第6回日本臨床薬理学会近畿地方会

第6回日本臨床薬理学会近畿地方会

ご挨拶

第6回日本臨床薬理学会近畿地方会開催にあたり

第6回日本臨床薬理学会近畿地方会 会長
永井 洋士
京都大学医学部附属病院 先端医療研究開発機構 臨床研究支援部 教授

 このたび、第6回日本臨床薬理学会近畿地方会を、令和4年7月16日、京都で開催させていただく運びとなりました。

 万人が願う医療の進歩には、新たな治療法の開発だけでなく、現在の治療法の最適化が必要なことは言うまでもありません。その実現に不可欠の手段が臨床試験であり、ここ数年来、臨床研究法の施行やICH-GCPの改定はもとより、コロナ禍の副産物としてデジタル化の流れが急加速しています。また、がん領域や再生医療領域等で革新的な医療技術の開発が更に加速化する中、臨床試験の方法論も益々進化・多様化し、バスケット試験やアンブレラ試験等の新たな概念が定着しつつあるとともに、ベイズ流アプローチの実装が進んでいます。実際、医薬品・医療技術開発において最大の難関である臨床試験の合理化と迅速化は世界的な課題であり、その電子化は待ったなしの状況にあります。こうした臨床試験の変革期にあって、わが国が国際競争の舞台に残り続けるためには、日々進化する最新の科学と急速に進む環境の変化に照らして、臨床試験のあり方を見つめ直し、その方法論を進化させていく必要があります。

 こうした背景にあって、本会のテーマを「変貌を続ける臨床試験」と致しました。本会が皆様の頭と心に多くのインスピレーションを吹き込み、そして、日常の業務に大いに役立つようプログラムをデザインしたいと考えております。是非、多くの皆様にご参加いただければ幸いです。

開催概要

名称 第6回日本臨床薬理学会近畿地方会
テーマ 変貌を続ける臨床試験
会期 2022年7月16日(土)
会場 完全オンライン開催(ライブ配信・オンデマンド配信)
会長

永井 洋士
(京都大学医学部附属病院 先端医療研究開発機構
臨床研究支援部 教授)

学会事務局

京都大学医学部附属病院 先端医療研究開発機構
臨床研究支援部

〒606-8507 京都市左京区聖護院川原町54

運営事務局

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