第37回 日本口腔腫瘍学会 総会・学術大会

看護師・歯科衛生士セッション

第37回一般社団法人日本口腔腫瘍学会総会・学術大会では今回も看護師・歯科衛生士セッションを企画いたしました。多数の皆様のご参加、ご発表をお待ちしております。

本学術大会は、日本歯科衛生士会第4次生涯研修制度「特別研修」の
対象セッション(3単位)に指定されております。

今回、第37回日本口腔腫瘍学会での歯科衛生士・看護師センションでは、頭頸部腫瘍における周術期等口腔機能管理に関する取り組みや後ろ向きの観察研究、また本年度4月から採用になったエピシル口腔溶液の効果、口腔ケア時の作業効率を考慮した道具の開発などの発表が予定されています。

本学会でもシンポジウム2では、「口腔がん治療における周術期等口腔機能管理とは?」公募ワークショップ1では、「術後合併症を減らす周術期等口腔機能管理とは?」と2つの周術期等口腔機能管理についての討論が行われる予定です。

平成24年に周術期等口腔機能管理が保険収載され今年で7年目を迎えます。がんと診断されてから終末期の緩和医療までサポートできるこのシステムを導入し取り組んできた結果が多くの病院で検討される時期であると考えます。

特に周術期等口腔機能管理への介入当初は、対象患者へ全例介入している病院もあったと思われますが、臨床経験を重ねることでどの治療選択、どの種類のレジメンによる抗がん剤投与か、CRT、BRT等で歯科衛生士や看護師の介入度の強化の違いや連携する職種も異なる事等、臨床の最前線で勤務する皆さんは感じていると思います。

この歯科衛生士・看護師セッションでは、上記の経験値を踏まえて、頭頸部癌患者への口腔ケアについて是非多くのみなさんと闊達に意見を交換しEBMにつながる研究への一歩と口腔健康管理を担う一翼としての知識の醸成の場にしたいと考えています。当日長崎の地で皆様とお会いすることをとても楽しみにしています。

がん感染症センター都立駒込病院看護部主任 歯科衛生士

池上 由美子

プログラム

看護師・歯科衛生士セッション

座長
池上由美子先生(がん感染症センター都立駒込病院看護部主任 歯科衛生士)

「歯科衛生士による口腔がん患者周術期口腔機能管理の取り組みとその効果について」

演者
田頭 美穂先生(福岡歯科大学 医科歯科 総合病院 歯科衛生士部)

「当科における癌患者の口腔機能管理に関する後ろ向き観察研究」

演者
中沢 侑香先生(信州大学 医学部 付属病院 特殊歯科・口腔外科)

「咽頭・喉頭癌患者を対象とした当科における周術期口腔機能管理の効果の検討」

演者
井上千恵子先生(自治医科大学附属病院 歯科口腔外科・矯正歯科)

「頭頸部癌治療におけるエピシル口腔用液の有用性の評価」

演者
山内 千佳先生(名古屋市立大学病院 歯科口腔外科)

「エピシル®口腔用液の疼痛緩和効果」

演者
鈴木 志保先生(NTT東日本関東病院)

「ベッドサイドにおける作業効率を考慮した口腔ケア用コップホルダーの開発」

演者
戸田 浩司先生(自治医科大学附属病院歯科口腔外科)