アトピー性皮膚炎治療研究会 第29回シンポジウム(9th Symposium of Research Society for the Treatment of Atopic Dermatitis)

会頭挨拶

さて、この度浜松医科大学皮膚科学講座が主幹となり、2024年2月3日(土)~4日(日)の2日間、アトピー性皮膚炎治療研究会第29回シンポジウムをアクトシティ浜松コングレスセンター(浜松市)にて開催させて頂くこととなりました。当研究会は、主にアトピー性皮膚炎の治療法について医学的に正しく評価し、最新情報を共有し、発展させることを目的に毎年1回開催されているシンポジウムです。ディスカッションを重視した会であり、参加者はアトピー性皮膚炎治療に関わっている、あるいはこれから関わろうとする皮膚科医およびメディカルパートナーが主体です。近年は約400名程度が参加しています。

アトピー性皮膚炎の治療法はここ数年で飛躍的に進歩いたしました。外用治療・生活指導などがアトピー性皮膚炎治療の基本であることは今も昔も変わりません。しかし近年はこれらに加え生物学的製剤や経口低分子化合物による全身療法の選択肢が多数加わりました。またステロイド以外の外用治療の選択肢も複数登場しています。これら新薬は従来治療では達成できなかった治療効果を発揮し、アトピー性皮膚炎患者のQOLの改善に大きく貢献しています。一方でこれらの新規治療法の存在を知らず、従来の治療法のまま症状コントロールが不十分な患者も未だ多く存在します。さらに、続々と新規治療法が登場する中、医療従事者側にとってもどの治療法が最適かは手探りの状態です。したがって、本学会のテーマは「新しい治療法を患者に届ける」「現時点で最適な治療法を届ける」という意味を込めて「治療を届ける」と致しました。また適切な治療法を悩みながら探っていくという意味を込め、副題に「-どうするアトピー-」を付記いたしました。本会を通し、アトピー性皮膚炎治療に関わる全ての人の知識・技術を高め、アトピー性皮膚炎患者により良い医療を提供できるものと確信しております。

2023年3月吉日

アトピー性皮膚炎治療研究会第29回シンポジウム 会頭
本田 哲也
(浜松医科大学皮膚科学講座 教授)

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