第85回日本循環器学会学術集会｜一押しセッション Vol. 3           我が国におけるAIホスピタル構想           今回は一押しセッションVol.3を配信いたします。Vol.3でも第85回日本循環器学会学術総会、学会テーマ「NEXT STAGE」に相応しい会長特別企画として計画しました「医療と健康のMIRAI」に関連するセッションをご紹介いたします。 MIRAIシンポジウム2では、内閣府SIPに携わる中村祐輔先生(PD) の「AI（人工知能）ホスピタルによる高度診断・治療システム」が進行中ですが、本学会でも、循環器学会の将来を見据え、MIRAI2では中村祐輔先生にAIホスピタル構想をご紹介いただくとともに、AIホスピタルに選ばれている慶應義塾大学の取り組みを陣崎雅弘先生にご紹介していただく他、東京女子医科大学の村垣善浩先生、慶應義塾大学の小林英司先生にはスマート手術室をご紹介いただきます。現在我が国のAIを利用した医療の最先端が紹介されるものと思います。               中村 祐輔 がん研究会　がんプレシジョン医療研究センター　所長／内閣府SIP　AIホスピタルによる高度診断・治療システム　プログラムディレクター     陣崎 雅弘 慶應義塾大学 放射線科               中村 祐輔 がん研究会　がんプレシジョン医療研究センター　所長／内閣府SIP　AIホスピタルによる高度診断・治療システム　プログラムディレクター     陣崎 雅弘 慶應義塾大学 放射線科         村垣 善浩 東京女子医科大学 先端生命医科学研究所     小林 英司 慶應義塾大学 臓器再生医学寄附講座         これからの健康長寿を支える社会について           引き続き、MIRAI シンポジウム５では、奈良県知事、荒井正吾様より特別講演を賜ります。脳卒中と循環器病対策基本法が2019年12月に施行され、2020年には、厚労省に協議会が設置され、基本計画が策定されました。今後は各自治体に即した基本計画が設定されます。奈良県では、以前より荒井正吾知事のリーダーシップの下、奈良県新「都」づくり戦略の中で「健康寿命日本一を目標に、高齢者・障害者を含む、誰もが健やかに暮らせる地域づくり」を目指しておられますが、この活動は循環器対策基本法の趣旨とも一致するものです。県民のことを第一にお考えになる荒井正吾知事から、地域での医療体制の取り組みに関してご講演いただけるものと期待しております。               斎藤 能彦 奈良県立医科大学 循環器内科                       荒井 正吾 奈良県知事                 未来の医療前支援（予防）、医療後支援（リハビリ、介護）           Vol.3の最後として、未来では、医療機能の分化がより加速すると想像されますが、MIRAIシンポジウム6である「未来の医療前支援（予防）、医療後支援（リハビリ、介護）」を取り上げました。このシンポジウムでは、九州大学 筒井裕之先生と、北海道大学 COI「食と健康の達人」拠点の吉野正則氏に座長をお願いして、筑波大学のシステム情報系 / CYBERDYNE株式会社の山海嘉之先生よりKeynote Lectureとして講演いただいた後、MIRAI医療への関連企業からの貢献、さらには病院前、病院後の医療支援に関連した取り組みをご紹介いただくことにしております。               筒井 裕之 九州大学 医学研究院 循環器内科学     吉野 正則 株式会社日立製作所／ 北海道大学 COI 「食と健康の達人」拠点               山海 嘉之 筑波大学 システム情報系／CYBERDYNE株式会社 サイバニクス研究センター／未来社会工学開発研究センター     多田 荘一郎 米国医療機器・IVD工業会 副会長         中山 讓治 日本製薬工業協会     吉野 正則 株式会社日立製作所／ 北海道大学 COI 「食と健康の達人」拠点       下記第85回日本循環器学会学術集会のHPより最新のプログラムをご確認ください。 事前参加登録受付中〔締切：3月18日（木）17:00〕