新型コロナウイルス感染症拡大により、PAPはすべてのプログラムをオンラインで開催することといたしました。ご理解、ご了承くださいませ。
なお、ご参加予定のみなさまには、この件に関するメールを1月13日にお送りしております。
受信されていない方は、PAP事務局(pap2022@zenganren.jp)へご連絡ください。

開催概要

開催日 2022年2月17日(木)~19日(土)
会場 国立京都国際会館 1階 Room C-1(本会場)、Room C-2(中継会場)およびLIVE配信

現地参加とWEB参加両方に対応するハイブリッドでの開催です。
現地参加かWEB参加か、どちらかをお選びください。

WEB開催へ変更となりました。現地会場での実施はございません。

PAPプログラムは、学術集会終了後(3月1日~31日 ※予定)もオンデマンドで聴講いただけます。

学術集会本会のセッションも、一部を除いて、会期中はLIVE配信、学術集会終了後はオンデマンド配信にて聴講できます。

開催は終了いたしました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
3月1~31日のオンデマンド配信期間中、視聴サイトでご視聴いただけます。

会長 大江 裕一郎(国立がん研究センター中央病院 副院長/呼吸器内科長)

会長挨拶

第19回日本臨床腫瘍学会学術集会を2022年2月17日(木)、18日(金)、19日(土)の3日間、国立京都国際会館およびザ・プリンス 京都宝ヶ池において開催させていただきます。2021年2月の第18回日本臨床腫瘍学会学術集会は新型コロナウイルス感染の影響で完全web方式での開催となりましたが、第19回日本臨床腫瘍学会学術集会は現地開催とweb参加のハイブリッド形式での開催を目指しています。

日本臨床腫瘍学会学術集会は主にがん診療に関わる医師などの医療従事者、研究者が最新の研究成果を発表する場であり、例年多くの研究成果が発表されています。これらの研究の目的は、究極的にはがん患者さんにより良い治療を届けることにあります。しかし、我々、医療従事者や研究者が考えている良い治療と患者さんやご家族が考えている良い治療とが異なっていては問題があり、近年では患者さんとの協力体制の構築が重要と考えられるようになりました。

このような状況のなかで、日本臨床腫瘍学会では第9回学術集会からペイシェント・アドボケイト・プログラムを開催しています。今回のプログラムは、全国がん患者団体連合会が本学会関連部会委員と協働して企画したプログラムです。多くの患者さん、ご家族などにご参加いただき、がん診療、がん研究に対する理解を深めていただくとともに、学会員との交流も深めていただければと思います。

Withコロナ時代の新しい開催形式での学術集会になりますが、多くの皆様と2022年2月に京都でお会いすることを楽しみにしています。

第19回日本臨床腫瘍学会学術集会 会長
大江 裕一郎
国立がん研究センター中央病院 副院長/呼吸器内科長
大江 裕一郎

プログラム ※都合により変更となる場合もございますので、予めご了承ください。

第1日目:2022年2月17日(木)

9:40~10:00 20分

オリエンテーション①

全国がん患者団体連合会または臨床腫瘍学会部会委員による

10:10~11:00 50分

PAP 基礎講座① 「がん予防とワクチン」

稲葉 可奈子
関東中央病院 産婦人科
11:10~11:30 20分

オリエンテーション②

収録ビデオの上映

11:40~12:30 50分

PAP ランチョンセミナー①「一人ひとりに合った治療と就労を目指して」

共催:ノバルティス ファーマ株式会社
司会:

里内 美弥子

兵庫県立がんセンター 呼吸器内科

個別化医療時代の意思決定支援 ~働く・生きる・選ぶ~
桜井 なおみ
一般社団法人CSRプロジェクト
がん遺伝子パネル検査を考える際に気を付けること
西尾 和人
近畿大学医学部 ゲノム生物学教室
13:40~14:00 20分

オリエンテーション③

収録ビデオの上映

14:10~15:00 50分

PAP 基礎講座②「がん手術療法の進歩」

北川 雄光
慶應義塾大学 外科
15:10~16:00 50分

PAP 基礎講座③「がん薬物療法の進歩」

石岡 千加史
東北大学大学院医学系研究科臨床腫瘍学分野
16:10~16:50 50分

PAP 基礎講座④「SCRUM-Japan/MONSTAR-SCREEN」

吉野 孝之
国立がん研究センター東病院 消化管内科
17:10~18:00 50分

PAP 基礎講座⑤「がん免疫療法の進歩」

河上 裕
国際医療福祉大学医学部 免疫学

第2日目:2022年2月18日(金)

8:40~9:00 20分

オリエンテーション④

収録ビデオの上映

9:10~10:00 50分

PAP 基礎講座⑥「がん研究」

佐谷 秀行
慶應義塾大学医学部 先端医科学研究所 遺伝子制御研究部門
10:10~11:00 50分

PAP 基礎講座⑦「がん放射線治療の進歩」

唐澤 久美子
東京女子医科大学 放射線腫瘍学講座
11:10~11:30 20分

オリエンテーション⑤

収録ビデオの上映

11:40~12:30 50分

PAP ランチョンセミナー②「AYA世代のがん」

共催:ファイザー株式会社
清水 千佳子
国立国際医療研究センター病院 乳腺・腫瘍内科/がん総合診療センター
13:40~14:00 20分

オリエンテーション⑥

収録ビデオの上映

14:10~15:00 50分

PAP 基礎講座⑧「全ゲノム解析」

間野 博行
国立がん研究センター研究所
15:10~16:00 50分

PAP 基礎講座⑨「がんと遺伝性腫瘍」

櫻井 晃洋
札幌医科大学医学部遺伝医学
16:10~17:00 50分

PAP 基礎講座⑩「がんゲノム医療とELSI」

武藤 香織
東京大学医科学研究所 公共政策研究分野
17:10~18:00 50分

PAP 基礎講座⑪「がん登録」

伊藤 ゆり
大阪医科薬科大学 研究支援センター医療統計室
ガテリエ・ローリン
国立がん研究センター がん対策研究所 国際政策研究部

第3日目:2022年2月19日(土)

8:40~9:00 20分

オリエンテーション⑦

収録ビデオの上映

9:10~10:00 50分

PAP 応用講座①「治験を含む臨床試験の枠組みについて」

藤原 紀子
東京大学医科学研究所附属病院 緩和医療・先端臨床腫瘍科
10:10~11:00 50分

PAP 応用講座②「臨床試験と倫理指針について」

竹下 啓
東海大学医学部 医療倫理学領域
11:10~11:30 20分

オリエンテーション⑧

収録ビデオの上映

11:40~12:30 50分

PAP ランチョンセミナー③「がん教育」

三好 綾
NPO法人がんサポートかごしま
12:40~13:30 50分

PAP 応用講座③「ガイドラインにおけるクリニカルクエスチョンとは」

佐々木 治一郎
北里大学医学部附属新世紀医療開発センター
13:40~14:40 60分

PAP 応用講座④「グループディスカッション(1)」

佐々木 治一郎
北里大学医学部附属新世紀医療開発センター
番匠 章子
北里大学北里研究所病院 看護部
前田 実花
北里大学薬学部/ 北里大学病院 臨床薬剤疫学教室/ HRP室・薬剤部
14:50~15:50 60分

PAP 応用講座⑤「グループディスカッション(2)」

佐々木 治一郎
北里大学医学部附属新世紀医療開発センター
番匠 章子
北里大学北里研究所病院 看護部
前田 実花
北里大学薬学部/ 北里大学病院 臨床薬剤疫学教室/ HRP室・薬剤部

参加を希望される方へ ※必ずお読みください。

1.ペイシェント・アドボケイト・プログラムの目的

ペイシェント・アドボケイト・プログラム(以下PAP)は、応募基準に記載した条件を満たす患者、家族、一般の方々に対し、学術集会参加を優待し、患者・家族、市民と会員が、正しい情報を共有し、課題を抽出、議論する場として提供するプログラムです。本プログラムの実施が、より良いがん医療の実現につながっていくことを目的としています。

(ア) 基礎講座: がん医療やがん対策について広く学ぶ。
(イ) 応用講座: 医学研究・臨床試験等における患者・市民参画(PPI;Patient and Public Involvement)を推進する事で、より良いがん医療のために患者、家族等が協働する事の重要性を学ぶ。

2.プログラムの概要

  • 応募基準に記載した条件を満たした方は、第19回日本臨床腫瘍学会学術集会のPAPに1,000円で参加いただけます。事前申し込みが必要で、参加人数には制限があります。
  • PAPの「基礎講座」「応用講座」すべてのプログラムに参加することも、一部のプログラムに参加することも可能です。ただし、「PAP応用講座④グループディスカッション(1)」、「PAP応用講座⑤グループディスカッション(2)」に参加する場合は、原則として「PAP応用講座①~③」をすべて受講することが必須となります。
  • PAPだけでなく、学術集会本会で開催されるプログラムの聴講も可能ですが、企業共催プログラムなど、一部参加できないものもありますのでご了承ください。

3.応募基準

第19回日本臨床腫瘍学会学術集会PAPの開催趣旨を理解し、注意事項を遵守いただける患者、家族、市民が対象です。
以下の基準をお守りください。

  • 医療機関、ヘルスケア関係企業、メディア、広告代理店等に勤務し主たる収入を得ていないこと
  • オンラインに自分自身で接続し、受信できる環境を整えられること
  • オリエンテーションに参加、もしくは視聴してからセッションに参加すること
  • 参加にあたって事務局やセッションの座長の指示に従い、進行を妨げるような言動をしないこと
  • 学術集会本会に参加する場合には、登壇者に対して質問しないこと
  • 会場でのスライド撮影、オンラインでのスクリーンショット、動画収録、音声録音をしないこと
  • 企業共催セミナーへの参加、企業展示会場への入場はしないこと
  • 特定の医療機関、医師を推奨、あるいは助成を受けていないこと
  • 承認、未承認にかかわらず、特定の治療法を支持、推奨していないこと
  • 特定の健康食品、健康器具等を推奨、販売していないこと
  • 特定の政治団体、宗教等を推奨していないこと
  • 反社会勢力との関わりがないこと

※上記項目は、個人の信教の自由、及び政治活動の自由を妨げるものではありません。

なお、医療機関、ヘルスケア関係企業、メディア、広告代理店等に勤務し主たる収入を得ている方は一般参加枠もしくはメディア枠でお申込みください。

4.注意事項

  • PAPでは登壇者に質問できますが、それ以外での医師をはじめとする医療従事者への質問・ご相談は禁止です。
  • Zoomを用いたLIVE配信を行います。現地にお越しになれず、LIVE配信をご視聴の場合には、インターネットが利用できる環境をご自身でご準備ください。技術的なサポートはいたしません。
  • LIVE配信ではZoomウェビナー機能を使用し、講師への質問はQ&Aで受け付ける予定ですが、進行を妨げるような質問、個人の治療に関するご相談はお控えください。
  • 発表スライドの撮影・スクリーンショット、録音・録画は禁止です。またSNSへの投稿も禁止です。
  • 薬機法の「広告の制限」により、企業共催セミナーへのご参加、企業展示会場へのご入場は出来ません。
  • 学術集会会場内での迷惑行為・暴力行為は禁止します。
  • ご参加にあたっての注意事項をお伝えするオリエンテーションを必ず聴講ください。

上記7点を遵守いただけない方は、お申込手続き完了後であってもご参加できなくなる場合がございますことをご了承ください。

5.応募方法

申込期間:2021年10月1日(金)正午~ 2021年12月12日(日)正午
2021年12月26日(日)23:59
※申込期間を延長しました

トラベルグラント(交通費・宿泊費助成)申込みの方は2021年11月30日(火)正午締切
※トラベルグラントの受付は11月30日正午で締め切りました
※応用講座グループディスカッションは定員に達し申込みを締め切りました

以下の申込フォームから必要事項をご入力のうえお申し込みください。
申込受付、参加費入金を確認いたしましたら、後日、現地参加のご案内と学術集会Web視聴ページのご案内をメールにてお送りいたします。
pap2022@zenganren.jpからのメールが受信できる設定をお願いします。
開催1か月前になっても全く連絡が届かない場合は、jsmo@jsmo.or.jpへお問い合わせください。

定員(原則先着制):
  • [現地参加]
    「応用講座グループディスカッション」(3日目午後)へのご参加あり 30名
    「応用講座グループディスカッション」(3日目午後)へのご参加なし 100名
  • [LIVE配信参加]
    500名
参加費:
1,000円(クレジットカード決済または銀行振込のいずれかでお支払いください)

クレジットカード決済にてお支払いの場合、カード利用明細の利用店名等は「株式会社プロアクティブ」(決済代行会社)と表示されます。

参加費は直接、日本臨床腫瘍学会へ入金されます。運営を担当する全国がん患者団体連合会は、一切関与いたしません。

原則として、参加申込後のキャンセル、返金には応じられませんのでご了承ください。

6.ご参加方法

  • 参加登録完了後、自動返信メールをお送りします。現地でご参加の方は、プリントアウトし当日会場へご持参のうえ、PAP参加受付にてご提示ください。
  • 学術集会のPAP以外のプログラムにご参加の場合、学術集会当日、PAP参加受付にてお渡しするネームタグ(PAP参加証)を必ずご着用ください。
  • 3日間を通しての参加費は1,000円ですが、1日のみのご参加でも1,000円となります。また、お一人1,000円をお支払いいただければ、現地参加、LIVE配信、オンデマンドの全ての形式にご参加いただけます。

トラベルグラント(旅費・宿泊費の助成)を希望される方は、「17.トラベルグラント募集要項」もご参照の上、お申し込みください。トラベルグラントお申込みの方は、締め切りが11月30日(火)正午までとなりますので、お早目にお申込みください。

7.トラベルグラント(交通費・宿泊費の助成)募集要項

実施要項

第19回日本臨床腫瘍学会学術集会では、職種や立場の境界を越えて、がん医療について共に考え討議するために、PAPにより多くの患者さん・ご家族、支援者の方にご参加いただきたいと考え、以下要領にて、現地参加の方を対象に交通・宿泊費の助成を行います。助成を希望するPAP参加者は、原則として、学術集会の会期3日間すべて参加と、会期前後の両方にレポートを提出いただくことが必須となります。

応募方法

応募の方法は、インターネットのみとなります。申込者は、Eメールでの連絡を中心に、ファイル添付等による書類のやりとりができることが必須となります。募集に関する注意事項をご確認ください。

選考基準

  • 申し込みの際にご記入いただく「参加動機」を選考の参考とします。また、開催後にも500字程度のレポートをご提出いただきます。
  • 過去にトラベルグラントを支給されていない方を優先させていただきます。(PAPトラベルグラントは第17・18回で実施しています)
  • 会期3日間、すべて参加をお願いいたします。(各日、参加確認をさせていただきます)
  • 会期3日目に開催の応用講座グループディスカッションに参加いただける方を優先させていただきます。

注意事項

  • 3. に記載の「応募基準」に準じてお申し込みください。
  • 4. に記載の「注意事項」をお守りください。
  • Eメールで添付ファイルをお送りすることがありますので各自ご対応ください。
  • 原則として、会期3日間、全日参加をお願いします。(各日、参加確認をさせていただきます)
  • 会期後にレポートを500字程度でご提出いただきます。フォーム、締切日は別途ご連絡いたします。
  • 助成金のお支払いは、会期後のレポート提出を確認してからとなります。
  • 注意事項をお守りいただけない場合は、助成金のお支払いができない場合があることをご了承ください。

応募締切

2021年11月30日(火)正午
募集定員:50名

選考と通知

JSMO2022PAPトラベルグラント選考委員にて選考を行い、12月中旬頃にお知らせいたします。

助成金額

ご自宅が京都(国立京都国際会館)から100km未満は宿泊費は対象外となります。
下表のとおり、地域に応じて記載の金額を一律で支給となります。

地域 金額
北海道(北海道全域) ¥50,000
東北(青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島) ¥54,000
関東(茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川) ¥55,000
甲信越(新潟、富山、石川、福井、山梨、長野) ¥44,000
東海(静岡、愛知、岐阜、三重) ¥39,000
近畿(滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山) 京都(国立京都国際会館から
  • 【50km未満】¥9,000
  • 【50km以上 100km未満】¥15,000
  • 【100km以上】¥23,000
中四国(岡山、広島、山口、島根、鳥取、愛媛、徳島、高知、香川) ¥46,000
九州(福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島) ¥54,000
沖縄(沖縄全域) ¥54,000

往復の交通・宿泊はご自身で手配いただきます。助成金額は国家公務員旅費規程に則って算出しておりますが、金額が不足する場合はご自身にてご負担ください。

天候不良による旅程変更については、ご自身でご対応ください。

助成金のお支払いは、会期終了後のレポート提出を確認してからとなりますので、旅費は一旦、ご自身でお立替えをお願いいたします。なお、交通・宿泊予約のキャンセル料金は一切負担出来かねますので予めご了承ください。

運営

第19回日本臨床腫瘍学会学術集会PAPは、一般社団法人全国がん患者団体連合会が運営を担当します。

お問合せ先

一般社団法人全国がん患者団体連合会
pap2022@zenganren.jp

※お問合せはメールでお願いいたします。返信にお時間をいただく場合がございますが、予めご了承ください。

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