ご挨拶

- 第26回日本抗加齢医学会総会
- 会長 山岸 昌一
昭和医科大学 医学部 内科学 糖尿病・代謝・内分泌内科学部門 主任教授
このたび、2026年6月26日(金)〜6月28日(日)の3日間にわたり、 パシフィコ横浜ノースにて第26回日本抗加齢医学会総会を開催できますことを、大変光栄に存じます。多くの皆様のご支援とご協力に、心より感謝申し上げます。
本総会のテーマは、
「『人新世』のアンチエイジング;食事、運動、睡眠、美容による統合医療」
といたしました。
「人新世」とは、人間の活動が地球環境や社会に重大な影響を及ぼす新たな時代区分です。この時代におけるアンチエイジングとは、単に若さを保つことではなく、持続可能な生き方、環境との共生、社会との調和をも含んだ“統合的な健康の探求”を意味します。
食事、運動、睡眠、美容といった基本的生活要素は、個人の健康を支えると同時に、医療資源として科学的に評価・活用されるべき対象です。本総会では、これらを統合医療の視点で捉え、予防・診断・治療・生活支援までをもつなぐ多角的な議論を展開してまいります。
人生100年時代、医療と社会が連携し、一人ひとりがその人らしく年齢を重ねられる社会の実現へ向けて、皆様とともに考える場となることを願っております。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。