腎泌尿器疾患に関する遺伝カウンセリングロールプレイ

最近、遺伝学的検査を臨床で活用する場面が増えています。遺伝学的検査を施行する前後には遺伝カウンセリングを行なうことが推奨されており、そのような背景から泌尿器科臨床での利用を想定した遺伝カウンセリングロールプレイを企画いたしました。プログラムの後半には、参加者によるロールプレイを行います。参加者によるロールプレイの参加は事前登録申込制とさせていただきますので、ご希望の方は2023年4月12日（水）までにお申込みください。なお、聴講のみの場合には、事前申込は不要ですので、直接会場へお越しください。多くの皆様のご参加をお待ちしています。

主催

プログラム

開会挨拶

市川　智彦　（千葉大学大学院医学研究院　泌尿器科学）

第1部「遺伝カウンセリングの概要と模擬症例」

座長

市川　智彦（千葉大学大学院医学研究院　泌尿器科学）

花岡　一成（東京慈恵医科大学　総合診療内科, 遺伝診療部）

1）「遺伝カウンセリングの概要と重要性」

講師：花岡　一成 （東京慈恵医科大学　総合診療内科, 遺伝診療部）

2）「認定遺伝カウンセラーⓇの役割」　

講師：宇津野恵美 （千葉大学医学部附属病院　遺伝子診療部）

3）「模擬症例と遺伝カウンセリングのポイント」

講師：市川　智彦 （千葉大学大学院医学研究院　泌尿器科学）

第2部「遺伝カウンセリングロールプレイ」

ファシリテーター：

森貞　直哉（兵庫県立こども病院　臨床遺伝科）

上原　朋子（愛知県医療療育総合センター中央病院　小児内科・遺伝診療科）

田村　賢司（高知大学医学部　泌尿器科学講座）

滝澤　奈恵（関西医科大学附属病院　腎泌尿器外科）

内容

事前討論
参加者によるロールプレイ
振り返り
全体討論
解説
講評

ロールプレイの手順

ファシリテーターからの説明
自己紹介
役割分担
RP開始
各テーブルでの討論

模擬症例について

• 模擬症例
  59歳男性、前立腺癌。職業：会社役員。前立腺全摘後PSA再発に対してホルモン療法。去勢抵抗性前立腺癌となり、骨転移も出現。FoundationOneⓇ CDx提出。BRCA2に病的バリアント検出。遺伝カウンセリングを受けることを勧められ、妻と二人で遺伝子診療部に来談。
• 遺伝カウンセリング

　（場面1）　遺伝カウンセリングの後、末梢血ＤＮＡによるBRCA2病的バリアントのシングルサイト検査実施。➔結果は陽性。

　（場面2）　結果開示と遺伝カウンセリング（長男・長女も同席）。➔その後長男・長女もシングルサイト検査実施、いずれも結果陽性。

　（場面3）　長男（あるいは長女）の結果開示と遺伝カウンセリング。

※家系図やシナリオの詳細は案が出来上がり次第連絡させていただきます。

全体のまとめ

伊藤　秀一（横浜市立大学大学院医学研究科 発生成育小児医療学・遺伝子診療科）

参加者によるロールプレイへのお申込み

先着：24名
申込締切：2023年 4月5日（水）
　　　　　　　　  4月12日（水）まで延長しました
　　　　　　　　  申込を締め切りました。

• ロールプレイへ申し込む

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