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1日目 12月4日(水)

海外特別講演

2019年12月4日(水)

Development of pharmacogenomics during 40 years.

教育講演

2019年12月4日(水)

教育講演1

免疫チェックポイント阻害薬とその副作用マネジメント

演者
満間 綾子 名古屋大学医学部附属病院

2019年12月4日(水)

教育講演2

研究者主導型臨床研究のデザインの基本と臨床薬理学

演者
植田 真一郎 琉球大学大学院医学研究科 臨床薬理学

2019年12月4日(水)

教育講演3

医療への患者参画

演者
山口 育子 認定NPO法人ささえあい医療人権センターCOML

2019年12月4日(水)

教育講演4

iPS心筋を用いた疾患解明・創薬研究の現状と展望

演者
李 鍾國 大阪大学大学院医学系研究科 心血管再生医学共同研究講座

2019年12月4日(水)

教育講演5

薬物相互作用ガイドラインの改訂と相互作用の定量的評価

演者
伊藤 清美 武蔵野大学薬学部

2019年12月4日(水)

教育講演6

これからのビッグデータ活用と臨床研究

演者
奥野 恭史 京都大学大学院医学研究科 ビッグデータ医科学分野

2019年12月4日(水)

教育講演7

基礎からわかる薬理ゲノミクス

演者
莚田 泰誠 理化学研究所生命医科学研究センター

2019年12月4日(水)

教育講演8

医薬品適正使用のためのシステム薬理学

演者
鈴木 洋史 東京大学医学部附属病院

会長企画シンポジウム

2019年12月4日(水)

国際共同研究における研究倫理の新潮流
「ヘルシンキ宣言」-新たな潮流と直面する課題/国際共同健康関連研究に関する倫理の過去、現在、未来

オーガナイザー
栗原 千絵子 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
企画趣旨・ねらい
世界医師会「ヘルシンキ宣言」は1964年に初版採択、2013年最新改訂後、2014年には採択50周年の式典を開催、2016年には同宣言を補完するヘルスデータベースとバイオバンクに関する「台北宣言」を採択した。ICHリノベーションとデジタルヘルス、患者主導研究、災害医療も含めた国際協力体制の推進などの新たな潮流の中、グローバルヘルス、国民皆保険など直面する課題に取り組んでいる。
もう一つの著名な国際的倫理指針を作成するCIOMS(国際医学団体協議会)では、2016年改訂で、資源の限られた環境における研究、オンライン情報やバイオバンクを活用した研究など、新たな課題の解決への取り組みを示している。
本シンポジウムでは、世界医師会事務総長のOtomar Kloiber氏、CIOMS指針改訂に大きく貢献したDirceu Greco氏を招き、研究倫理の新たな潮流を国際的な視点から議論する。

ミニワークショップ事前申し込み制

2019年12月4日(水)

ミニワークショップ1

第3回臨床薬理学集中講座フォローアップ・セミナー

モデレーター
乾 直輝 浜松医科大学 臨床薬理学講座
企画趣旨・ねらい

公益財団法人 臨床薬理研究振興財団は、日本臨床薬理学会の後援の下に臨床薬理学の将来を担う人材の育成のために若手の医師及び薬剤師等が臨床薬理学を体系的・集中的に研鑽する場として、臨床薬理学集中講座(以下、集中講座)を毎年夏に開講している。

この集中講座の受講修了者および本学会の参加者に対し、臨床薬理学領域の臨床研究の実践を支援することを目的に、現在研究活動を実施している受講修了者から、その臨床研究の企画・立案・推進に関連する知識や経験の情報を本セミナー参加者に共有し、また、新たな研究活動が生まれるようなフォローアップの場として“臨床薬理学集中講座フォローアップ・セミナー”を開催する。

2019年12月4日(水)

ミニワークショップ2

日本臨床薬理学会 臨床研究セミナー&ワークショップ

オーガナイザー
植田 真一郎 琉球大学 大学院医学研究科 臨床薬理学
企画趣旨・ねらい
臨床研究法が施行されて1年が過ぎましたが現場では真に質の高い臨床研究計画作成、実施についてまだまだ混乱と誤解があるようです。臨床薬理専門家の技術専門員としての役割もよく理解されていません。本ワークショップでは単に「お作法」を覚えるのではなく、臨床薬理学の視点から質の高い臨床研究の計画作成と実施についての本筋を理解してもらうことを目的としています。

ワークショップ

2019年12月4日(水)

知っておきたい頻用薬の気づきにくい副作用

オーガナイザー
志水 太郎 獨協医科大学 総合診療医学講座
企画趣旨・ねらい
近年、患者の高齢化および診療科の機能分化の加速を反映し薬剤処方は増加傾向であり、polypharmacyに代表されるような多剤併用の負の側面がクローズアップされてきている。これは、横断的・包括的な診察を専門性の一つとする総合診療科における受診患者の愁訴の原因の一定の割合が薬剤性である、という現場の実感によっても裏付けられる。
診断が困難とされる様々な愁訴の原因の中で、薬剤性は鑑別に挙げないと診断できない。薬剤性は定量化できる診断の糸口がないために気づきにくいことも多く、これが診断のエラー(診断の遅れ、誤診、診断の見逃し)に繋がっている。本セッションでは一見気づきにくい代表的各領域薬剤の副作用、または知っておかないと診断できない薬剤の相互作用を症例ベースで学ぶ。明日から臨床現場で役立つ薬剤起因の病態を診断する考え方と知識を、ワークショップ形式を中心に参加者と共有する。

シンポジウム

2019年12月4日(水)

シンポジウム1

ファーマコメトリクスのさらなる展開 -Further Step of Pharmacometrics- (仮)

オーガナイザー
家入 一郎 九州大学大学院薬学研究院薬物動態学分野
企画趣旨・ねらい
ファーマコメトリクスの重要性はもとより利活用については世界中で製薬企業やアカデミアさらには規制当局も含めた活発な議論がなされており、既に新薬の臨床開発では実用段階で達していることが報告されている段階ではありますが、本学術総会においては、さらなる将来を見据え「次の一手」を探るシンポジウムを企画いたしました。

2019年12月4日(水)

シンポジウム2

腫瘍循環器学 (Cardio-Oncology/Onco-Cardiology) :
学際領域におけるエビデンス作りの現状と課題

オーガナイザー
佐瀬 一洋 順天堂大学 大学院医学研究科 環境と人間臨床薬理学
企画趣旨・ねらい
超高齢社会を迎え、がんは身近な病気となったが、治療成績の向上に伴いがんサバイバーの数が急増しつつある。しかしながら、がん薬物療法の多様化に伴い全く新しいタイプのがん治療関連心血管疾患(CTRCD)が出現しつつあり、またがんと循環器疾患には共通のリスク因子も多いことから、腫瘍専門家と循環器専門家の連携が急務とされている。腫瘍循環器学(Cardio-oncology / Onco-cardiology)は、教育・診療・研究の全てにおいて、がん患者の予後向上という目的を共有する、学際領域の産官学連携である。既に欧米では医療機関レベルでのチーム医療や地域医療連携に始まり、国や学会レベルでの対応が進んでいるが、現時点ではわが国における診療ガイドライン作成に必要なエビデンスは十分とは言い難い。本シンポジウムでは、腫瘍循環器学の現状と今後の課題について、国内外の最新情報を含めて検討する。

2019年12月4日(水)

シンポジウム3

女性医師と臨床薬理学

オーガナイザー
志賀 剛 東京慈恵会医科大学臨床薬理学
企画趣旨・ねらい
医学部入試における女性差別問題が明らかになったように、医療・医学分野での女性の立場はまだまだ厳しい。本シンポジウムでは、臨床薬理学をキャリアとして選んだ女性医師・研究者の演者の方々にご講演いただき、彼女達が何故臨床薬理学を選んだのか、女性にとっての臨床薬理学とは、についてディスカッションし、今後増えるであろう女性医師・女性研究者のキャリアパスの一分野としてフォーカスしたい。

2019年12月4日(水)

シンポジウム4

臨床研究のススメ:多職種の視点を活かした臨床研究(仮)

オーガナイザー
稲吉 美由紀 国立研究開発法人 国立成育医療研究センター
企画趣旨・ねらい
第36回、37回、38回の学術総会でも好評であった企画で、自らのクリニカルクエッションに基づいて研究計画を作成し、研究を行っている医師、薬剤師、CRCなど多職種の方にそれぞれの視点を活かしたCQに基づく研究計画の作成や実施体制、結果などついて発表していただき議論する。

2019年12月4日(水)

シンポジウム5

ベッドサイドの臨床薬理学

オーガナイザー
原田 和博 笠岡第一病院
企画趣旨・ねらい
臨床薬理学の本来の目的は、患者個々人において、有効性および安全性の高い最適の薬物治療を実践することにあります。ベッドサイドの臨床薬理学は、このような観点のもと、症例を提示して、フロアの参加者とともにじっくりと考え、討論していきます。薬物治療の現状は、有効性の追求が主体となり、安全性や併用薬との相互作用への配慮がないがしろにされる傾向にあると思われます。臨床薬理学を学ぶ者は、総合的な広い視野をもって薬物療法に関わることが重要ですが、本シンポジウムは有用な指針になると考えています。医師、薬剤師をはじめとして薬物療法のチーム医療に関わる多くの方の参加をお待ちしています。

2019年12月4日(水)

シンポジウム6

抗血栓薬と出血性有害事象

オーガナイザー
古田 隆久 浜松医科大学臨床研究管理センター
企画趣旨・ねらい
近年、高齢化に伴い、心血管性イベントの予防目的で抗血小板薬や抗凝固薬を併用する症例が増加してきている。抗凝固薬の中心はワルファリンからDOACに移行しつつある。こうした症例では常に出血性有害事象のリスクを伴っている。上部消化管出血に対しては胃酸分泌抑制薬の併用が有用とされるが、下部消化管出血に対する有効な予防方法は現在のところ存在しない。また、DOACは、ワルファリンに比較して頭蓋内出血が少ないものの、消化管出血が多いとする報告もあるが、本邦での成績は不十分である。さらに、こうした症例でも出血リスクを伴う治療手技を受けなければならない状況になることもある。そこで、本シンポジウムでは抗血栓療法中の出血性有害事象の現状と対策について議論し、安全な抗血栓療法の構築につなげていきたい。

2019年12月4日(水)

シンポジウム7

臨床薬理マインドを育成するために私たちがすべきこと

オーガナイザー
藤田 朋恵 獨協医科大学薬理学講座
企画趣旨・ねらい
患者さんに良い薬物治療を行うためには薬物の薬理作用と有害作用を知ることが出発点です。次に、薬物動態、個体差に影響する要因を理解し、さらに臨床試験で薬効の科学的評価をし、最終的にその患者さんに合った薬物と用法・用量を決めていきます。アドヒアランス、薬価などへの配慮も必要です。臨床薬理はこのような過程をつなぐ学問です。良い薬物治療と臨床試験の実践のためには、医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、CRCなどの多職種の連携が必須であり、従ってそれぞれの職種が臨床薬理マインドを身に付けていることが大切です。本シンポジウムでは、医師、看護師、薬剤師、CRCの立場の学会員から、臨床薬理が現場の薬物治療や臨床試験にどのように活かされているか、臨床薬理マインドを医療者に育成するためにわたしたち学会員がすべきことは何かについてご発表いただき、会場の皆さんと議論できましたら幸いです。

2019年12月4日(水)

シンポジウム8

がん免疫薬物療法における臨床薬理学

オーガナイザー
寺田 智祐 滋賀医科大学医学部附属病院
企画趣旨・ねらい
免疫チェックポイント阻害薬を用いたがん免疫薬物療法の存在感が増し続けている。従来の殺細胞性抗がん薬や分子標的抗がん薬の臨床使用では、肝・腎機能に応じた用量調節や、薬物相互作用の回避など、臨床薬理学的応用のニーズは高かったが、免疫チェックポイント阻害薬の臨床使用では、それほど重要視されてこなかった。しかし、最近の臨床薬理学的研究から、免疫チェックポイント阻害薬の体内動態の変動と有効性・安全性の関係や、分子標的抗がん薬との相互作用などが、徐々に明らかになりつつある。また、今後、臨床使用が増えてくる、免疫チェックポイント阻害薬と種々抗がん薬の併用療法においては、臨床薬理学的なアプローチの重要性が増すことも想定される。そこで、本シンポジウムでは、これらの課題について、4人のシンポジストの先生方に講演して頂き、がん免疫薬物療法における臨床薬理学のあり方について見識を広めたいと考えている。

2019年12月4日(水)

シンポジウム9

精神疾患のプレシジョンメディスン 現状と解決すべき問題

オーガナイザー
加藤 正樹 関西医科大学精神神経科学講座
企画趣旨・ねらい
精神科におけるプレシジョンメディスンに向けた動きを、ファーマコゲノミクスを中心にその現状と今後について、精神科で第一線の研究者にお話いただく。また、臨床薬理的立ち位置から、精神科領域においてはまだ活用できていない、臨床ファーマコメトリクスを紹介いただき、精神科プレシジョンメディスンでの活用の可能性を考える。

2日目 12月5日(木)

会長講演

2019年12月5日(木)

精神科薬物治療の現状

演者
下田 和孝 獨協医科大学精神神経医学講座

特別講演

2019年12月5日(木)

特別講演1

がんゲノム医療におけるPrecision Medicineの現状と課題

演者
安藤 雄一 名古屋大学医学部附属病院 化学療法部

2019年12月5日(木)

特別講演2

Pharmacogenomics of antipsychotics in Chinese Han poupulation

演者
Yue Weihua Peking University Sixth Hospital, China

教育講演

2019年12月5日(木)

教育講演9

がんゲノム医療:遺伝子パネル検査とがんゲノム情報管理センター(C-CAT)

演者
河野 隆志 国立がん研究センター 研究所 ゲノム生物学研究分野

2019年12月5日(木)

教育講演10

臨床研究法の目指すもの

演者
吉田 淳 厚生労働省医政局研究開発振興課治験推進室

2019年12月5日(木)

教育講演11

免疫疾患における分子標的療法~JAK阻害薬を中心に~

演者
山岡 邦宏 北里大学医学部膠原病・感染内科学

2019年12月5日(木)

教育講演12

個別化薬物治療への薬物動態情報の適用に向けての試行錯誤

演者
緒方 宏泰 明治薬科大学

2019年12月5日(木)

教育講演13

「次世代医療基盤法」の取組と今後の展望

演者
吉井 史歩 内閣府日本医療研究開発機構・医療情報基盤担当室

2019年12月5日(木)

教育講演14

急性骨髄性白血病 新規薬剤による新時代の幕開け

演者
細野 奈穂子 福井大学医学部附属病院血液・腫瘍内科

2019年12月5日(木)

教育講演15

精神科領域のPK-PD:population PK の基礎と応用

演者
猿渡 淳二 熊本大学大学院生命科学研究部薬物治療設計学講座

2019年12月5日(木)

教育講演16

次世代バイオロジクスとしてのペプチド創薬・治療ワクチン

演者
中神 啓徳 大阪大学大学院医学系研究科

2019年12月5日(木)

教育講演17

グローバルPhase 1試験でパイロットした日本初の訪問型治験

演者
中野 真子 ノバルティスファーマ株式会社開発本部探索開発部

シンポジウム

2019年12月5日(木)

シンポジウム10

医薬品開発・安全対策におけるReal World Dataの活用

オーガナイザー
佐藤 淳子 (独)医薬品医療機器総合機構
企画趣旨・ねらい
国内外を問わず、医薬品の開発や市販後安全対策にReal World Dataを活用しようとする試みが活発化している。Real World Dataと言っても、様々なデータがあるが、注目されている情報のひとつは電子診療情報である。昨今、多くの医療機関において、電子診療録が使用されるようになり、これらを統合して解析することで、製薬企業が実施をしている製造販売後調査に相当するようなデータが集積されたり、副作用のリスク要因が特定出来たりすることに期待が寄せられている。また、希少疾病領域においては、患者数が限られていることから、比較対象をおいた臨床試験の実施が困難な状況にあるが、そのような疾患患者のRegistryを構築することにより、Historical Dataとして活用する試み等が検討されている。本セッションでは、Real World Dataの活用において造詣の深いアカデミア・企業・行政のスピーカーより、現状の取り組みについて紹介頂き、聴衆とともに今後向かうべき方向性について議論したい。

2019年12月5日(木)

シンポジウム11

臨床薬理学の知識およびファーマコメトリクスの手法がどう小児臨床のニーズに応えるか?
~第2回~

オーガナイザー
福田 剛史
企画趣旨・ねらい
2017年の38回年会で、同様のタイトルでシンポジウムを行い、好評を得た。第2回として演者を一新するが基本的なスタイルは変えず、産官学で活躍する若手・中堅の小児関係者が集う。現状の活動を紹介していただき、そこから見える実践的な(小児)臨床薬理学を議論する。

2019年12月5日(木)

シンポジウム12

がんゲノム医療の実情と課題~いまがんゲノム医療の現場で起きていること~

オーガナイザー
安藤 雄一 名古屋大学医学部附属病院 化学療法部
企画趣旨・ねらい
多くの分子標的治療薬の開発とともに、ゲノムレベルのがん細胞の特徴を標的としたがん薬物療法はもはや日常診療となった。本シンポジウムでは、がん遺伝子パネル検査について、とくに「治療」に視点を向けながら、その現状と課題について議論したい。

2019年12月5日(木)

シンポジウム13

第14回日韓臨床薬理合同シンポジウム

オーガナイザー
谷内 一彦 東北大学大学院医学系研究科機能薬理学分野
企画趣旨・ねらい
日本臨床薬理学会(JSCPT)で継続して行っている韓国臨床薬理学会(KSCPT)との合同シンポジウムを臨床薬理学の将来展望に関するテーマであるPrecision medicineとAIに関して共同で実施する。企画は下田和孝会長の指示で東北大学大学院医学系研究科・機能薬理学の谷内一彦とYonsei University College of MedicineのMin Soo Park教授が担当している。

2019年12月5日(木)

シンポジウム14

多併存疾患患者の薬物療法における臨床薬理

オーガナイザー
植田 真一郎 琉球大学 大学院医学研究科 臨床薬理学
企画趣旨・ねらい
高齢の患者の増加とともにポリファーマシー(多剤併用)および潜在的不適切処方が問題とされるようになったが、その本質は多併存疾患である。ここ20年の薬物治療の進歩が生み出した側面もあり、また最近のがん治療の進歩はがんも併存疾患の一つとしてShared careとしてプライマリケア医で経過をみるケースも増えている。今回のシンポジウムではプライマリケア医、循環器内科医、腫瘍内科医、病院薬剤師が多併存疾患を有する多剤併用患者の症例提示を行い、議論する。

2019年12月5日(木)

シンポジウム15

臨床薬理学専門家の育成方法

オーガナイザー
志賀 剛 東京慈恵会医科大学臨床薬理学
企画趣旨・ねらい
臨床研究法が施行され、そのなかで臨床薬理学専門家の役割が不可欠になってきています。
このような時代においていかにして臨床薬理専門家を育成していくかが課題です。本セッションでは臨床薬理学の研究、実践、教育に第一線で携わっている先生方にそこを議論していただきます。

2019年12月5日(木)

シンポジウム16

炎症性腸疾患治療の新展開

オーガナイザー
加藤 公敏 日本大学医学部附属板橋病院臨床研究センター
企画趣旨・ねらい
炎症性腸疾患(IBD;潰瘍性大腸炎,クローン病)は、本邦においても患者数の増加が顕著で、近年、その治療法の進歩が著しい。従来からの5-ASA製剤、ステロイド製剤、チオプリン製剤、血球成分除去療法に加えて、欧米から導入された抗TNF-α抗体に代表される生物学的製剤が導入され、そのことが、腸管合併症や、入院・腸管切除の回避効果、患者さんのQOLの改善などをもたらし、欧米と同様、IBDの自然史を変化させつつあるのではないかといわれている。さらに、本邦発の免疫抑制剤タクロリムスや抗ヒトα4β7インテグリンモノクローナル抗体製剤や、JAK(ヤヌスキナーゼ)阻害薬のような血球細胞をターゲットにした新しい機序の薬も登場し、一方では、炎症に深く関わる腸内細菌叢への研究から糞便移植療法も試みられている。本シンポジウムでは、炎症性腸疾患のこれらの最新治療についての内容をご講演頂き、広く討論して頂きたい。

2019年12月5日(木)

シンポジウム17

認定薬剤師の科学力を考える

オーガナイザー
家入 一郎 九州大学大学院薬学研究院薬物動態学分野
企画趣旨・ねらい
様々な場面で活躍する認定薬剤師、指導薬剤師が必要とする科学力とは? 多くの事例を紹介し、将来の議論の材料とする。

2019年12月5日(木)

シンポジウム18

臨床におけるバイオシミラーの利用促進に向けた現状と課題

オーガナイザー
斎藤 嘉朗 国立医薬品食品衛生研究所 医薬安全科学部
企画趣旨・ねらい
化学医薬品における後発医薬品(ジェネリック医薬品)の普及に加え、「経済財政運営と改革の基本方針2017」「同2018」に承認品目数目標や研究開発・普及推進が謳われるなど、バイオ医薬品に関しても後続品(バイオシミラー)の開発・販売が推進されている。一方で、ジェネリック医薬品の場合は、化学構造は同一であるものの、バイオシミラーに関しては糖鎖構造等が異なる場合もあり、バイオ医薬品としての特有の課題もある。このため臨床における先行品との切り替え使用などの検討課題も残されている。
本シンポジウムでは、バイオシミラーの臨床における開発・利用促進に向け、主として臨床・市販後に焦点を当て、最新動向と課題を講演いただく。

3日目 12月6日(金)

シンポジウム

2019年12月6日(金)

シンポジウム19

生命倫理審査と臨床薬理学

オーガナイザー
安藤 雄一 名古屋大学医学部附属病院 化学療法部
企画趣旨・ねらい
平成30年度より施行された臨床研究法では、認定臨床研究審査委員会による審査意見業務のなかに臨床薬理学を専門とする技術専門員が明記された。しかし、各施設CRBの状況によれば、これまで実際に臨床薬理の専門家が意見書を作成した事例は極めて少ない。その背景として、生命倫理審査における臨床薬理の専門性がよく理解されておらず、対象となる研究課題についてコンセンサスが十分でないことが考えられる。本シンポジウムでは、臨床薬理の技術専門員を念頭に、演者がそれぞれの考えを紹介しながら、審査のポイントや課題などについて議論する。

2019年12月6日(金)

シンポジウム20

アカデミア創薬・育薬における臨床薬理学の役割

オーガナイザー
大戸 茂弘 九州大学大学院薬学研究院薬剤学
企画趣旨・ねらい
我が国の全死因の70%を占める三大死因疾患を克服する医薬品をいち早く開発することは国家的命題です。しかし、従来型の医薬品開発は研究開発期間が長く、医薬品開発のパラダイムシフトが強く求められています。欧米ではアカデミア創薬が強く推進され(新薬の約6割がアカデミア創薬の所産)、年々その割合は増加しています。一方、我が国ではアカデミア創薬の基盤整備が大きく遅れていたため、創薬力が伸び悩んでいるのが現状です。
新成長戦略「ライフ・イノベーションによる健康大国戦略」の中で、大学が貢献できることとして、「我が国の最先端科学技術の医療分野へ展開」、「ドラッグラグ、デバイスラグの解消(創薬・育薬の橋渡し研究の迅速化)」及び「国際化の推進(アジアなどの海外展開)」があげられます。 これらを実現する上で、臨床薬理学の発展と臨床薬理学者、創薬・育薬研究のできる人材育成が切に望まれています。

2019年12月6日(金)

シンポジウム21

アカデミア発の医薬品等の開発において、AROで何が可能か

オーガナイザー
花岡 英紀 千葉大学医学部附属病院臨床試験部
企画趣旨・ねらい
近年、医療イノベーションが盛んに言われ、これを行う組織として、AROが整備されてきた。さらに、医療法が改正され、臨床研究中核病院が定められた。現在、臨床研究中核病院は12機関が指定され、その他の大学、機関病院を含めて多くのアカデミアの組織で臨床研究の支援体制が整備されつつある。
平成29年度には、医師主導治験の治験届けが70件以上となり、実際に治験を通した承認もされ、医療現場への成果がもたらされている。
しかしながら、研究者主導の開発のハードルは必ずしも低くない。また、AROの整備においても多くの課題が山積している。
AROの整備の本来の目標とは何か?学術的な視点から見て何が必要か?また、その人材の教育育成はできているのか。私たちのゴールは、サイエンスを臨床応用し、治療に貢献することと言える。本シンポジウムでは、実際に、医療機関で何が可能なのか挑戦と成功例、課題を提示していきたい。

2019年12月6日(金)

シンポジウム22

再生医療・細胞治療の評価方法と今後の展開

オーガナイザー
松本 直樹 聖マリアンナ医科大学 薬理学
企画趣旨・ねらい
正しい医療の実践には、それぞれの治療の特徴に適した評価法による臨床研究を実施し、その結果を正しく判断し続ける必要がある。新たな治療が開発されると、それが薬物でも医療機器でも、その推進が患者の利益になる一方で、冷静な判断も必要で、「治療の推進と評価(反省)」の両面を担当するべき臨床薬理学の役割は重要である。近年、再生医療や細胞治療は目を見張るほどの進歩を遂げている分野で、まさに臨床薬理学を志す者は注目すべき分野である。特にその評価方法の難しさは良く知られている。我々はこれらの治療について深く学習するべき段階にあり、さらにそれを長く継続する必要があると考えている。本セッションではその理解を深めるために、特に「評価方法」について再生医療の専門家を招いてご講演いただくこととした。今後、両分野の協働が深まることで社会への貢献に資するものとなる事を期待したい。

2019年12月6日(金)

シンポジウム23

看護師に必要とされる実践的与薬学とは

オーガナイザー
柳田 俊彦 宮崎大学医学部看護学科臨床薬理
企画趣旨・ねらい
看護における臨床薬理学教育は、看護職の専門化・多様化・高度化に伴い、学士教育のみならず、大学院教育や継続教育においても重視されており、認定看護師教育、専門看護師教育、さらには特定行為に係る看護行為の研修においても、臨床薬理学が必須となっている。与薬の実践者である看護師には、患者を守る最後の砦として、薬物治療に関するより高度で幅広い知識が求められているが、与薬の実践者である看護師の視点に基づいた臨床薬理学の知識や経験則は体系化されているとは言いがたい。こうした状況を鑑み、臨床薬理学のさらなる発展のためには、これまで以上に、一般の看護師も参加しうるプログラムの提供が必要と考えられる。
本シンポジウムでは、看護学教育に携わる4人の教育研究者にそれぞれの立場から看護師に必要とされる実践的与薬学について述べていただく。

2019年12月6日(金)

シンポジウム24

基礎からのトランスレーショナルサイエンス-2肝毒性における非臨床と臨床の知見の融合と将来展望

オーガナイザー
岩崎 甫 山梨大学 先端応用医学講座
企画趣旨・ねらい
非臨床における、反応性代謝物の評価法の確立により、以前に比して副作用事例は減っているものの、肝障害はいまだ医薬品開発における中止要件の上位にある。その評価はさらにもう一段、進展する必要がある。近年は新しい動物モデルやiPS分化細胞の利用、臨床における新規バイオマーカーに関する知見も増えている。
本シンポジウムは、非臨床と臨床の最先端の研究成果を有する研究者に講演いただき、最後に相互の知見を融合した総合討論にて薬物性肝障害に対して解決すべき課題や展望に関する合意形成を目指したい。

2019年12月6日(金)

シンポジウム25

血液がん治療薬・支持療法薬の新たな進歩

オーガナイザー
山内 高弘 福井大学血液・腫瘍内科
企画趣旨・ねらい
がん薬物療法の発展は近年目覚ましい。がん細胞の遺伝子の網羅的解析/分子病態の解明により分子標的薬を主とする新規薬剤が登場し、薬物による治療体系は大きく変わりつつある。なかでも血液がんでは薬物療法が治療の柱であり、慢性骨髄性白血病を皮切りに、多発性骨髄腫、悪性リンパ腫、そしてようやく急性白血病においても新しい薬剤が導入されるに至った。また治療遂行に際して不可欠である支持療法にも疼痛緩和を中心に新薬が頻用されている。本シンポジウムでは5名のスペシャリストからそれぞれの分野の最近の薬物療法の進歩やご自身のご研究について薬理学的視点からご講演をいただく。

2019年12月6日(金)

シンポジウム26

新規安全性バイオマーカー開発の現状と医薬品開発への応用

オーガナイザー
斎藤 嘉朗 国立医薬品食品衛生研究所 医薬安全科学部
企画趣旨・ねらい
臨床的に用いられる安全性バイオマーカーとして、例えば肝障害におけるALTやALP、腎障害におけるクレアチニンや尿素窒素など、古くから用いられている分子がある。しかし、これらは障害臓器特異性が不十分であることや、ある程度臓器障害が進んでからでないと有意な変化を示さないことが知られており、マーカーとしては不十分とされる。臓器障害をより早期かつ特異的に、また障害の進展を予測しうる新規バイオマーカーの必要性が謳われている。一方、多くの新規バイオマーカー候補分子が、アカデミアを中心に報告されているものの、医薬品開発や市販後安全性確保において用いうる分子は少ないのが現状である。
本シンポジウムでは、主として臨床試料を用いた、安全性バイオマーカー開発の現状と成果、さらにその医薬品開発・臨床使用への応用に向けた展望と課題に関して講演をいただき、臨床試験及び市販後安全性監視の効率化と向上の一助としたい。

2019年12月6日(金)

シンポジウム27

現代の不眠と睡眠薬の適正使用

オーガナイザー
古郡 規雄 獨協医科大学 精神神経医学講座
企画趣旨・ねらい
近年,国内外の数多くの睡眠研究によって,睡眠障害が罹病のリスクを高め生命予後を悪化させるというエビデンスが積み重ねられて来た。夜間の睡眠障害と日中のQOL (主観的健康感の低下や仕事上・人間関係上のトラブルや事故など)の低下には有意な関連がある。しかしながら, 睡眠が障害されても適切な対処行動が取られず,寝酒を常 用するなどして,かえって早朝 覚醒を来し充分な睡眠を維持できず悪循環に陥る。一方ベンゾジアゼピン受容体作動薬の依存は,薬物への渇望感があり,薬物に拘泥し,生活機能社会機能に障害をきたす群があり、ベンゾジアゼピン受容体作動薬の用量のみならず使用期間にも注意して適正に使用する必要がある。本シンポジウムでは現代の不眠の問題、基礎的な依存性の問題、睡眠薬の適正使用、さらには当事者の認識について概説する。

2019年12月6日(金)

シンポジウム28

臨床研究倫理30年の歩み:平成が令和に残した課題とは

オーガナイザー
笹栗 俊之 九州大学大学院医学研究院生体情報科学講座臨床薬理学分野
企画趣旨・ねらい
日本の臨床研究倫理の起点は、治験GCPが初めて通知された1989年(平成元年)に置くこともできるであろう。以後30年続いた平成の歩みと一致して、臨床研究の倫理は大きく変貌した。1997年には厚生省令GCPが公表され、2001~2003年には「◯◯研究に関する倫理指針」が続々と生まれ、2014年には、疫学研究指針と臨床研究指針の2つが「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」として統合された。そして2017年には、治験以外の臨床試験を規制する初の法律「臨床研究法」が成立し、2018年から実施されている。このように、指針や法による臨床研究の規制は大きく変わったが、複雑化したルールに翻弄されて、被験者保護という最も重要な目的が置き去りにされてはいないかという懸念も残っている。本シンポジウムでは、平成時代とほぼ一致する日本の臨床研究倫理の歴史を振り返り、次の時代に残された課題について議論する。

2019年12月6日(金)

シンポジウム29日本臨床薬理学会・日本薬理学会共催シンポジウム

臓器間ネットワーク制御:異種細胞組織構築モデルから病態生理へ(仮)

オーガナイザー
安西 尚彦 千葉大学大学院医学研究院 薬理学
企画趣旨・ねらい
ヒト個体の理解や応答予測のため、生理学では、専ら細胞内の分子レベルのメカニズム実証研究を行う“細胞生理学”とブラックボックスのまま個体としての応答性をとらえる“個体生理学”との二つの潮流が存在してきた。近年個体を“臓器間ネットワーク=臓器連関”によって成立するものとし,その破綻が疾患である、として捉える新たな考えが提示されている。疾患の薬物治療を有効にする病態生理の理解を進めるためには、臓器間ネットワークの詳細の解明が必須である。本シンポジウムでは、生体恒常性を維持する新たな臓器間ネットワークに関する最新の知見を紹介するとともに、 “細胞生理学”と “個体生理学”との乖離を埋める薬物治療の評価につながる新たな技術としてのorgans-on-a-chipの開発の試みについて紹介をしたい。

2019年12月6日(金)

シンポジウム30

「臨床薬理専門医は一体何をするべき人なのか」

オーガナイザー
真田 昌爾 大阪市立大学医学部附属病院 臨床研究・イノベーション推進センター
企画趣旨・ねらい
専門医機構による(基本+専門)領域の新しい専門医体系に本学会認定臨床薬理専門医を位置付けるには、現状ではいずれもいくつかの大きな課題があり、実現は遠いようです。一方で新専門医制度の枠外でも各種学会によって特定の職能に対する専門医・認定医制度が整備され、多くの認定者が活躍しています。翻ってわが臨床薬理専門医が抱える弱点は、そもそも「臨床薬理専門医って何をする人なの?」という素朴な疑問に明快に答えられていない点ではないでしょうか。実際には臨床薬理専門医は最も重要な第I相臨床試験の計画管理にとどまらず、多彩な場面でその専門的職能を発揮しています。
そこで、臨床薬理専門医は新専門医制度への参画を目指すべきか否か?あるいはどのような特定の職能に対し専門性を主張すべきなのか?このシンポジウムによって、臨床薬理専門医が将来に渡り繁栄的に活躍するための根本的な議論を引き起こすきっかけになることを期待致します。

2019年12月6日(金)

シンポジウム31

臨床薬理分野でのPBPKモデルの有効活用 ~具体例を通して学ぶ~

オーガナイザー
福田 剛史
企画趣旨・ねらい
臨床薬理の研究対象は集団であり、個であり、そして事象に対する普遍性である。これらそれぞれの視点を踏まえ、生物学的薬物動態(PBPK)モデルの有効活用に関するワークショップを産官学の若手・中堅メンバーで行う。これまで、日本臨床薬理学会をはじめとして、PBPK関連の講演では、多くはDDI関連を中心に話し合われてきた。今回は、吸収や発達、Populationを話題として取り上げる。また、PBPKモデル活用のガイダンスと関連する話題としてDDIにも触れる。各演者に具体例を紹介していただいた後、ファシリテーター(座長)により、総合討論として、演者と参加者の間で議論を展開していく。

2019年12月6日(金)

シンポジウム32

多領域で使われている生物学的製剤(バイオ医薬品)の現状と将来展望

オーガナイザー
川合 眞一 東邦大学医学部炎症・疼痛制御学講座
企画趣旨・ねらい
近年の遺伝子工学や細胞工学技術の進歩により、モノクローナル抗体や融合蛋白などによる生物学的製剤またはバイオテクノロジー応用医薬品(バイオ医薬品)がさまざまな疾患の治療に使われるようになった。しかし、各疾患領域での位置付けや使用実態などの情報は必ずしも共有されていないのが現状である。本シンポジウムは、そうしたバイオ医薬品の各疾患領域における現状を各々の領域のご専門の先生方に発言していただき、さらに安全性の側面からは共通して問題となる抗薬物抗体についてまとめていただき、異なった領域での情報交換の場になることを期待したい。

2019年12月6日(金)

シンポジウム33

がん免疫療法の最近の動向とマネイジメント

オーガナイザー
前田 章光 愛知県がんセンター 薬剤部
企画趣旨・ねらい
免疫チェックポイント阻害薬は多くの癌種に有効性が示され、がん治療において重要な位置付けとなっている。一方で、その副作用(免疫関連有害事象)は、皮膚を始め消化器、呼吸器、甲状腺、下垂体など様々な臓器におよび、発症から短期間で重症化することもあることから、マネイジメントにはがん医療に関わる医療従事者の幅広い協力体制が必要となる。現在、がん免疫療法は基礎研究を始め、免疫チェックポイント阻害薬における適応拡大や化学療法との併用など様々な臨床試験が進行しており、がん免疫療法の最新の動向は常に注目されている。
本シンポジウムにおいて、がん免疫療法の基礎研究を始め、治験・臨床試験に関わる行政・企業・治験コーディネーター及び、医師・薬剤師から最新の知見をご紹介いただくことで、みなさまのがん免疫療法の現状及び今後の展開についての理解にお役立ちいただくことができれば幸いである。

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