ご挨拶

 このたび、第50回日本神経精神薬理学会年会、第42回日本生物学的精神医学会年会、第4回日本精神薬学会総会・学術集会の3学会の合同年会を2020年8月21日~23日の3日間の日程で、仙台国際センター(仙台市)にて開催させていただく予定にしておりましたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大の影響を踏まえ、会員の皆様の安全等に鑑み、学会の期間は同じとしながらも、現地開催は行わずWeb開催とすることといたしました。

 合同年会のテーマは、『レジリエントな心をつくる Developing Resilient Mind』といたしました。本テーマには、「脳と心の科学の探求と薬学への応用」という3学会の共通目標に向かって協力しながら、精神疾患の病態解明と新たな治療薬の開発を目指すこと、脳と心のメカニズムとそれに対する治療薬に関する研究・臨床・教育の最前線に臨むこと、2011年に起きた東日本大震災からの復興、さらには臨床と基礎の協働という、様々な意味における「連携」への期待が込められています。

 本合同年会のロゴマークとして、点と線で表した脳のシルエットと、当初の開催予定地であった仙台にちなみ伊達政宗の兜の三日月を配したデザインを作成し、ポスターやホームページに用いることとしました。被災地で失われた尊い命や、心に傷を負った多くの方々のことを忘れずに、関連の深い神経精神薬理学、生物学的精神医学、精神薬学の3つの学会が協働して本合同年会を盛り上げるという私たちの意気込みを示すとともに、3学会が力を合わせて、最先端の研究成果を、創薬研究と医薬品開発に繋げていくという強い思いを表しております。

 今回の合同年会では、これまで多くの皆様にご協力をいただきまして、特別講演4、教育講演4、教育講座10、シンポジウム30、精神科専門薬剤師精神医学セミナー、若手育成プログラム、ワークショップ3、受賞講演、市民公開講座の他、195題の一般演題(口演 59題、ポスター 136題)のプログラムとなりました。

 また、本年は日本神経精神薬理学会の50周年になります。半世紀にわたる神経精神薬理学の発展を振り返るとともに更なる展開を目指すためにも、本合同年会が役割を果すことを願っております。

 初めてのWeb開催となりますが、いろいろと工夫を凝らし、皆様方にとって意義深い学術集会としたいと思います。ぜひご参加ください。

2020年6月5日


第50回日本神経精神薬理学会年会
大会長:大隅 典子
東北大学 大学院医学系研究科
発生発達神経科学分野

第42回日本生物学的精神医学会年会
大会長:吉川 武男
理化学研究所 脳神経科学研究センター
分子精神遺伝研究チーム


第4回日本精神薬学会総会・学術集会
大会長:吉尾 隆
東邦大学 薬学部 臨床薬学研究室

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