The 34th Annual Meeting of the Japan Broncho-esophagological Society for Board Certified Physicians
日本ペインクリニック学会第58回学術集会

ログラム

日程表

会長講演(基調講演)

痛みを診るプロフェッショナルを目指して

2024/7/19(金)9:05-9:30 第1会場 栃木県総合文化センター 大ホール

座長

花岡 一雄

東京八重洲クリニック

演者

濱口 眞輔

獨協医科大学医学部 麻酔科学講座

招請講演

How to become a professional of pain medicine

2024/7/19(金)11:00-12:00 第1会場 栃木県総合文化センター 大ホール

座長

斎藤 洋司

益田地域医療センター医師会病院、島根大学医学部緩和ケア学

演者

Robert van Seventer

Erasmus MC, Research Center for Pain Medicine, Rotterdam, Netherlands

ポイント

World Society of Pain Clinicians(WSPC)の理事長であるRobert van Seventer先生をお招きしました。臨床のエキスパート、プロフェッショナルについての歩みとお考え、信念をお話しいただきます。

招待講演

医師として,作家としてみた緩和ケアの現状とあり方

2024/7/19(金)15:10-16:10 第1会場 栃木県総合文化センター 大ホール

座長

濱口 眞輔

獨協医科大学医学部 麻酔科学講座

演者

南 杏子

医師、作家

ポイント

医師であり作家である南杏子先生(主な著書:「いのちの停車場」、「ディア・ペイシェント」、「サイレント・ブレス」 などなど)をお招きしました。医師、作家のエキスパート、プロフェッショナルの姿勢をお話しいただきます。

特別講演

特別講演1
痛みの診断法-診断のプロはどこに注目するのか?-

2024/7/19(金)9:40-10:40 第1会場 栃木県総合文化センター 大ホール

座長

山口 重樹

獨協医科大学医学部 麻酔科学講座

演者

志水 太郎

獨協医科大学医学部 総合診療科学講座

ポイント

総合診療医学で痛みという症状にどのようにアプローチするか、専門分野の先生のお考えをお話し頂きます。とくに、内臓痛ではなく、体性痛に焦点を当ててお話し頂きます。

特別講演2
日本ペインクリニック学会の現状と今後の課題

2024/7/19(金)11:00-12:00 第2会場 栃木県総合文化センター 小ホール

座長

細川 豊史

洛和会丸太町病院

演者

飯田 宏樹

中部国際医療センター 麻酔・疼痛・侵襲制御センター

演者

井関 雅子

順天堂大学医学部附属順天堂医院 麻酔科

追悼講演(memorial lecture)

宮崎東洋先生を偲ぶ

2024/7/19(金)14:20-15:00 第1会場 栃木県総合文化センター 大ホール

座長

北島 敏光

鷲谷病院

演者

北島 敏光

鷲谷病院

演者

井関 雅子

順天堂大学医学部附属順天堂医院 麻酔科

ポイント

2023年に去られた宮崎東洋先生を追悼する企画です。宮崎先生のご功績やお人柄を所縁の深い先生方にお話しいただきます。

教育講演

教育講演1
仮題:プロが語る超音波神経解剖のポイントと描出のコツ(まずは,正常の構造を描出しよう)

2024/7/19(金)9:40-10:40 第2会場 栃木県総合文化センター 小ホール

座長

小森 万希子

東京女子医科大学附属足立医療センター麻酔科

演者

中本 達夫

関西医科大学 麻酔科学講座

ポイント

超音波ガイド下神経ブロックを行うには正常の解剖を描出できなければならないので、その抽出のコツ、正常なバリエーション、針を描出するコツをお話し頂きます。

教育講演2
仮題:スペシャリストが語る痛みの臨床研究

2024/7/19(金)11:00-12:00 第5会場 ホテル宇都宮東武G 松柏Ⅰ

座長

成田 年

星薬科大学

演者

辻 収彦

慶應義塾大学医学部 整形外科学教室

ポイント

痛みの臨床研究などに関して、施設での申請方法、倫理的配慮の実際、オプトアウトの設け方にも軽く触れて解説して頂きます。(演者の研究の進捗状況が漏れることのないようにオンデマンド配信は致しません)

教育講演3
仮題:医療訴訟には、このような事例があることに注意する

2024/7/19(金)9:40-10:40 第8会場 ホテル宇都宮東武G 龍田Ⅱ

座長

奥田 泰久

獨協医科大学埼玉医療センター

演者

未定

ポイント

医療訴訟は明らかに医師の不注意による事例が多いですが、日常診療中でのわずかなきっかけが元で訴訟に至る例もあると思います。そのような事例についてお話し頂きます。

教育講演4
仮題:プロが語るリハビリテーションの実践(日常診療に取り入れられる指導の数々,指南します)

2024/7/19(金)11:00-12:00 第8会場 ホテル宇都宮東武G 龍田Ⅱ

座長

金井 昭文

北里大学麻酔科

演者

松原 貴子

神戸学院大学

ポイント

痛みの治療に運動療法、リハビリテーションは欠かせませんが、リハビリテーション部門への紹介のみならず、外来やベッドサイドで指導可能なリハビリテーションもあるはずです。医師が短時間に適切に指導できるリハビリテーションについてお話し頂きます。

教育講演5
仮題:「プロフェッショナリズム教育」で,どのように医学生に「痛み」を教えるか?

2024/7/19(金)15:10-16:10 第2会場 栃木県総合文化センター 小ホール

座長

飯田 宏樹

中部国際医療センター 麻酔・疼痛・侵襲制御センター

演者

北村 聖

獨協医科大学教育支援センター

ポイント

演者の北村先生には、2023年の佐賀にて教育に関するご講演を賜っています。どのような教育が必要か、考えるきっかけになれば良いと考えています。

教育講演6
仮題:脊椎外科のプロが語る脊髄疾患の診療(所見の取り方,検査,最新の知見)

2024/7/19(金)15:10-16:10 第3会場 栃木県総合文化センター 特別会議室

座長

田邉 豊

順天堂大学医学部附属練馬病院麻酔科・ペインクリニック

演者

稲見 聡

獨協医科大学医学部 整形外科学教室

ポイント

ペインクリニック医が患者を診る際の脊髄疾患の所見のとり方、検査法の選択などの基本をお話しいただき、その後に脊髄疾患に関する最新の知見(新しい治療法など)をお教え頂きます。

教育講演7
仮題:神経内科のプロが語る末梢神経障害の診療(所見の取り方,検査,最新の知見)

2024/7/19(金)16:30-17:30 第1会場 栃木県総合文化センター 大ホール

座長

鈴木 孝浩

日本大学 麻酔科

演者

國分 則人

獨協医科大学医学部 神経内科学講座

ポイント

ペインクリニック医が患者を診る際の末梢神経所見のとり方、検査法の選択などの基本をお話しいただき、その後に脳神経内科領域疾患に関する最新の知見をお教え頂きます。

教育講演8
仮題:歯科のプロが語る口腔顔面痛の診療(所見の取り方,検査,最新の知見)

2024/7/19(金)16:30-17:30 第2会場 栃木県総合文化センター 小ホール

座長

小板橋 俊哉

東京歯科大学市川総合病院麻酔学

演者

大野 由夏

明海大学歯学部 病態診断治療学講座歯科麻酔学分野

ポイント

ペインクリニック医が患者を診る際の口腔顔面痛の所見のとり方、検査法の選択などの基本をお話しいただき、その後に口腔顔面痛に関する最新の知見(新しい治療法など)をお教え頂きます。

教育講演9
仮題:放射線科のプロが語る痛みの画像診断と治療戦略(IVR)

2024/7/20(土)9:30-10:30 第6会場 ホテル宇都宮東武G 松柏Ⅱ

座長

齋藤 繁

群馬大学麻酔科

演者

曽我 茂義

獨協医科大学医学部放射線医学講座

ポイント

演者の曽我先生に放射線科のプロが語る痛み疾患の画像診断と可能であれば治療戦略(IVR)についてお話しいただきたいと思います。とくに、放射線科医のみが診断し得る疼痛疾患などをお話し頂きます。

教育講演10
仮題:プロが語る痛みの漢方治療(西洋薬では改善しにくい症状への対処法)

2024/7/20(土)10:50-11:50 第4会場 栃木県総合文化センター 第一会議室

座長

大畑 光彦

岩手大学

演者

穴山 玲子

高知医療センターペインクリニック科

ポイント

漢方薬は薬物療法の選択肢として有用です。漢方医学を得意とする穴山先生に漢方医学の有用性をお話しいただきます。

教育講演11
仮題:プロが語る超音波ガイド下神経ブロック(主に脊柱管内ブロックでのDoとDon't)

2024/7/20(土)13:30-14:30 第4会場 栃木県総合文化センター 第一会議室

座長

堀田 訓久

自治医科大学

演者

臼井 要介

水谷痛みのクリニック

ポイント

近年、超音波ガイド下神経ブロックは末梢神経のみならず、脊椎幹内ブロックでも用いられますが、正しく解剖構造を描出できないと中枢神経損傷の危険が生じます。その注意点を述べていただき、その他の超音波ガイド下神経ブロックの最新の知見についてもお話しください。

教育講演12
仮題:プロが語る頭頚部神経ブロックのコツと注意点

2024/7/20(土)13:30-14:30 第8会場 ホテル宇都宮東武G 龍田Ⅱ

座長

山内 正憲

東北大学麻酔科

演者

渡邉 恵介

奈良県立医科大学附属病院 ペインセンター

ポイント

頭頚部疾患の神経ブロックについて、三叉神経ブロック、後頭神経ブロック、椎間関節ブロック、星状神経節ブロックなどについて、超音波ガイド下法とランドマーク法のコツと注意点をお話し頂きます。(個人的にはランドマーク法を理解することは解剖を学ぶ上で重要と考えています)

教育講演13
仮題:プロが語る痛みの光線療法(ただの+αの治療ではない)

2024/7/20(土)14:50-15:50 第4会場 栃木県総合文化センター 第一会議室

座長

藤井 宏一

獨協医科大学医学部 麻酔科学講座

演者

井出 康雄

埼玉医科大学 麻酔科

ポイント

レーザー治療、光線療法は侵襲的治療が困難な患者に有用です。日本レーザー治療学会の重鎮である井出先生にレーザー治療、光線療法の有用性をお話しいただきます。

シンポジウム(120分)

シンポジウム1
仮題:脊髄刺激療法を成功させるにはどうすべきか?

2024/7/19(金)9:40-11:40 第3会場 栃木県総合文化センター 特別会議室

座長

高雄 由美子

兵庫医科大学 ペインクリニック部

安部 洋一郎

NTT東日本関東病院 ペインクリニック科

演者

中川 雅之

NTT東日本関東病院 ペインクリニック科

演者

立山 真吾

潤和会記念病院 麻酔科ペインクリニック

演者

小林 怜音

昭和大学医学部麻酔科学講座

演者

篠崎 未緒

獨協医科大学医学部 麻酔科学講座

ポイント

脊髄刺激療法を成功させるには、患者選択、期待できる効果と限界を理解して頂くこと、適切な刺激部位への留置を含む手術手技、術後の感染対策、退院後の症状に合わせた調節などが重要となります。これらに関して、シンポジウムで掘り下げて討論してください。

シンポジウム2
仮題:集学的痛み治療はどこまで進んでいるのか?

2024/7/19(金)9:40-11:40 第4会場 栃木県総合文化センター 第一会議室

座長

福井 聖

愛知医科大学 痛み医療開発寄付講座

牛田 享宏

愛知医科大学医学部 疼痛医学講座

演者

井上 真輔

愛知医科大学医学部 疼痛医学講座

演者

松井 美貴

日本大学医学部麻酔科学系麻酔科学分野

演者

前田 愛子

九州大学大学院 医学研究院 外科学講座 麻酔・蘇生学分野

演者

木村 嘉之

獨協医科大学医学部 麻酔科学講座

ポイント

集学的痛み治療は慢性疼痛治療に必須な手段ですが、全ての施設で実施可能ではありません。問題となっているのは紹介受診が困難なことかもしれません。また、他職種連携を行う際に、スタッフが不足する業種もあるはずです。そのような現状での外来診療の問題点と診療拠点拡充の方策、さらには、現在の集学的痛み治療のトピックスに触れていただきます。

シンポジウム3
仮題:緩和ケアにおけるチーム医療にどんな課題があるのか?

2024/7/19(金)9:40-11:40 第6会場 ホテル宇都宮東武G 松柏Ⅱ

座長

田口 奈津子

千葉大学

白川 賢宗

獨協医科大学医学部麻酔科学講座

演者

西木戸 修

昭和大学横浜市北部病院緩和医療科

演者

山田 圭輔

金沢大学附属病院麻酔科蘇生科

演者

橋本 龍也

島根大学

演者

小杉 寿文

地方独立行政法人佐賀県医療センター 好生館緩和ケア科

ポイント

緩和ケアのチーム医療は十分に浸透している感があります。しかし、他職種連携を行う際にスタッフが不足する業種もあるはずです。医師、看護師、心理士などの配置に必要な働きかけを緩和医療学会などではどのように対応しているのか、患者対応で近年変わってきたことはあるのか、などに触れていただきます。

シンポジウム4
仮題:神経ブロックでなければ対応できない疾患はあるのか?

2024/7/19(金)9:40-11:40 第7会場 ホテル宇都宮東武G 龍田Ⅰ

座長

五十嵐 孝

自治医科大学麻酔科学教室

境 徹也

佐世保共済病院ペインクリニック麻酔科

演者

深澤 圭太

ふかざわ痛みのクリニック

演者

山口 忍

よしむらペインクリニック

演者

藤原 亜紀

奈良県立医科大学麻酔・ペインクリニック科

演者

木村 信康

湘南藤沢徳洲会病院 痛みセンター

ポイント

ペインクリニックでは神経ブロック中心の治療から薬物療法が主軸に変わりつつあると思います。しかしながら、交感神経活動が関わる痛みや神経ブロックでなければ治療しえない疾患もあります。また、治療兼診断のためにも神経ブロックはは有用です。症例報告などを集積して、これらの疾患に対する神経ブロックの有用性を先生方でご討論いただきます。

シンポジウム5
仮題:ペインクリニックでの開業における問題点はあるのか?

2024/7/19(金)15:10-17:10 第4会場 栃木県総合文化センター 第一会議室

座長

吉村 文貴

よしむらペインクリニック

平川 奈緒美

佐賀大学医学部 麻酔・蘇生学教室

演者

柳原 尚

名古屋栄ペインクリニック

演者

山上 裕章

ヤマトペインクリニック

演者

村井 邦彦

村井クリニック

演者

吉村 文貴

よしむらペインクリニック

ポイント

このシンポジウムは麻酔科医のキャリアパスを考える一環として企画しました。臨床に重きを置いた麻酔科医は麻酔、救急集中治療に加えてペインクリニック・緩和ケアの専従や開業がキャリアパスとして挙げられます。これらの症例経験などを通じて、プライマリーケアの際の注意点や緩和ケアにおける24時間対応などの問題点についてご討論頂きます。

シンポジウム6
仮題:痛みの研究はどこまで進んでいるのか?

2024/7/19(金)15:10-17:10 第5会場 ホテル宇都宮東武G 松柏Ⅰ

座長

廣瀬 宗孝

兵庫医科大学麻酔科学・疼痛制御科学講座

高薄 敏史

獨協医科大学医学部麻酔科学講座

演者

倉田 二郎

東京慈恵会医科大学麻酔科学講座

演者

國分 伸一

獨協医科大学麻酔科学講座

演者

葛巻 直子

星薬科大学 薬理学研究室

演者

猪股 伸一

筑波大学医学医療系麻酔蘇生学

ポイント

キャリアパスの柱として研究は重要です。とくに痛みの機序解明やその制御の基礎研究は医学の進歩のうえで必要ですので、これまでの痛み研究の歴史に少し触れつつ、現在の研究分野で行われている内容をご解説頂きます。(このシンポジウムでの発表者の研究の進捗状況が漏れることのないようにオンデマンド配信を致しません)

シンポジウム7
仮題:術後痛対策(とくに術後慢性痛)の問題点は何か?

2024/7/19(金)15:10-17:10 第6会場 ホテル宇都宮東武G 松柏Ⅱ

座長

川股 知之

和歌山県立医科大学附属病院麻酔科

演者

沼田 祐貴

獨協医科大学 麻酔科

演者

合谷木 徹

東京医科大学 麻酔科学分野

演者

田中 聡

信州大学医学部 麻酔科蘇生科

演者

飯田 良司

日本大学病院麻酔科

ポイント

術後痛管理はペインクリニック学会が対策を表明した新しい専門領域です。術後急性痛は術後痛学会で討論されますので、このシンポジウムでは術後慢性痛になる病態機序や、術後慢性痛として知られている疾患(脊椎手術後症候群、開胸術後症候群や乳腺摘出術後症候群など)の現状と対策(神経ブロック、薬物療法など)の方向性について討論して頂きます。

シンポジウム8
仮題:ペインクリニックでのアプローチが有用な疾患とはなにか?

2024/7/20(土)9:30-11:30 第1会場 栃木県総合文化センター 大ホール

座長

橋爪 圭司

高井病院 麻酔科ペインセンター

山口 敬介

順天堂東京江東高齢者医療センター麻酔科・ペインクリニック

演者

上島 賢哉

NTT東日本関東病院ペインクリニック科

演者

住谷 昌彦

東京大学医学部附属病院 緩和ケア診療部・麻酔科・痛みセンター

演者

松本 禎久

がん研有明病院緩和ケアセンター

演者

關山 裕詩

帝京大学医学部 麻酔科

ポイント

近年、新たな疼痛治療薬が開発されていくとともに各診療科で痛みの治療が進められています。その中で、ペインクリニックでなければ対応できない疾患もあるはずです。シンポジウム4の「神経ブロックでなければ対応できない疾患はあるのか?」と同様の企画ですが、主にペインクリニックでの薬物療法や手術療法によるアプローチが有用な疾患についてご討論ください。会長としては帯状疱疹後神経痛などもこの範疇に入ると思っています。

シンポジウム9
仮題:疼痛患者の診断のポイントはなにか?(問診ツール,画像診断,神経ブロック)

2024/7/20(土)9:30-11:30 第5会場 ホテル宇都宮東武G 松柏Ⅰ

座長

小杉 志都子

慶應義塾大学病院麻酔科

青山 幸生

車田病院麻酔科

演者

小林 如乃

昭和大学 ストレスマネジメント研究所

演者

林 摩耶

NTT東日本関東病院 ペインクリニック科

演者

千葉 聡子

順天堂大学医学部附属順天堂医院 麻酔科・ペインクリニック

演者

大岩 彩乃

東京慈恵会医科大学医学部 麻酔科学講座・非常勤講師

ポイント

痛みは侵害受容性、神経障害性、痛覚変調性、心理社会性などに分類されています。さらに、各々に分類された疾患のoverlapも臨床的には多くみられます。このような疼痛疾患患者では、治療を始める前には適切な診断(評価)が必要なのですが、診療現場では診察の時間も限られています。どのように診断を進めていくか、そのポイントは何か、をご討論頂きます。

シンポジウム10
仮題:仙腸関節障害を考える(仙腸関節研究会ジョイント企画)

2024/7/20(土)13:50-15:50 第6会場 ホテル宇都宮東武G 松柏Ⅱ

座長

前田 倫

西宮市立中央病院 麻酔科・ペインクリニック内科・外科

黒澤 大輔

独立行政法人地域医療機能推進機構 仙台病院 整形外科

演者

村上 栄一

JCHO仙台病院

演者

黒澤 大輔

独立行政法人地域医療機能推進機構 仙台病院 整形外科

演者

前田 倫

西宮市立中央病院 麻酔科・ペインクリニック内科・外科

演者

中村 かんな

埼玉県医科大学 国際医療センター

演者

佐々木 健

JCHO仙台病院 理学療法科

ワークショップ(60分)

ワークショップ1
仮題:オピオイド鎮痛薬でなければ対応できない疾患はあるのか?

2024/7/19(金)9:40-10:40 第5会場 ホテル宇都宮東武G 松柏Ⅰ

座長

加藤 実

春日部市立医療センターペインクリニック内科

演者

川井 康嗣

仙台ペインクリニック 石巻分院

演者

中西 美保

滋賀医科大学麻酔学講座

ポイント

今会のワークショップは「Pro-Con session」の代わりに企画しました。Pro-Conではいつも決着がつかないため、いっそ演者から問題を提起して聴衆の皆さんに疑問や意見を持ってもらうまでに留めようと考えたからです。
他科における日常臨床ではNSAIDsやアセトアミノフェンで鎮痛が得られない場合に早期にトラマドールが使用される傾向にあると思います。一方、ペインクリニックでは安易にオピオイド鎮痛薬を用いることなく診療を行っていると確信していますが、オピオイド鎮痛薬でなければ対応できない疾患はあるのか?、無いのか?、言いっぱなしで良いので発表して頂きます。

ワークショップ2
仮題:変形性腰椎症の患者さんのPT-INRが1.2であった場合,腰部硬膜外ブロックをするか?

2024/7/20(土)10:50-11:50 第6会場 ホテル宇都宮東武G 松柏Ⅱ

座長

伊達 久

仙台ペインクリニック

演者

松田 陽一

大阪大学大学院医学系研究科 麻酔・集中治療医学教室

演者

信太 賢治

昭和大学 横浜市北部病院麻酔科

ポイント

今会のワークショップは「Pro-Con session」の代わりに企画しました。Pro-Conではいつも決着がつかないため、いっそ演者から問題を提起して聴衆の皆さんに疑問や意見を持ってもらうまでに留めようと考えたからです。
近年、抗凝固薬や抗血小板薬を内服している患者が増加していますが、神経ブロックの適応となるPT-INR値はガイドライン、テキストや施設基準値などで異なります。また、貧血や炎症があればPT-INR値は上昇します。PT-INRが1.2であった場合、脊椎幹ブロック(硬膜外ブロック)をするか?しないか?、言いっぱなしで良いので発表して頂きます。

ワークショップ3
仮題:神経腫瘍摘出術後の難治性下肢痛にオピオイド鎮痛薬はいつまで続けるか?

2024/7/20(土)13:30-14:30 第5会場 ホテル宇都宮東武G 松柏Ⅰ

座長

山田 信一

佐賀大学医学部

演者

辻 収彦

慶應義塾大学医学部 整形外科学教室

演者

新井 健一

愛知医科大学 いたみセンター

ポイント

今会のワークショップは「Pro-Con session」の代わりに企画しました。Pro-Conではいつも決着がつかないため、いっそ演者から問題を提起して聴衆の皆さんに疑問や意見を持ってもらうまでに留めようと考えたからです。
難治性疼痛の患者にオピオイド鎮痛薬はいつまで続けられるか、代替治療への適切な切替ができないとオピオイド鎮痛薬は継続せざるを得ないと思いますが、続ける場合は何に注意すべきか、欧米での報告が本邦に適するのか、言いっぱなしで良いので発表して頂きます。

優秀演題セッション(60分)

優秀演題セッション1
仮題:基礎研究・臨床研究

2024/7/20(土)9:30-10:30 第7会場 ホテル宇都宮東武G 龍田Ⅰ

座長

馬場 洋

新潟大学大学院 医歯学総合研究科麻酔科学分野

廣田 和美

弘前大学大学院医学研究科麻酔科学講座

優秀演題セッション2
仮題:臨床研究・症例報告

2024/7/20(土)10:50-11:50 第7会場 ホテル宇都宮東武G 龍田Ⅰ

座長

川真田 樹人

信州大学医学部麻酔蘇生学教室

福井 聖

愛知医科大学 痛み医療開発寄附講座

学会企画(理事会)

2024/7/20(土)13:30-14:30 第2会場 栃木県総合文化センター 小ホール

学会企画(がんサバイバーの慢性疼痛GL作成WG)

2024/7/20(土)13:30-15:30 第7会場 ホテル宇都宮東武G 龍田Ⅰ

学会企画(健康保険検討委員会)

2024/7/20(土)14:50-15:50 第8会場 ホテル宇都宮東武G 龍田Ⅱ

学会企画(感染委員会)

2024/7/20(土)9:30-10:30 第4会場 栃木県総合文化センター 第一会議室

学会企画(教育委員会)

2024/7/20(土)10:50-11:50 第3会場 栃木県総合文化センター 特別会議室

学会企画(国際交流委員会)

2024/7/19(金)16:30-17:30 第3会場 栃木県総合文化センター 特別会議室

学会企画(ダイバーシティマネージメントWG)

2024/7/20(土)9:00-10:30 第3会場 栃木県総合文化センター 特別会議室

専門医共通講習(日本ペインクリニック学会専門医指導者講習会)「倫理」(60分)

研究不正の実態と防止法

2024/7/20(土)10:50-11:50 第2会場 栃木県総合文化センター 小ホール

座長

山浦 健

九州大学大学院医学研究院外科学講座 麻酔・蘇生学分野

演者

浅井 隆

獨協医科大学埼玉医療センター麻酔科

専門医共通講習(日本ペインクリニック学会専門医指導者講習会)「安全」(60分)

2024/7/20(土)9:30-10:30 第2会場 栃木県総合文化センター 小ホール

座長

山田 信一

日本ペインクリニック学会安全委員会・2023年有害事象調査報告 -神経ブロック、インターベンショナル治療-
演者

松田 陽一

大阪大学大学院医学系研究科麻酔・集中治療医学教室

日本ペインクリニック学会安全委員会 2023年有害事象調査報告 薬剤、非がん性慢性疼痛患者への麻薬処方
演者

綿引 奈苗

岩手県立中部病院 緩和ケア科

安全委員会5年間の報告、今後の提言
演者

松崎 孝

三重大学医学部附属病院 麻酔科

ICD講習会(日本ペインクリニック学会専門医指導者講習会)「感染」(60分×2)

 

2024/7/20(土)13:30-15:30 第3会場 栃木県総合文化センター 特別会議室

座長

敦賀 健吉

北海道大学

事例に学ぶ医療関連感染症:治療の前に予防を
演者

関 雅文

埼玉医科大学医学部 国際医療センター 感染症科・感染制御科

患者と職員を守る感染対策の基本-標準予防策を実践するために
演者

本田 なつ絵

獨協医科大学埼玉医療センター 感染制御部

日本術後痛学会(JSSPP)合同開催プログラム

術後痛管理の現状と課題(仮)(15分)

2024/7/20(土)13:30-15:50 第1会場 栃木県総合文化センター 大ホール

座長

川股 知之

和歌山県立医大麻酔科

演者

ハシチウォヴィッチ トマシュ

慈恵医大麻酔科

シンポジウム:術後痛管理チーム活動の現状報告(対応に苦慮した症例報告もOK)(仮)

2024/7/20(土)13:30-15:50 第1会場 栃木県総合文化センター 大ホール

座長

近藤 一郎

慈恵医大麻酔科

井上 莊一郎

聖マリアンナ医大麻酔科

演者

中澤 春政

杏林大学医学部麻酔科学

演者

原 厚子

順天堂大学医学部附属順天堂病院 麻酔科・ペインクリニック

演者

山本 俊介

大阪大学麻酔科

演者

阿部 かおり

大阪大学大学院医学系研究科乳腺・内分泌外科

演者

山中 恵里子

獨協医科大学医学部麻酔科学講座

特別企画:「術後疼痛緩和プログラム」作成に向けて(仮)(10分×4+総括5分=45分)

2024/7/20(土)13:30-15:50 第1会場 栃木県総合文化センター 大ホール

座長

森松 博史

岡山大学麻酔科

演者

寺町 芳子

国際医療福祉大学福岡保健医療学部看護学科 他

市民公開講座

仮題:痛みを診る医療-ペインクリニック-

2024/7/20(土)14:50-15:50 第2会場 栃木県総合文化センター 小ホール

座長

滝口 鉄郎

獨協医科大学病院麻酔科

演者

濱口 眞輔

獨協医科大学医学部 麻酔科学講座

演者

恵川 宏敏

恵川痛みと漢方のクリニック

麻酔科専門医領域講習

がん性疼痛緩和の基本と最近の話題

2024/7/18(木)9:10-10:10 第1会場 栃木県総合文化センター 大ホール

座長

間宮 敬子

信州大学付属病院 信州がんセンター緩和部門

演者

橋本 龍也

島根大学

非がん性疼痛に対するオピオイド治療のup to date

2024/7/18(木)10:30-11:30 第1会場 栃木県総合文化センター 大ホール

座長

山口 敬介

順天堂東京江東高齢者医療センター麻酔科・ペインクリニック

演者

中西 美保

滋賀医科大学麻酔学講座

星状神経節ブロックを再考する

2024/7/18(木)13:10-14:10 第1会場 栃木県総合文化センター 大ホール

座長

田邉 豊

順天堂大学医学部附属練馬病院 麻酔科・ペインクリニック

演者

中川 雅之

NTT東日本関東病院 ペインクリニック科

侵害受容性疼痛の治療2024

2024/7/18(木)14:30-15:30 第1会場 栃木県総合文化センター 大ホール

座長

川真田 樹人

信州大学医学部 麻酔蘇生学教室

演者

若泉 謙太

慶應義塾大学病院 麻酔科学教室

筋筋膜性疼痛の診断・治療戦略

2024/7/18(木)15:50-16:50 第1会場 栃木県総合文化センター 大ホール

座長

下畑 敬子

朝日大学病院麻酔科

演者

田中 聡

信州大学医学部 麻酔科蘇生科

交感神経ブロックUPDATE

2024/7/18(木)9:10-10:10 第2会場 栃木県総合文化センター 小ホール

座長

安部 洋一郎

NTT東日本関東病院ペインクリニック科

演者

萩原 信太郎

鹿児島大学病院 麻酔科

透視下神経ブロック:神経根ブロックのコツとピットフォール

2024/7/18(木)10:30-11:30 第2会場 栃木県総合文化センター 小ホール

座長

藤井 宏一

獨協医科大学医学部麻酔科学講座

演者

篠崎 未緒

獨協医科大学医学部麻酔科学講座

高周波熱凝固とパルス高周波法

2024/7/18(木)13:10-14:10 第2会場 栃木県総合文化センター 小ホール

座長

内野 博之

東京医科大学病院麻酔科学教室

演者

福井 聖

愛知医科大学痛み医療開発寄付講座

神経障害性疼痛の薬物治療2024

2024/7/18(木)14:30-15:30 第2会場 栃木県総合文化センター 小ホール

座長

加藤 実

春日部市立医療センター ペインクリニック内科

演者

住谷 昌彦

東京大学医学部附属病院緩和ケア診療部・麻酔科・痛みセンター

ペインクリニシャンが考えるAPS(acute pain service)

2024/7/18(木)15:50-16:50 第2会場 栃木県総合文化センター 小ホール

座長

川股 知之

和歌山県立医科大学附属病院麻酔科

演者

竹村 佳記

富山大学附属病院麻酔科

頭痛の診断・治療戦略

2024/7/18(木)9:10-10:10 第4会場 栃木県総合文化センター 第一会議室

座長

小幡 英章

埼玉医科大学総合医療センター麻酔科

演者

石川 理恵

八戸平和台病院麻酔科

腰下肢痛の診断・治療戦略

2024/7/18(木)10:30-11:30 第4会場 栃木県総合文化センター 第一会議室

座長

伊達 久

仙台ペインクリニック

演者

前田 倫

西宮市立中央病院

硬膜外ブロックを再考する

2024/7/18(木)13:10-14:10 第4会場 栃木県総合文化センター 第一会議室

座長

齊藤 洋司

島根大学医学部麻酔科学

演者

松崎 孝

三重大学医学部附属病院麻酔科

帯状疱疹関連痛(ZAP:Zoster-Associated Pain):診断・治療の問題点

2024/7/18(木)14:30-15:30 第4会場 栃木県総合文化センター 第一会議室

座長

渡邉 恵介

奈良県立医科大学附属病院ペインセンター

演者

西山 隆久

西東京中央総合病院麻酔科

痛みの伝導路に関する最近の話題

2024/7/18(木)15:50-16:50 第4会場 栃木県総合文化センター 第一会議室

座長

中島 邦枝

群馬県済生会前橋病院麻酔科

演者

高薄 敏史

獨協医科大学医学部麻酔科学講座