学会公認研修会
日本自殺予防学会では、総会会期中に学会公認研修会を開催いたしますが、今回はトピックスを踏まえ、より一層拡充されたものとなっております。各研修会の開催日時・参加登録方法については、後日、本ページについてご案内いたします。この機会に、ぜひ参加をご検討ください。
概要
日時
7月9日-11日の会期中に開催(確定次第、本ページにてお知らせいたします)
参加費
総会参加登録者:1,000円
参加登録をしていない方:3,000円
開催予定の研修会
- 精神保健福祉士のための自殺のリスクのアセスメントとハイリスク当事者の問題解決を学ぶための研修会
- 学校における自殺予防:基礎と対応法を学ぶ研修会
- 理学療法士・作業療法士のための自殺予防基礎研修会
- 心理職のための自殺予防基礎・実践研修会
- 大学キャンパスにおける学生のメンタルヘルス支援と自殺予防に関する研修会
- 薬剤師のための自殺予防基礎研修会
精神保健福祉士のための自殺のリスクのアセスメントとハイリスク当事者の問題解決を学ぶための研修会
- 講師・
ファシリテーター - 自殺予防の臨床に従事している日本自殺予防学会会員等
- 開催方法
- 対面研修
- 定員
- 40名(先着順)
- 対象者
- 精神保健福祉士、他のソーシャルワーカー
- 講義とグループワークの内容
- 自殺企図行動の理解、自殺リスクのアセスメント、自殺予防の方法論、事例検討による自殺リスクのアセスメント・問題解決アプローチの実践トレーニング、情報提供
- 研修会開催にあたって
- 精神保健福祉士は、自殺対策における「生きるための支援」の最前線にいる職種の一翼を担っており、要となる職種の一つです。精神保健福祉士等のメディカルスタッフがケースマネジメントを行うことで、自殺未遂者の自殺再企図が低減されることが明らかとなっています。本研修会では、自殺関連行動や自殺対策に関する基礎知識を学び、複雑事例(模擬事例)を題材にグループワークを行い、自殺リスクの把握と問題解決アプローチ法を実践的に学びます。講師、ファシリテーターは、自殺予防の現場臨床に従事している方々が務めます。
学校における自殺予防:基礎と対応法を学ぶ研修会
- 講師・
ファシリテーター - 自殺予防の臨床に従事している日本自殺予防学会会員等
- 開催方法
- 対面研修
- 定員
- 40名(先着順)
- 対象者
- 教員、養護教員、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー
- 講義とグループワークの内容
- 自殺企図行動の基礎、自殺予防の方法論、模擬事例検討による自殺リスクのアセスメント・問題解決アプローチのトレーニング、情報提供
- 研修会開催にあたって
- 本研修会は、「自殺予防」という観点から、心理的な苦しみを抱える子どもたちを救う方法を多職種により幅広い視点で考える研修会です。例えば、「自傷行為」は「自殺」の最大のリスク因子ですが、「自傷をする生徒が身近にいる場合にどのように対応をすればよいのか」ということについて実践的に検討します。自傷行為や自殺には、成育環境や対人関係などが関わる場合もありますが、そこへの働きかけについても学びます。自殺対策に従事している専門家とともに、多職種それぞれの強みを活かしたワークを経験することができます。
(2025年の自殺対策基本法改正により、自殺予防は「学校の責務」とされています。)
理学療法士・作業療法士のための自殺予防基礎研修会
- 講師・
ファシリテーター - 自殺予防の臨床に従事している日本自殺予防学会会員等
- 開催方法
- 対面研修
- 定員
- 40名(先着順)
- 対象者
- 理学療法士、作業療法士
- 講義とグループワークの内容
- 自殺企図行動の基礎、自殺予防の方法論、模擬事例検討による自殺リスクのアセスメント、及び問題解決アプローチのシミュレーションなど
- 研修会開催にあたって
- 理学療法士・作業療法士は、臨床業務に従事する中で、自殺念慮を抱えた患者さんや自殺・自傷企図後の患者さんに対応することが多々あります。しかし、養成校での教育課程や、卒後研修等において、そのような状況の患者さんへの対応の基本や、自殺のリスク評価などについて専門的な内容を学ぶことのできる機会はなかなか得られません。本研修会では、日常臨床の中でどのように患者さんの自殺リスクをアセスメントするのか、あるいは自殺のリスクを有する患者さんの抱える問題にどのようにアプローチしたらよいのかということについて、実際に自殺予防の臨床に従事している講師やファシリテーターから学ぶことのできる貴重な機会となります。
心理職のための自殺予防基礎・
実践研修会
- 講師・
ファシリテーター - 自殺予防の臨床に従事している日本自殺予防学会会員等
- 開催方法
- 対面研修
- 定員
- 40名(先着順)
- 対象者
- 臨床心理士、公認心理師など
- 講義とグループワークの内容
- 自殺企図行動の理解、自殺リスクのアセスメント、自殺予防の方法論、事例検討による自殺リスクのアセスメント・問題解決アプローチの実践トレーニング、情報提供
- 研修会開催にあたって
- 心理臨床において、自殺企図、自傷行為、ないしは自殺念慮への対応は避けて通ることができない課題です。それにもかかわらず、心理臨床の卒前教育コアカリキュラムには、「自殺予防」、「自殺対策」、「自殺企図行動への対応」などは導入されておらず、卒後、生涯教育においても適切な学習機会がなかなか得られないというのが現状です。本研修会では、自殺予防対策に関する基礎知識を学び、グループワークにより複雑事例の検討を行うことにより、自殺リスクの把握と問題解決アプローチ法を学びます。
大学キャンパスにおける学生のメンタルヘルス支援と
自殺予防に関する研修会
- 講師・
ファシリテーター - 自殺予防の臨床に従事している日本自殺予防学会会員等
- 開催方法
- 対面研修
- 定員
- 40名(先着順)
- 対象者
- 学生相談室スタッフ、保健管理センター・スタッフ、学生支援担当教員、学務‣教務課担当者など
- 講義とグループワークの内容
- 学生支援に関する基本的な考えかた、現代の学生のメンタルへルス不調、自殺企図行動の基礎と自殺予防の方法論、事例検討による自殺リスクのアセスメント・問題解決アプローチの実践トレーニング、情報提供
- 研修会開催にあたって
- 現代の大学では、学生の健康不調や修学中断の大半をメンタルヘルス不調が占め、多くの自殺事故が発生していることが知られています。このような状況に対して、多くの大学でにおいて体制が整備されていないことが知られています。本研修会では、大学で学生の支援を担当している学生相談室や保健管理センター、あるいは学務・教務を担当しているかたを対象に、学生支援の基本的なコンセプトを確認し、自殺のリスクアセスメントから問題解決アプローチに至るまでをレクチャーとグループワークにより詳しく、かつ実践的に学ぶことができるものです。講師・ファシリテーター陣は、実際に大学キャンパスや心理臨床の現場で自殺関連行動に対応している専門家で構成されています。
薬剤師のための自殺予防基礎研修会
- 講師・
ファシリテーター - 自殺予防の臨床に従事している日本自殺予防学会会員等
- 開催方法
- 対面研修/講義形式
- 定員
- 40名(先着順)
- 対象者
- 薬剤師
- 講義とグループワークの内容
- 医療・保健と自殺問題、自殺に傾くひとの理解と対応、自殺企図行動の本質と自殺のリスク因子、自殺予防の原則と方法など
- 研修会開催にあたって
- 自殺対策基本法が2025年6月に改正され、医療従事者の自殺予防教育の義務化へと舵が切られました。薬剤師は、患者や身体不調者に最も身近に接する医療専門職の一員です。地域によっては、薬剤師が地域自殺対策のプレイヤーとして最前線で自殺対策に関わっておられます。一方で、薬剤師は他の医療専門職がそうであるように、卒前・卒後教育において自殺予防について学ぶ機会は非常に乏しいというのが現状であり、病院や薬局においてメンタルへルス不調者への対応に悩んでいるという薬剤師の声もよく聞かれます。本研修会は、これ以上でもこれ以下でもないという医療者としてのマストの自殺予防の知識を学ぶことができます。本研修会は、薬剤師が地域や病院で担うべきメンタルヘルス不調者に対する役割を検討する良い機会となることでしょう。





