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会長挨拶

第41回日本レーザー医学会総会
(The 41st Annual Meeting of the Japan Society for Laser Surgery and Medicine)

第41回日本レーザー医学会総会 会長 井上 啓史

第41回日本レーザー医学会総会 
会長 井上 啓史 
(高知大学医学部泌尿器科学講座)

開催にあたって

このたび、歴史と伝統のある第41回日本レーザー医学会総会を、2020年10月9日(金)、10日(土)の2日間、中国四国地方では初めてとなる、ここ南国土佐・高知の地で開催させて頂く予定でしたが、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の状況を鑑み、ビデオ会議システム「Zoom」を用いてのweb開催とさせて頂くことになりました。

今回、第41回日本レーザー医学会総会は、第30回日本光線力学学会学術講演会、第16回日本脳神経外科光線力学学会との3学会学術集会を同一会場で同時開催するLaser Week in Kochiとして開催させて頂きます。このLaser Week in Kochiの開催は、2018年11月に東京で開催され盛会となりましたLaser Week in Tokyoに続いての取り組みとなります。この二度目の取り組みが、レーザー医学・光線力学の更なる高みに踏み出すためのHop!Step!Jump!のStep!にあたる会となるよう精一杯取り組ませて頂くとともに、みなさまのご協力をお願いする次第です。

今まさに、光やレーザーを用いた医療、およびこれを取り巻く環境は、めまぐるしくかつ大きく変化しています。医学、生物学、工学など、さまざまな学際的根拠に基づいたテクノロジーとの調和こそが、レーザー医学や光線力学の革新的な時代の扉を開く原動力であると考えます。そして今回、坂本龍馬をはじめとして多くの志士たちの熱い思いで成し遂げた幕末から明治への「維新」の中心であった、ここ南国土佐・高知での開催であることより、学術集会テーマを、『光・レーザー維新 多様なテクノロジーとの調和』 とさせて頂きました。本学術集会が、レーザー医学・医療の発展、学術交流、人材育成、社会啓発に繋がり、社会貢献という大きな役割を果たせることを期待しています。

また、今回、web開催という新たな形での開催となりましたことも、まさに学会維新!本学会がレーザー医学や光線力学の発展への新たな一歩になれば幸いです。

幕末の土佐勤王党3志士である坂本龍馬、中岡慎太郎、武市半平太ゆかりの地をはじめ、坂本龍馬の銅像が太平洋を望む桂浜、江戸時代に建造された天守、本丸御殿、追手門が現存する高知城、日本最後の清流 四万十川、よさこい節で「坊さんかんざし買うを見た」と歌われた日本三大がっかり名所のはりまや橋、さらには大人のフードコート「ひろめ市場」など、観光スポットの多い高知県。高知名物 皿鉢料理や、本場の鰹の藁焼きたたき、淡麗辛口の土佐の地酒など、、、、お楽しみは、またの機会に!来るべきアフターコロナ時代に、南国土佐・高知の地でみなさんにお会いできることを楽しみにしています!

第30回日本光線力学学会学術講演会
(The 30th Annual Meeting of the Japan Photodynamic Association)

第30回日本光線力学学会学術講演会 会長 臼田 実男

第30回日本光線力学学会学術講演会 
会長 臼田 実男 
(日本医科大学大学院医学研究科呼吸器外科学分野)

開催にあたって

今年で30回を迎えます日本光線力学学会 学術講演会は、第41回日本レーザー医学会総会(高知大学医学部泌尿器科学講座 井上啓史 先生)、第16回日本脳神経外科光線力学学会(国立がん研究センター中央病院脳脊髄腫瘍科 成田善孝 先生)と3学会合同で”Laser Week in Kochi”と開催いたします。2回目となる3学会合同開催という試みに賛同いただいた多くの学会員をはじめ、運営に携わる方々に厚く御礼申しあげます。

「光レーザー維新・多様なテクノロジーとの調和」の標語のもとに、多くの参加者にとって有意義な会となるような企画を予定しておりましたが、コロナウィルス感染拡大の状況を鑑み、WEB開催という形に変更を余儀なくされました。2020年10月1日~31日まではオンデマンド配信、10月9・10日はライブ配信を行います。With コロナ時代の新しい形の学術集会として、多くの参加者にとって満足していただけるようなプログラムを用意しております。

光線力学治療(PDT)は、学会の発展とともに多くの悪性腫瘍に適応拡大されただけでなく、感染症や血管新生抑制などの治療へも大きな役割を担うようになってきました。以前から、PDTは様々な免疫反応を誘導することが報告されてきました。PDTによる抗腫瘍効果、薬物療法との併用効果、さらには「がんワクチン」作用など、PDTによる作用と免疫応答との関係が知られています。最近、がん治療の分野では、免疫チェックポイント阻害薬の登場によるがん治療の概念が大きく変わろうとしています。このような背景の中で、PDTと免疫療法の組み合わせなど、PDTの果たす役割は今後より一層大きくなると期待されます。また、従来のPDTとは違った形で、抗体薬と光感受性物質を利用したPhoto chemical Internalizationなどの分野も大きな成果が生まれつつあります。

ロボット工学、仮想現実、人工知能などの工学テクノロジーの進歩が著しいなか、「光・レーザー医療」は大きく変化しています。今回も多くの光線力学 Photodynamic Medicineに関わる新しい研究成果が発表されます。本会は、Photodynamic Medicineに関わる基礎・臨床に携わる多くの参加者がいろいろな見地からアプローチし、新しい医療を創生してきた歴史があります。医療におけるニーズと基礎的なシーズを融合させ、自由・闊達な議論の場であることが大きな特徴でもあります。基礎・臨床の垣根を越えて意見交換を行い、今後、社会のニーズに対応した成果を本会から発信できれるような学術集会になればと思います。そして、3学会合同で行うLaser Weekが、「コロナウィルス感染」に負けることなく、レーザー医学やPhotodynamic Medicineに関わる研究や臨床の発展にお役に立てるものと確信いたしております。

多くの皆様の参加を心よりお待ちしております。

第16回日本脳神経外科光線力学学会
(The 16th Annual Meeting of Japan Photodynamic Neurosurgical Society)

第16回日本脳神経外科光線力学学会 会長 成田 善孝

第16回日本脳神経外科光線力学学会 
会長 成田 善孝 
(国立がん研究センター中央病院 脳脊髄腫瘍科)

開催にあたって

第41回日本レーザー医学会総会、第30回日本光線力学学会学術講演会、第16回日本脳神経外科光線力学学会の3学会学術集会をLaser Week in Kochiとして開催することになりました。コロナ禍の状況において、参加者が一堂に会してディスカッションすることが難しくなりましたが、多くの学会がオンライン開催となり、質問のタイミングなども少しずつ慣れてきたところと思いますので、是非とも学会に参加していただくようお願い申し上げます。

本学会は、蛍光試薬やレーザー機器など光を用いた診断・治療のための研究と技術を向上させるため、医学、生物学及び工学の学術交流を深め、医学と医療の発展を通じて社会に貢献することを目的としています。そのためには第一線の研究者から、これから研究を始めようとする医学生も含めて、多くの光診断・光治療に興味を持った研究者が一堂に会することが大切です。3学会合同は、2018年のLaserweek in Tokyo以来となります。

5ALA(アミノレブリン酸)は、ドイツに続いて2013年に日本で承認されたものの、米国で承認されたのは2017年です。2000年頃には、「飲んではいけない」と書かれた実験用試薬の5ALAを院内倫理審査委員会を通して患者に服用させて診断を行っていたことは、臨床研究法のある現代では考えられないことです。フルオロセインやICGについても、日本は早期から臨床に導入して、脳腫瘍や脳血管の視認性を向上させることにより、脳神経外科手術をより安全に確実にできるようしてきました。これらの光技術は進歩したものの、悪性脳腫瘍であるグリオーマを目で見て簡単に見分けることはまだまだ難しいのが現状で、人工知能AIなどとの融合によりいっそうテクノロジーの進歩が必要です。今回は『光・レーザー維新(多様なテクノロジーとの調和)』をテーマに特別講演、シンポジウム、共催セミナーなどを3学会合同で企画いたしました。

脳神経外科光線力学学会の見どころとして、脳腫瘍摘出における蛍光診断を世界に先上げて行い、長年この学会をけん引してこられた大阪医科大学名誉教授 黒岩敏彦先生に講演していただきます。蛍光診断の基礎研究から臨床への応用についてはもちろん、この学会の歩みついても御講演いただきたいと思います。また原発性悪性脳腫瘍に対する治療薬として承認されているレザフィリンですが、転移性脳腫瘍に対しても有効ではないかと考えています。レザフィリンの適応拡大のためには新たな臨床試験を多施設で行う必要があります。「転移性脳腫瘍に対する光線力学的治療の有効性試験」を行うべく準備を進めていますが、今回のシンポジウムでは公開プロトコール検討会を実施して、参加者でディスカッションしてよりよいプロトコールを作り上げていきたいと考えています。

オンライン開催のメリットをいかして、是非とも学会へ参加していただき、また多くの発表ページをご覧いただくようお願い申し上げます。