践の意義):データが示されているか(質的研究でもデータ提示は必須)。統計処理の結果(危険率など)は正しく示されているか。
5)
考察(結論):得られた結果が論理的に説明されているか。研究の重要性や問題点、社会への貢献などが述べられているか。考察の内容は序論や目的と整合しているか。

2. 専門的価値

6)
研究は作業療法の発展に貢献するか。研究の内容は作業療法と関連しているか。作業療法の理論をより強固にしたり、実践のレベルを高めたりするのに役立つ研究であるか。
7)
斬新さや革新性はあるか。作業療法を発展させるユニークな発想や、オリジナルな視点はあるか。

3. 抄録記述の質

8)
抄録の体裁は「研究の質」に示した項目から構造化され、序論、目的、方法(アプローチ)、結果(実践の意義)、考察(結論)が論理的に記述されているか。
9)
抄録は読みやすく記述されているか。文法や文体に統一性はあるか。簡潔な文章で他者が研究の内容を理解できるよう要点が明確に記述されているか。

4. 倫理手続き

10)
人を対象とする研究(基礎研究を含む)において、個人情報の保護と倫理的な配慮がされているか。研究は当該機関の承認を受け、個人情報を保護し、対象者からインフォームド・コンセントを得て行われているか。

5. 採点方法

審査員3名が演題査読システム(Web)のスコアリングシートを用いて採点する。4件法(4点~1点)で採点し、1)~10)の平均点が算出される。10)が該当しない研究では、n/aを選択すると1)~9)の平均点が算出される。

6. 審査員コメント

審査の結果、平均スコアが2点に満たない演題は不採択になる可能性がある。このような演題には、審査員が教育的な視点から、今後の研究や抄録の改善に役立つコメントを記入する。審査員コメントは匿名のまま筆者に通知される。

7. 合否判定

3名の審査員のうち、採点した平均スコアが2点に満たない審査員が2名以上の演題は原則として不採択となる。最終的な合否判定は、学会長と学会企画委員長が協議して行う。

VIII. 演題採択の通知

「演題採択結果」の通知は、5月上旬を予定しています。
採択結果は、ユーザーページの「処理状況確認」に発表日時とともに通知します。多くの演題登録をお待ちしています。