会長挨拶

第54回日本乳腺甲状腺超音波医学会学術集会
会長　檜垣　直幸（野口病院　内科部長）

テーマ：「像から学び、診療につなぐ」

このたび、第54回日本乳腺甲状腺超音波医学会学術集会（JABTS54）の会長を拝命し、2026年9月26日（土）・27日（日）の2日間、大分県別府市の別府国際コンベンションセンター（ビーコンプラザ）にて開催する運びとなりました。まずは、このような貴重な機会をいただきましたことに、心よりお礼申し上げます。

本学術集会のテーマは、「像 〜像から学び、診療につなぐ〜」　といたしました。日常診療において、私たちは超音波像に映し出された情報から多くを学び、その学びを患者様の診療に還元してまいりました。本学術集会では、この「像から学ぶ」という原点に立ち返り、最新の知見や技術を共有しながら、臨床に直結する実りある学びの場を提供したいと考えております。

参加者の皆様が日常診療に役立つ知識や技術を深められるよう、プログラムの充実に鋭意努めてまいります。また、意見交換や経験の共有を通じて、超音波診断に関わる知識と技術を高める機会としていただければ幸いです。

別府市での本学術集会は、2014年10月に村上司先生が会長を務められたJABTS33以来、12年ぶりの開催となります。別府は温泉文化に恵まれ、自然や歴史・伝統にも彩られた街です。湯けむり漂う街並みや温泉施設は、参加者の皆様が日常の喧騒を離れて心身をリフレッシュする場としても最適です。学会の合間や終了後には、ぜひ別府の魅力を存分にお楽しみください。

皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げます。