大会長挨拶

第73回北海道薬学大会 大会長
(一般社団法人 北海道薬剤師会会長)
有澤 賢二
第73回北海道薬学大会は、5月30日(土)・31日(日)の両日、札幌コンベンションセンターにて開催させていただきます。この大会は、北海道内の薬事・薬業関係者が一同に会し、日頃の調査・研究活動を発表し、また、情報交換を通して、薬剤師の資質向上を図ることを目的としており、前回大会は2,100名を超える参加をいただきました。
現在、北海道の地域医療を支える薬剤師機能の強化を最重要課題として位置づけ、かかりつけ薬剤師・薬局の充実、健康増進支援薬局の推進を図り、地域保健・医療・介護・福祉との連携が重要であると考えられます。
薬剤師・薬局を取り巻く厳しい状況は続いており、少子高齢化が進み、社会保障や薬価の制度改革の岐路に直面しております。
近年の物価高騰や人材不足、薬剤師の地域偏在等の諸課題に取り組まなければなりません。
薬剤師・薬局は、地域におけるチーム医療の一員として、使命を果たしていくことが求められており、地域医薬品提供体制を維持し、地域貢献を果たす責務が求められております。全ての薬剤師職能、薬局機能の向上を図ると共に、道民が適切な薬局の活用方法を理解できるよう周知、啓発することが重要であると考えます。
また、本年は、北海道薬剤師会が創立100周年を迎える年であり、記念事業を通じ薬剤師職能の価値を広く発信し、地域住民との連携をさらに深めていきます。
本大会では、各種講演、セミナー、口頭発表、ポスター発表、展示会等多くの企画により、薬剤師としてのあり方を考え、さらに医療の担い手として、安心・安全な地域社会への貢献ができる薬剤師を目指すとともに、地域社会、地域住民、患者様、多職種からの薬剤師への評価が高まることに期待するところであります。
本大会が、皆様にとって有意義な大会となり、実り多い交流の場となることを期待し、多くの関係者のご参加を心よりお待ち申し上げます。
令和8年2月