会長挨拶
第35回日本乳癌学会学術総会
会長 山本 豊
熊本大学病院 乳腺・内分泌外科
このたび、第35回日本乳癌学会学術総会を、2027年7月8日(木)から10日(土)の3日間、熊本城ホールをメイン会場に開催させていただく運びとなりました。歴史と伝統ある本学術総会を熊本の地でお迎えできますことは、誠に光栄に存じます。
本会のテーマを「繋ぐ・創る・紡ぐ ~Empowering Wisdom: Advancing Innovation in Breast Cancer~」と掲げました。多職種が専門性を持ち寄って「繋がり」、患者さんを中心に置いたチーム医療を実践する。その協働の場から新たなエビデンスと価値を「創り」、得られた知見と志を次世代の医療者へと「紡ぐ」ことを目指します。患者さんを中心としたこの営みこそが、乳癌診療・研究における真のイノベーションを支えると信じております。
乳癌診療を取り巻く環境の変化はめざましく、特に最新のエビデンスをいかに日本の診療・研究に的確に導入するかが大きな課題です。本会では、その障壁を率直に議論し、具体的な解決策を共有するとともに、日本からのエビデンス発信の強化、multidisciplinary careのさらなる進化、そして次世代育成にも取り組みたいと思います。多くの会員の皆様にご登壇・ご発言をいただき、皆様の英知を結集して、乳癌診療・研究のより良い方向性を見出す実りある議論の場としたく、ご協力のほどお願い申し上げます。なお、現地開催に加え、ライブ配信・オンデマンド配信も準備いたします。
開催地・熊本は、雄大な阿蘇の山々、島影美しい天草の海、加藤清正公ゆかりの熊本城、山鹿・黒川をはじめとする数多くの温泉地、馬刺しや辛子蓮根といった独自の食文化を誇る地です。総会の合間には、ぜひ熊本の魅力も心ゆくまでご堪能ください。
皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げます。