この度、第66回国際外科学会(ICS)日本支部会総会を2021年6月26日（土）に福岡県久留米市にて開催させていただきます。70年以上の歴史ある本会の会長を務めさせていただくことを大変光栄に存じています。本会の九州での開催は10回目、久留米市では実に5回目で、教室では掛川暉夫（第36回1990年）、白水和雄（第50回2004年）名誉教授が開催されています。

国際外科学会は44か国に支部会があり、「すべてメスを持つ者の会」という外科系全般（消化器外科、胸部外科、心臓血管外科、産婦人科、泌尿器科、脳神経外科、整形外科、形成外科、小児外科、口腔外科、耳鼻咽喉科、眼科、麻酔科等）の会で、医学の目覚ましい進歩に伴う医師の生涯教育、国際交流が大きな目標とされております。近年、日本の学会は国際化をめざし、メジャーな学会では英語のプログラムが導入されています。これからは国際学会だけでなく、国内学会でも英語発表が当たり前の時代になるかもしれません。日本部会総会は“若手医師の英語での学会発表の登竜門”と位置付けられ、English Commentatorによるコメント、注意点など英語での発表法も指導していただけます。指導医の先生には若手医師の教育の場として本会をご利用いただき、積極的な発表・討論を期待いたします。今回はチェコ部会からも多くの先生が参加の予定で、国際色のある学会を目指します。また日本に留学中の外国の医師は非会員でも参加発表することが出来、参加費は免除とされていますので多くの参加を歓迎いたします。

今年6月開催予定であった第66回国際外科学会日本支部会総会は2021年1月に延期され、さらに日程の都合より中止となりました。
　それに伴い、2021年6月開催予定の第67回支部総会が第66回として開催することとなりました。
　COVID19感染は2020年10月末現在、収束の予測がつかない状況ですが、予定通りに6月開催の準備を進めております。
　つきましては演題の募集を開始いたしますので、皆様方のご支援をお願い申し上げます。