ご挨拶/第66回日本核医学会学術総会
第66回日本核医学会学術総会
会長 石井 一成
(神戸大学大学院医学研究科 内科系講座放射線医学分野)

この度、第66回日本核医学会学術総会を主催させていただくことになりました石井一成です。本総会は2026年11月19日(木)から21日(土)まで、兵庫県姫路市「アクリエひめじ」において開催させていただきます。例年通り、日本核医学技術学会との合同開催ならびに関連展示会も併催し、核医学に携わる多くの会員の皆様にとって有意義な学術交流の場を提供できることを大変光栄に存じます。
今回のテーマは 共催の花岡宏平 第46回日本核医学技術学会大会長と相談して「輝く核医学道」 にしました。日本には武士道、茶道、華道といった「道」が数多くありますが、それらは技術を超えた精神のあり方や姿勢を表しています。核医学の世界でも、放射性同位元素から放たれる(輝く)光が診断や治療に結びつき、人々の健康と未来に栄光をもたらす「道」があると信じています。その想いを、このテーマに込めました。
この数年で核医学には新しい放射性薬剤が次々と登場し、診療の風景は大きく変わりつつあります。アルツハイマー病のPET診断、がん治療に向けたPSMAやFAPI等を含めたTheranosticsの広がりなど、今まさに核医学の可能性が大きく開花している時代で「核医学の道」は大きく将来に向かって開いて行くものと思います。こうした新しい潮流を共有し、議論を深められる場として、本学術総会を存分に活用していただければ幸いです。
会場の姫路は、白鷺城の名で知られる世界遺産・国宝 姫路城をはじめ、映画ラストサムライのロケ地にもなりました書寫山圓教寺など歴史と文化の魅力にあふれた街で、実は私のこれまでの人生の半分を過ごした場所(歩んできた「道」)でもあります。新幹線でのアクセスもよく、全国各地からお越しいただきやすい立地ですので、学術交流とあわせてぜひ姫路の街・播州路も楽しんでいただければと思います。
「輝く核医学道」というテーマのもと、皆様とともに学び、これまで歩んできた道を踏まえ、未来の道を描く3日間にしたいと考えております。晩秋の姫路で、多くの方々とお会いできるのを心から楽しみにしております。


