第37回総合病院精神科医学会 会期:2024年11月29日(金)・30日(土) 会場:熊本城ホール(〒860-0805 熊本市中央区桜町3-40)

会長:竹林 実(熊本大学大学院生命科学研究部 神経精神医学講座 教授) 事務局長:朴 秀賢(熊本大学大学院生命科学研究部 神経精神医学講座 准教授)

会長挨拶

会長

第37回日本総合病院精神医学会総会
会長 竹林 実
熊本大学大学院生命科学研究部
神経精神医学講座 教授

第37回日本総合病院精神医学会総会を、令和6年(2024年)11月29日(金)・30日(土)の2日間、熊本市の熊本城ホールにおいて、開催させて頂くことになりました。

総合病院精神医学(GHP)とは、「一般医療と連携(リエゾン)し,統合的な医療を実践する精神医学」と定義され、1988年に本学会が発足後、超高齢社会の進行とともに医療の高度化・専門化が進み、コンサルテーション・リエゾン、身体合併症、救急医療、自殺対策、周産期医療、緩和医療、高齢者医療、移植医療、倫理コンサルテーション、災害医療、地域リエゾン医療、小児医療、電気けいれん療法を含むニューロモデュレーション、クロザピン治療、摂食障害治療、依存症治療、てんかん診療など、ニーズは大きな変化と拡がりをみせてきています。また、2022年には、本学会の将来構想に関するさまざまな提言がなされ、その中でも「単独からチーム、院内から地域へ」と精神科チーム医療の重要性が強調されています。

本総会のメインテーマは「総合病院精神医学の未来~地域における新しいチーム医療を目指して~」とさせて頂きました。GHPのニーズの増加の一方で、特に総合病院精神科の少ない地域において、いろいろな難題が少なくありません。大学病院や総合病院精神科だけでは、難局を乗り切るのは難しく、身体科、精神科専門病院、クリニック、行政機関などと三位一体となって、ニーズに対応して必要があると思います。その意味で「新たなチーム医療」として、全国にエールを送るためにメインテーマとさせて頂きました。

また、今回、メビウスの輪をモチーフとしてポスターで採用しています。これは、「成長し続ける」「原点に戻る」などの意味があると言われています。コロナ禍を含む様々な災害、一方でオンライン化・IT化といったシステムや技術の革新など様々な対応と成長が必要な中で、基本となる人や組織の繋がりの重要性を再認識する大切さという意味で採用させて頂きました。

熊本は風光明媚な土地柄で阿蘇・天草の自然にも恵まれ、熊本市は歴史ある城下町です。加藤清正が築城した熊本城を見ながら、皆さんと総合病院精神医学の未来を語り合い、米焼酎・馬刺しなどの食文化を味わって交流して頂くことを大変楽しみにしています。