演題募集期間 2019年12月11日(水)〜2020年1月29日(水)

会長挨拶

会長 西村 恭昌(近畿大学医学部 放射線医学教室 放射線腫瘍学部門 教授)

第44回日本頭頸部癌学会 
会長西村 恭昌 
(近畿大学医学部 放射線医学教室 放射線腫瘍学部門 教授)

第44回日本頭頸部癌学会開催にあたって

このたび、第44回日本頭頸部癌学会を2020年(令和2年)6月5日(金)から6日(土)の2日間、大阪国際会議場を会場として、開催させて頂くこととなりました。私にとっても近畿大学関係者にとっても大変に名誉なことであり、役員ならびに会員の皆様に心より感謝いたします。放射線腫瘍医の会長としては、久留米大学の早渕尚文先生が2004年に福岡で第28回日本頭頸部腫瘍学会を開催されてから16年ぶりとなります。

本学術大会のメインテーマは、「機能と形態の温存」と致しました。「機能と形態の温存」は頭頸部癌の治療において最も留意すべき点で、また放射線治療の得意とするところです。頭頸部外科、形成外科、歯科口腔外科の先生方にとっても、単に治癒率の向上だけを目指す時代ではなく、低侵襲手術、機能温存手術での治療が必要になっています。化学療法や免疫療法も大きく進歩し、機能と形態の温存に大きな役割を果たしています。私の専門である放射線治療も進歩し、とくに強度変調放射線治療(IMRT)は、頭頸部癌患者の治療成績とQOLを大きく改善しました。しかしながら、長期生存者の増加に伴い、嚥下機能の低下などの晩期障害や重複がんなども問題となっています。このような機能と形態の温存を目指した各種治療法の最新の成果を、頭頸部癌治療の原点に戻って討議できればと考えています。

第44回学術大会では、40歳以下の若手会員を対象に「under 40 session;機能と形態の温存を目指して」を公募します。これは第41回大会大森孝一会長が企画されて、好評だったセッションです。採用された先生には優秀演題として表彰状を差し上げますので、若手の先生はぜひ応募してください。

学会開催日はおそらく梅雨入り前で、良い気候だと思います。大阪城は大阪国際会議場のすぐ近くです。学会の合間に初夏の大阪を堪能していただければ幸いです。学術以外にも皆様の印象に残る学会となることを心から祈っています。多数の皆様のご参加をお待ちしております。

第44回日本頭頸部癌学会