演題募集
開催中止に伴い、募集を終了いたします。
日本睡眠学会定期学術集会における症例報告のプライバシー保護および倫理的配慮について
症例報告は、「他の医療従事者への情報共有を図るため、所属する機関内の症例検討会、機関外の医療従事者同士の勉強会や関係学会、医療従事者向け専門誌等で個別の症例を報告する」ものとされる(「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針(略称:医学系指針)」ガイダンスp4)。
医学論文あるいは学会において発表される症例報告の際にはプライバシー保護に配慮し、個人が特定されないよう留意する必要がある。症例報告は睡眠医学研究の進歩に重要な役割を果たしてきた一方、特定の個人が有する疾患やその治療内容に関する情報が記載されることが多く、プライバシー保護と倫理的配慮に特段の慎重な配慮を要する。原則として、症例報告の対象となる個人に対しても、症例報告の目的と意義、発表する内容とその方法を、本人が理解できるように十分に説明した上で、同意を得なければならない。その際に、同意しないことにより不利益を受けないこと、同意撤回の自由についても説明するべきである。日本医学会連合に所属する多くの学会において「症例を集積するために診療情報等の臨床情報を用いる場合」には倫理審査を受けることを求めている現状を鑑み、日本睡眠学会においてもこれに準ずることとする。
以上の観点から、日本睡眠学会における症例報告にあたっては、個人のプライバシー保護を含む倫理的配慮に関して以下の諸点を遵守することを求める。
プライバシー保護の責務
- 個人特定可能な氏名、入院番号、イニシャルまたは「呼び名」は記載しない。
- 住所は記載しない。生活史に関連する固有名詞はアルファベットを用いる(A市、B社など)。
- 特に必要がない場合は、実年齢は記載せず、○歳代等と表示する。
- 他の情報と診療科名を照合することにより個人 が特定され得る場合、診療科名は記載しない。
- 顔写真を提示する際には目を隠す等、個人を特定できないように配慮する。
- 症例を特定できる画像情報等に含まれる番号などは削除する。
説明と同意
- 希少例(多くの場合、単発例)の報告の場合、患者に説明文書を用意し、わかりやすく丁寧に説明した上で、文書で同意を得ることが望ましい。なお、口頭で同意を得て、その記録を作成することでも許容される。
- 複数の症例をまとめて新たな医学的知見として発表するケースシリーズ(症例集積研究)であって、研究とみなされる内容であれば、医学系指針に従う必要がある。この場合、インフォ―ムド・コンセントを文書で取得することが原則である。
- 医学系指針の規定に従って、オプトアウト手続き(研究に関する情報を公開し、本人が拒否する機会を提供する)を行うことによって、インフォームド・コンセントを簡略化できる場合もある。その場合には、研究計画書を倫理審査委員会が承認し、かつ、研究機関の長が許可していることが必要である。
演題募集期間
- 一般演題
- 2020年4月2日(木)~6月23日(火)
- 一般演題以外
- 2020年5月1日(金)~6月12日(金)
演題の種類
- 一般演題
- 公募(ポスター発表)
- 一般演題以外
(シンポジウムなど) - 指定(指定演者以外は登録できません。)
発表方法
一般演題はプログラム委員により採点され、演題の採否が決定されます。
※一般演題の発表形式は、ポスター発表です。
演題の採否については、プログラム委員にご一任ください。
(日本睡眠学会第45回定期学術大会へのご登録は、一部口演発表への推選があります)
※一般演題以外の各セッションは、指定された方以外のご登録は無効です。
演題登録
すべてオンライン登録になります。
演題応募者の資格
- 筆頭著者は日本睡眠学会または日本時間生物学会の会員に限ります。演題登録の際に必ず会員番号の入力をしてください。
- 共著者でも発表者である場合には会員であることが必須です。
- 演題登録の段階で会員ではない場合、2020年6月30日迄に所定の入会手続きをお願いいたします。会員資格が確認できない場合、演題を取り消すことがあります。予めご了承ください。
- 入会方法はこちらをご確認ください。
日本睡眠学会 事務局
株式会社コンベンションリンケージ内
〒102-0075 東京都千代田区三番町2 三番町KSビル
FAX:03-3263-8687
E-mail:jssr@secretariat.ne.jp日本時間生物学会事務局
名古屋市立大学大学院薬学研究科 神経薬理学内
〒464-8601 名古屋市瑞穂区田辺通3-1
FAX:052-836-3524
E-Mail:chronobiology.jp@gmail.com
演題応募者の資格
文字数制限について
日本語 | 英語 | |
---|---|---|
演題名 | 全角70文字 | 半角英数140文字 |
抄録本文 | 全角800文字 | 半角英数1600文字 |
図表の使用はできません。共著者や所属機関数が多い場合は、抄録本文の制限文字数が減少することがあります。英数字は半角、カタカナは全角をご使用ください。また、ローマ数字は使用できませんので、アルファベットのI、X、Vを組み合わせて作字してください。空欄は必ず左詰にしてください。抄録本文記入欄も同様です。
必須項目について
「必須」の記載がある欄は必須事項ですので、データが入力されていないと登録できませんのでご注意ください。
筆頭著者・共著者について
登録可能な最大著者数(筆頭著者+共著者)は15名まで、登録可能な最大所属機関数は15機関までです。
パスワード・演題登録番号
登録者任意の"パスワード"を半角英数文字6~8字以内でお決めください。
なお、セキュリティの都合上、パスワードのお問い合わせには応じられませんので、必ずお手元にお控えください。
演題受理・採否通知
演題登録の際に入力頂いた発表者のE-mailアドレスに自動的に演題受理が通知されます。 採否通知は発表者にE-mailにて通知します。(2020年7月予定)
日本睡眠学会第45回定期学術集会への登録の場合
一般演題分類表
一般演題の演題登録を行う場合は必ず登録してください。
最終決定はプログラム委員会にて行います。
カテゴリー 1-1
1 | 睡眠科学(ヒト) |
---|---|
2 | 睡眠科学(動物) |
3 | 睡眠科学(その他) |
4 | 臨床医歯薬学(睡眠呼吸障害) |
5 | 臨床医歯薬学(睡眠関連運動障害) |
6 | 臨床医歯薬学(過眠症) |
7 | 臨床医歯薬学(概日リズム睡眠障害) |
8 | 臨床医歯薬学(パラソムニア) |
9 | 臨床医歯薬学(不眠症) |
10 | 臨床医歯薬学(精神疾患) |
11 | 臨床医歯薬学(神経疾患) |
12 | 臨床医歯薬学(睡眠検査) |
---|---|
13 | 臨床医歯薬学(臨床睡眠看護学) |
14 | 臨床医歯薬学(その他) |
15 | 睡眠社会学(公衆衛生) |
16 | 睡眠社会学(職場) |
17 | 睡眠社会学(教育現場) |
18 | 睡眠社会学(地域睡眠保健) |
19 | 睡眠社会学(高齢者) |
20 | 睡眠社会学(道路交通法) |
21 | 睡眠社会学(災害関連) |
22 | 睡眠社会学(その他) |
カテゴリー 1-2
A | 分子生物学 |
---|---|
B | 神経生理学 |
C | 呼吸・循環生理学 |
D | 生理学(その他) |
E | 生化学 |
F | 薬価学 |
---|---|
G | 心理学(実験) |
H | 心理学(臨床) |
I | 病態生理学 |
J | 睡眠モデル |
K | 疫学 |
---|---|
L | 環境学 |
M | 時間生物学 |
N | 診断学 |
O | 治療学 |
P | 方法論 |
---|---|
Q | IT |
R | AI |
S | その他 |
第27回日本時間生物学会学術大会への登録の場合
演題に関するキーワードを必ず3つ記入してください。
キーワードの例(以下にとらわれる必要なし)
- 【分野】
- 臨床、社会、疫学、応用、農業、創薬、基礎、医学、生態学、分子生物学、遺伝学、数理、人文科学、芸術
- 【生物種】
- ヒト、マウス、無脊椎動物、ショウジョウバエ、植物、ウキクサ、シアノバクテリア、非生物、モデル
- 【レベル】
- システム、個体、組織、視交叉上核、細胞、分子
- 【対象】
- 概日周期、ウルトラディアンリズム、潮汐リズム、季節性、時計遺伝子、睡眠、交代勤務、血圧、腎機能
発表にあたっての倫理性への配慮
- 人を扱う研究については、世界医師会によるヘルシンキ宣言(その改訂版を含む)および日本精神神経学会の「臨床における倫理綱領」(1997年5月30日、精神神経学雑誌;99、525-531、1997)等に記載された倫理規約に則し、発表にあたっては十分なインフォームド・コンセントを得て、プライバシーに関する守秘義務を遵守し、匿名性の保持に十分な配慮をしてください。
- 動物実験を用いた研究については関連法令・通達のほか、各施設における動物実験指針を遵守してください。
- なお、これらに該当する研究は各施設に定められた倫理委員会の承認または倫理規定に基づいて行われたものでなければなりません。
利益相反(Conflict of Interest : COI)の開示について
演題登録にあたり、内容が利益相反に該当する場合、申告してください。
基準は、「営利団体等から援助がある場合」とし、どの程度が援助にあたるかは発表者ご自身でご判断ください。
記載例
- この研究は○○会社の資金提供を受けた(○○会社との共同研究である。)
- 発表者は○○会社の経営者である。
- この研究には○○会社から△△の測定に便宜を受けた。
- この研究には○○会社から××物資の提供を受けた。
- この研究は利益相反に該当しない。
演題登録画面
UMINオンライン演題登録システムでは、【Firefox】【Google Chrome】【Internet Explorer】【Microsoft Edge】【Safari】以外のブラウザで演題登録はできません。
それ以外のブラウザでは、ご利用にならないよう、お願いいたします。
各ブラウザは、最新バージョンの使用を前提としております。
登録についての注意事項
- オンライン演題登録後にUMINから完了通知が配信されますので、携帯のメールアドレスは入力しないようお願いいたします。
- オンライン演題登録をした後は、確実に登録されているか、確認修正画面にて登録番号とパスワードを用いて必ずご確認いただくようお願いいたします。
- 演題登録後、完了通知が配信されない場合、以下をご確認ください。
1)迷惑メールフォルダに入っていないか。
2)メールアドレスは正しく登録されているか。
暗号通信(推奨)
- 登録画面
- 登録修正画面
平文通信(暗号通信が利用できない場合)
- 登録画面
- 登録修正画面
※平文通信での登録ではデータは暗号化されずにそのままの形でインターネット上を流れます。
事務局ではデータのセキュリティを保証できませんので、予めご了承ください。オンライン登録はUMIN(大学医療情報ネットワーク)事務局の全面的な支援の下に運営されています。
使用文字について
- 「①」のように丸付数字は使用できません。
- 「Ⅱ」のようなローマ数字も使用できません。英字の組み合わせで、II、VI、XIのように入力してください。
- シンボル(symbol)書体半角(1バイト文字)のαβγ等を使用するとabcなどに自動変換されてしまいますので使用しないようにしてください。必ず全角(2バイト文字)のαβγを利用してください。
- 半角カタカナは使用できません。カタカナは全角で、英字および数字は半角で記入してください。
- タイトルおよび抄録本文で上付き文字、下付き文字、斜め(イタリック)文字、太文字、改行、アンダーラインを使うときに用いる<SUP></SUP>、<SUB></SUB>、<I></I>、<B></B>、<BR>、<U></U>の記号はすべて半角文字(1バイト文字)を使用してください。本文中に単独で < または > を利用するときは、全角文字(2バイト文字)を使用してください。
例: p<0.05、CO>2.2
- 英文や数字を入力する際、O(アルファベット)と 0(数字)や、l(アルファベットL小文字)と 1(数字)、あるいは X(アルファベット)と ×(かける)などきちんと区別してください。
お問合せ先
日本睡眠学会第45回定期学術集会・第27回日本時間生物学会学術大会 合同大会 事務局
株式会社コンベンションリンケージ内
〒102-0075 東京都千代田区三番町2 三番町KSビル
TEL:03-3263-8697
FAX:03-3263-8687
E-mail:Jssr45jsc27@c-linkage.co.jp