第33回 日本エイズ学会学術集会・総会 [The 33rd Annual Meeting of the Japanese Society for AIDS Research] 第33回 日本エイズ学会学術集会・総会 [The 33rd Annual Meeting of the Japanese Society for AIDS Research]

熊本市長挨拶

熊本市長 大西 一史

「第三十三回日本エイズ学会学術集会・総会」が、盛大に開催されますことを心よりお慶び申し上げますとともに、全国各地から熊本にお越しくださいました皆様方を、熊本市民を代表して心から歓迎申し上げます。

貴会におかれましては、日頃からHIV/エイズの学術研究・普及啓発の推進をはじめ、予防・診断から治療の充実にいたるまで多大なるご貢献を賜っておりますことに深く敬意と感謝の意を表する次第でございます。

さて、本市におけるエイズ対策につきましては、熊本大学、医師会、教育関係機関などの協力により、平成10年度にエイズ総合対策推進会議を設置し、「正しい知識の普及啓発」と「検査体制の充実」の二本柱で取り組んでおります。

このような中、会員の皆様が一堂に会し、「HIVサイエンス新時代」をテーマとした本会が開催されますことは、誠に意義深く、この機会を通じてさらに研究、交流を深められ、HIV/エイズ治療等の進展に繋がるものと確信しております。

本市としましては、今後とも感染対策はもとより、HIV感染者、エイズ患者への差別・偏見のない地域社会づくりを目指し、正しい知識の普及啓発を推進していきたいと考えておりますので、会員の皆様方にはなお一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

結びに、本会のご盛会と貴会のさらなるご発展、並びに本日ご参加の皆様方のご健勝とご活躍を祈念申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。