第45回 日本血液事業学会総会

総会長挨拶

第45回日本血液事業学会総会開催の
ご挨拶

第45回日本血液事業学会総会 総会長 紀野修一氏 第45回日本血液事業学会総会
総会長:紀野 修一
(日本赤十字社北海道ブロック血液センター)

ー 会場変更に際して ー(2021年7月15日)

 会員の皆様、お元気にお過ごしでしょうか?
 皆様に重要なお知らせがあります。

 第45回総会は、2021年11月9日〜11日の3日間にわたり、札幌コンベンションセンターで開催する予定でしたが、同センターが新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場となったため、会場を『ロイトン札幌』に変更しました。新型コロナウイルス感染症の収束はまだ見通せませんが、予定通りハイブリッド方式で開催するように準備を進めております。会場は変更になりましたが、皆様の成果を発表し討論できる場は確保されていますのでご安心下さい。

 すでに、一般演題応募は締め切られ、今回の総会テーマである「ニューノーマルにおける血液事業 ー改善から改革・変革へー」にそって、最終的なプログラム編成を行っています。多くの仲間が札幌の地に集まり、ニューノーマルにおける血液事業をどのように創り上げ、どのように運用し、そして発展させていくのか、有意義なディスカッションができることを期待しています。

 2021年7月現在、WHOがパンデミック宣言を出してから約1年半経過しました。感染拡大を抑え込むために緊急事態宣言、まん延等防止措置が繰り返し発令され様々な対策がとられ、さらにコロナウイルスワクチン接種も進みつつありますが、いまだ感染は収束しそうにありません。学会が行われる11月にはコロナウイルス感染症が収まっていることを期待しています。

 

 晩秋の札幌で皆さまにお目にかかれることを楽しみにしています。

第45回日本血液事業学会総会開催のご挨拶

 会員の皆さま、お元気ですか?
 第45回日本血液事業学会総会長を拝命した北海道ブロック血液センターの紀野修一です。第45回総会は、2021年11月9日~11日の3日間にわたり、札幌コンベンションセンターで開催する予定です。とはいっても、一同が札幌に集まった形で開催できるかは、本挨拶文を書いている時点(2020年秋)では不透明です。広島で行われる予定だった第44回総会は新型コロナウイルス感染拡大の影響で誌上開催となりました。学会開催の大きな意義は、皆さまが研究した成果を発表し、関係者と様々なディスカッションをすることです。2年続けて誌上開催となると本学会のアクティビティーが極度に低下するのは必至です。第45回総会では発表と討論の場を確保し、総会の使命を果たせるよう最善を尽くす予定です。

 今回の総会のテーマは、「ニューノーマルにおける血液事業 ー改善から改革・変革へー」としました。思い起こせば2014年、故田所憲治本部長は、血液事業の財政立て直しのために、広域事業体制と血液事業情報システムを生かす「事業の見直しと改善」を打ち出しました。強力なリーダーシップのもとに各地域での様々な改善活動が実を結び、財政赤字は解消されました。さあこれから新しい血液事業を作っていこうとしている矢先に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界中を席巻しました。中国の湖北省武漢市で原因不明の肺炎患者が発生したと報告されてから僅か3ヶ月後には、COVID-19は世界中に拡大し、WHOはパンデミックを宣言しました。  COVID-19拡大初期には人と人がふれあうことを避けるために、不要不急の外出自粛、都道府県をまたいだ移動の自粛、学校を含めた人の大勢集まる場所の閉鎖や会合の中止などの対策が取られました。しかし、現在は経済活動が成り立たなくなるためソーシャルディスタンシングを保った上での社会活動が再開し始めています。

 COVID-19を制御する手段は確立しておらず、その収束はいまだ目途が立たっていません。われわれは新型コロナウイルスと共存しながら、血液事業を継続していかなければなりません。beforeコロナに戻ることは不可能です。withコロナの今、afterコロナを見据えて、献血者の善意を、血液製剤を必要としている方々に安定的に届けるための新たな方策・システムを構築することが必須です。それには、慣れ親しみつつある「改善活動」を総動員してもパワー不足が否めません。ニューノーマルといわれる社会にフィットする血液事業を創出するためには、「改善」を超越する大きな変化が必要です。現状の基盤を維持しつつ変えていく「改革」はもとより、ある部分では現状の基盤を100%ガラリと変えてしまうような「変革」が必要となることもあるかも知れません。皆で知恵を出し合い、ニューノーマルにおける血液事業をどのように創り上げ、どのように運用し、そして発展させていくのか、この総会では考えてみたいと思います。札幌の地に多くの仲間が参集し、有意義なディスカッションが十分にできることを期待しています。

 COVID-19の収束を祈りつつ、2021年晩秋の札幌で皆さまにお目にかかれることを楽しみにしています。

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