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第64回日本臨床細胞学会総会(春期大会)

第64回日本臨床細胞学会総会(春期大会)

学会のみどころ

ここに注目!本学会の注目プログラム第1弾

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1.学会展望

会長企画1

本学会法人化10周年記念―歴代理事長が語る日本臨床細胞学会の未来像
日本臨床細胞学会は公益社団法人化10周年を迎えました。法人化に至るまでのプロセスおよび本学会の未来像について歴代理事長から熱いメッセージを会員に届けていただきたいと思いこの企画を立案しました。学会が目指すものを会員一同が共有し、お互いに励まし助け合って今後も活動できるようにと願っています。

2.がんゲノム領域

特別講演2

中釜  斉 先生 (国立がん研究センター理事長)

近年のがん診療は新しい分子標的治療薬、免疫チェックポイント阻害薬の登場により大きく変貌を遂げようとしています。がんゲノム情報の研究成果に基づいた個人のがん診療、予防法を実践するうえで、我が国のゲノム診療の考え方やその将来像を理解することはとても重要です。中釜先生のご講演では最先端の研究成果を含め、わが国の方針についてご講演を賜りたいと思います。

特別講演3

佐谷 秀行 先生 (藤田医科大学がん医療研究センター長、日本癌学会理事長)

佐谷先生はそのご経歴から外科医のマインドを持ちつつ、がんゲノムに関する基礎研究を展開してこられた先生です。現在、藤田医科大学がん医療研究センター長として、がんゲノム情報の研究成果に基づいた成果を臨床応用へとつなげるトランスレーショナルリサーチを展開しつつありますので、その取り組みと今後の展望についてご講演を賜りたいと思います。

3.働き方改革・タスクシフト(特別講義・シンポジウム)

会長企画4

演者 鈴木 康裕 先生 (厚生労働省顧問・国際医療福祉大学学長)

佐々木 毅 先生 (日本病理学会常任理事)
滝野  寿 先生 (日本臨床衛生検査技師会専務理事)
白波瀬浩幸 先生 (日本臨床衛生検査技師会執行理事)

2024年から開始される働き方改革に伴い業種間のタスクシフトは重要なテーマです。本学会では細胞検査士のタスクシフトに焦点をあて、本検査士会のみならず、日本病理学会、日本臨床衛生検査技師会からタスクシフトに造詣の深い先生にご登壇いただき、それぞれの団体からみたタスクシフトについての考え方をご披露いただきます。総論として国の考え方を正しく理解することが重要ですので、最初に鈴木康裕先生から特別講義をいただくことにしています。その後、各団体の考え方をご披露いただき、総合討論をしていきます。

4.ニュースから世界を読む

特別講演1

池上  彰 先生 (名城大学教授、愛知学院大学特任教授、ジャーナリスト)

現在の混沌とした世界情勢について、池上 彰先生から御講演を賜りたいと思います。ロシアによるウクライナ侵攻によって、世界は大変動の時代を迎えています。ロシアのプーチン大統領は、なぜウクライナに侵攻したのか。その理由と、ロシアの苦戦・ウクライナの善戦はなぜもたらされているのか。ここから私たちは何を学ぶことができるのか。最新情報を交えて解説をいただきます。本学会の会員の皆様にはぜひ聴講してほしい教養プログラムです。

5.コミュニケーションを考える

会長企画3 愛知県臨床細胞学会調査結果報告 業種間の「コミュニケーション」について

細胞診業務は様々な職種の人がかかわっています。検体を採取して患者さんにその結果を伝える臨床医、検体から細胞診標本を作製しその判定を行う検査士、判定に責任を持つ専門医が関わっています。職種間のコミュニケーションの多寡により、細胞診判定に大きな影響を与える可能性がありますが、みなさんは職種間で良い関係を保っていますか?愛知県臨床細胞学会では数年にわたりこの問題に取り組んできていますので、その結果をここに報告します。明日からの臨床に役立つことを期待します。

6.子宮頸がん検診・HPVに関する話題

要望講演1

柊元  巌 先生 (国立感染症研究所)

HPVワクチン、HPV検査など、HPVに関する話題は尽きません。HPVについての研究では日本の第一人者である国立感染症研究センターの柊元巌先生にHPVの解説をしていただきます。HPVはどんなウイルスなのでしょう?特に日本人特有のHPV感染などの解説は臨床家にとっても重要な情報です。

要望講演4

中山 富雄 先生 (国立がん研究センター)

子宮頸がん検診にHPV検査を導入する是非が議論されています。日本臨床細胞学会としても今後の細胞診がどうなるのかなど注視していきたいテーマです。我が国の検診システムに関する研究では第一人者である国立がん研究センターの中山富雄先生に現在の論点を解説していただきます。

海外招請講演

Professor Maggie Cruickshank
(Aberdeen Centre for Women's Health Reserch, University of Aberdeen, UK)

子宮頸がん検診にHPV検査の導入の是非についての議論が高まっています。HPV検査が導入されると要精密検査数は増加しますので、精密検査としてのコルポスコピー検査の精度管理も重要です。元イギリスコルポスコピー・子宮頸部病理学会会長で、現在コルポスコピー・子宮頸部病理国際連合の教育委員長であるCruickshank先生に、世界におけるコルポスコピーの精度管理や教育に関するご講演を賜り、我が国における子宮頸がん予防対策について考えてみたいと思います。

国際フォーラム(Global Asia Forum)(会長・国際交流委員会合同企画)

グローバルの視点から見てみると、子宮頸がんの過半数はアジアから報告されています。アジア諸国における子宮頸がん予防戦略において、日本はどのような貢献ができるのでしょうか。このシンポジウムでは、スクリーニング検査で異常と判定された患者の取り扱いに焦点を絞り、細胞診の果たす役割やコルポスコピー検査の実態・教育などについて議論を深め、日本の検診システムを考察する機会になればと思いますし、今後、日本がアジアで果たすべき役割についても考えてみたいと思います。

7.細胞でワクワクしよう

会長企画2

細胞診の醍醐味としてワクワク・ドキドキした症例を提示していただき、匠の技を披露していただきます。これから細胞診を学ぶ人達や実際に細胞診に従事している人に対し、細胞診にますます興味を持ってもらえることを期待して企画しました。

8.市民公開講座

がんゲノムとは何でしょう?ゲノム解析が進み、臨床の現場でもその結果が応用されるようになってきました。先端医療を取り扱う現場での取り組みと今後のゲノム医療の展望について、市民の皆様にわかりやすく講義していただきます。

ここに注目!本学会の注目プログラム第2弾

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1.医療安全セミナー

安田あゆ子 先生 (藤田医科大学病院 医療の質・安全対策部 医療の質管理室)

医療安全を「医療の質管理」ととらえ、ワクワクするような医療サービス提供をどのようにしたらできるのか?という新しい視点からご講演を賜ります。本学会のテーマも十分に考慮していただいた楽しいセミナーと期待しています。

2.医療倫理セミナー

飯島 祥彦 先生 (藤田医科大学医学部生命倫理学 教授)

昨今の医療技術の進歩に伴い、新しい技術が医療現場に導入されてきています。新規医療技術の導入に係る倫理的課題への対応は一筋縄ではいかないと思います。この問題を関係者皆さんでどのように解決していくのか、その手法について手ほどきをしていただけるような、先端医療に関わる医療者必見の興味あるセミナーです。

3.感染対策セミナー

川名  敬 先生 (日本大学医学部産婦人科学系産婦人科学分野 教授)

新興・再興感染症のパンデミックは、SARS-Cov2に限らず、今後も発生すると予想されています。医療従事者として、求められる対策も地域や施設により様々であることが明らかとなってきました。今回のパンデミックを教訓として、我々はどのように対処していくべきなのか、今後の対策を考えるうえで示唆に富むセミナーと期待しています。

ここに注目!本学会の機器展示のみどころ

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ブース番号 企業名 企業展示のみどころ!
22 プレシジョン・システム・サイエンス株式会社 FFPEや細胞診といった病理組織・細胞検体を用いた体細胞遺伝子検査で必要となる核酸(DNA/RNA)抽出。ぜひ一度、PSSの自動核酸抽出システム「マグリード」をご覧になってください。省力化だけでなく、検査の質向上にお役立てください。
ゼク・テック株式会社 数多くの実績と経験をもとにお客様の安全と使いやすさを最優先に考え、お客様の理想を形にできるように常に前進しています。日頃、不安に思っていることや、気になる事のご相談もお気軽にしてください。弊社は小さいながらも全国規模で走り回っていますので、いろんな方法をご提案できると思います。まずは、ブースに足をお運びください。今年のノベルティはなんだろな??だけでも結構です。ぜひぜひ、お気軽にお越しください。
1 フェザー安全剃刀株式会社 フェザーでは、病理標本作製で使用する様々なメスをラインナップしております。代表的なものでは多くのお客様にご愛用頂いている「ミクロトーム替刃」がありますが、その他にも安全に切り出しを行うための「セーフティトリミングナイフ」や、研磨が不要な「替刃式剪刀」など、様々な製品がございます。また薄切に関しては、より良い標本作製にお役立ていただくため「薄切ハンドブック」をご準備しておりますので、是非ブースにお立ち寄りください。
15 杉研商事株式会社 臓器標本の写真撮影装置の他、撮影に便利なアクセサリー類を展示しています。また、写真撮影装置専用のホルムアルデヒド換気装置は動画でご覧いただけます。
19 シスメックス株式会社 AmoyDx®肺癌マルチ遺伝子PCRパネルはKRAS、RETを追加した7遺伝子マルチプレックス検査として保険適用となりました。本検査の最新情報のほか、院内導入に向けたご相談も承ります。OSNATH法を用いる専用装置RD-200の実機を展示致します。こちらは病理検査技師・病理医を中心にリンパ節へのがん転移判定診断補助のために全国でご利用頂いております。この機会にご来場頂けますと幸いです。
8 MDPI - Academic Open Access Publishing since 1996 [オープンアクセスといえばMDPI] MDPIはオープンアクセス論文出版総数世界第一位の学術出版社です(2023年5月現在)。本学会では、Cells誌(IF: 7.666)、 Cancers誌(IF: 6.575)、 Diagnostics誌(IF: 3.992)、 Medicina誌(IF: 2.948)およびMedical Sciences誌を主にご紹介いたします。また、論文掲載料割引券やノベルティグッズもご用意しております。
スペース
小間 D
日本ベクトン・ディッキンソン株式会社 BDブースでは、LBC関連製品、 標本作製装置、HPV 検査関連製品の展示に加え、さまざまなワクワク体験を企画しております。シュアパス標本の見え方を体験頂く鏡検ブースや、実際の標本を用いたBDシュアパスTH法による子宮内膜細胞診のブースセッション、WE HOPEキャンペーンのフォトブース等を準備しております。皆さまのお越しをスタッフ一同ドキドキしてお待ちしておりますので、ぜひ お立ち寄りください。
7 株式会社CYBO 私たちは3D高画質イメージング技術を用いて、これまで困難であるとされていた細胞診標本のデジタル化を実現しました。顕微鏡と相違ない美しいデジタル画像で細胞診標本を観察することが可能です。また、この細胞診データから、標的細胞を分類するAIを開発しています。ブースでは細胞診標本撮影のためのスライドスキャナを展示しております。また、実際にデジタル化した細胞診画像もご覧いただけます。ぜひ弊社ブースまでお越しください。
3 株式会社VIPグローバル 昭和55年8月、健康医療と美容器具の販売会社としてスタートし、展示会を通して当社オリジナル商品フットマッサージャーを販売しています。今回ご紹介する「B’Flow(ビー・フロー)」は、足裏の反射区(ツボ)療法を施すこともできる究極の血行促進用管理医療器具です。5分間の使用で5Kmの懸命歩行に匹敵する爽快感をぜひお試しください!
スペース
小間 E
ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社 ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社のブースでは、免疫染色装置の新機種、HE染色装置、新機種を含む2種類のWSIスキャナー、WSI閲覧ビューワーや画像解析ソフトウェアを展示しております。また、HER2低発現乳癌のコンパニオン診断薬として注目を集めているHER2(4B5) IHCなど、メディカルバリューの高い検査項目の資材もご用意しております。是非ブースにお立ち寄りいただき、幅広い領域をカバーする弊社の病理製品をご体感ください。
11 アジア器材株式会社 アジア器材は、臨床検査をはじめとする多くの分野で必要とされる「プラスチック器材」を扱う製造メーカーです。今まで現場の方々から頂いた様々なご要望を形にすることで、製品ラインナップを充実させて参りました。その姿勢は変わらずに、これからも「現場の方々の声」を大切にしながら新しい製品作りを進めていきます。今後も続々リリースされるアジア器材の新商品にぜひご注目ください。
24 大和光機工業株式会社 ミクロトームを使用した薄切に関してお困りがありましたらおいでください。できる限りご返答させていただきます。
(実機用意あり)
6 株式会社インテック インテックの「EXpath」は、全国約120施設に導入されている病理・細胞診検査業務支援システムです。検査受付から報告書作成まで多彩な機能を搭載し、病理検査に必要となる膨大な情報を一括管理。4月に販売を開始した「EXpath」Ver.5では、新たにダッシュボード機能や試薬管理機能を追加し、画像処理機能の高度化、他施設との医療情報連携機能も強化。ブースのデモ機で是非、新機能をお確かめください!
スペース
小間 B
アジレント・テクノロジー株式会社 病理部門におけるIHC/特殊染色/PD-L1検査に関する展示を中心に行います。特に「ダコ Artisan Link Pro」は、一貫性のある染色と、簡単で安全性を重視した特殊染色装置で、実機をご覧頂けます。特に免疫染色と特殊染色の業務効率化にご興味のある皆様は是非お越しください。
21 村角工業株式会社 「PiT LASER 40」包埋カセット用レーザー式プリンター
2~3秒/1カセットで,素早く印字。色んな形状のカセットに対応可能。検体を入れたままの印字も可能。
「スライドガラスケースSTRONG GREAT」
「カセッターベスト」耐震機能付き収納 
大切な標本やブロックを,地震の揺れから守ります。
「Tissue Keeper HM-MT」美しい標本作りの補助製品
ブロック作成時に検体を、綺麗且つ自由自在に配置できます。
16 近江八幡市 近江八幡市は、滋賀県のほぼ中央に位置し、古くから農業を中心に栄え、ラムサール条約の登録湿地である西の湖や琵琶湖で最大の島である沖島を有しています。近江八幡市とつながりの深い、【西川株式会社】の寝具や【たねや】と洋菓子舗【クラブハリエ】のスイーツの他、日本三大和牛「近江牛」生産量日本一の近江八幡市から大人気の品を展示・紹介させていただきます。
13 カシオ計算機株式会社 「子宮頸部の撮影をはやく、簡単に、精細に」をコンセプトに開発した子宮頸部観察/撮影用デジタルカメラ「コルポカメラ/DZ-C100」、操作性・利便性を徹底追及した専用のカメラスタンドの実機を展示しています。子宮頸部観察に役立つ機能を集約したコルポカメラをこの機会にぜひご体験ください!
20 株式会社 常光 平素は格別のご愛顧を頂き厚く御礼申し上げます。
弊社では企業展示(小間番号:20)にて、主に以下の製品を展示予定です。
・マルチレーザープリンタSmart Marker
・卓上細胞診標本作製装置WisePrep Duet
・マルチラベルプリンタ
・標本自動整理装置/小型光触媒プッシュプル装置と動画記録用カメラシステム※いずれも試作機
・LBP/ヒストラ FISHシリーズ
ぜひ常光ブースへのご来臨を賜りますようご案内申し上げます。
スペース
小間 A
サクラファインテックジャパン株式会社 -すべては、“がん診断の進展”のために-
標本作製からデジタル病理診断まで、サクラファインテックジャパンは病理のトータルソリューションプロバイダーとして、最適な製品、試薬、サービスを提案いたします。
●主な展示品
自動染色装置 ティシュー・テック プリズマ プラス
フィルム式自動封入装置 ティシュー・テック フィルム
CNA-Net「病理」病理支援システム
病理ホールスライド画像診断補助装置 ナノズーマー S360MD
27 ホロジックジャパン株式会社 弊社、ホロジックジャパン株式会社の展示ブースでは、ThinPrep®を用いた液状検体細胞診による最新の細胞像(子宮頚部、内膜、尿)をご覧いただける資料と共に、高リスク型HPVのE6 / E7 mRNAを検出することの出来る独自の検出法(アプティマ® HPV)に関するデータ並びにHPV検査に関する各国の最新データを動画にて皆様へお届けする予定です。是非、お立ち寄りください。

※順不同、希望企業のみ掲載

機器展示会場

機器展示会場

イベントホール出展企業

イベントホール出展企業
  • 大会事務局

    藤田医科大学医学部 産婦人科学講座

    〒470-1192 愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪1番地98

  • 運営事務局

    株式会社コンベンションリンケージ内

    〒460-0008 名古屋中区栄3-32-20 朝日生命ビル

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