10エッセンシャルズ研修会:複雑事例の読み解き方と支援の構築
自殺の予防、そして自殺の後に遺された人へのケアを含む事後対応は、精神保健・福祉の中で重要な領域ですが、専門職や、対人支援従事者のほとんどは卒前・卒後教育で自殺予防学を学ぶ機会がなく、その多くが自殺関連行動への対応について知識・技量の不足を自覚し、困難感を感じていることが調査により明らかにされています。本研修会では、自殺リスクを抱える複雑事例について、自殺予防対策の専門家によるレクチャーが行われ、その上で、所定の教育モジュールを用いた模擬症例検討が、専門家のファシリテーションにより実施されます。受講者は、複雑、かつ自殺のリスクを有する症例について、そのリスク・アセスメントと問題解決アプローチの知識と技量を多様な観点から学び、習得することができます。なお、この研修プログラムは、日本自殺予防学、日本うつ病学会総会ですでに経年的に実施されており、地域自殺予防対策にも広く活用されています。
- 日本うつ病学会自殺対策委員会 委員長
- 張 賢徳
- 自殺予防研修会 オーガナイザー
- 河西 千秋
- 第15回日本うつ病学会総会 会長
- 井上 猛
開催概要
- 日 時:
- 2018年7月27日(金)8:30~11:00
※研修会開始10分前までに集合してください
- 会 場:
- 京王プラザホテル 本館42F「高尾」
第15回日本うつ病学会総会 第6会場
〒160-8330 東京都新宿区西新宿2-2-1
URL:https://www.keioplaza.co.jp/
- 対 象:
-
- 日本うつ病学会の会員 ※第15回日本うつ病学会総会にもご参加ください。
- 第15回日本うつ病学会総会に参加する臨時会員
[職種] 上記1.2.に共通
医師: |
プライマリ・ケアに関わるすべての医師、精神科、心療内科 |
看護師: |
保健師を含むあらゆる看護職 |
コメディカル: |
臨床心理士・社会福祉士・作業療法士 |
- 形 式:
- 研修会形式(事例検討を中心としたワークショップ)
グループワークは各班6人程度の多職種に分かれて行います。
- 受講料:
- 5,000円(テキスト代を含む)
- 定 員:
- 30名
※定員を上回る場合、受講できない場合もございますので予めご了承ください。
- 受講者への配布物:
-
- 自殺予防のエッセンシャル(仮題)のポケット版パウチ文書
- 研修受講証書
- その他自殺予防のための臨床に資する情報提供資料等
- 主 催:
- 第15回日本うつ病学会総会および日本うつ病学会自殺対策委員会
- 共 催:
- 日本自殺予防学会
講師陣
司会
- 河西 千秋
- 札幌医科大学医学部神経精神医学講座
講師・ファシリテーター
- 張 賢徳
- 帝京大学医学部附属溝口病院
- 太刀川 弘和
- 筑波大学医学医療系臨床医学域精神医学
- 川原 庸子
- 慶應義塾大学 精神・神経科学教室
- 井上 佳祐
- 横浜市立大学附属市民総合医療センター精神医療センター
- 津山 雄亮
- 札幌医科大学医学部神経精神医学講座
参加申込期間
2018年4月2日(月)~7月6日(金)正午
事前参加申込みを締め切りました。
お申込方法
- 下記フォームより事前申込を行ってください。
- 会員でない方で総会に参加希望の方は、先に臨時会員の申込みをしてください。
臨時会員申込みはこちら。
- 事前参加登録の申込者には、受講料振込先(銀行口座番号)をメールでご連絡いたします。
- 期限までに、受講料を指定の銀行口座にお振込みください。

自殺予防研修会に関するお問合せ
第15回日本うつ病学会総会 事務局
株式会社コンベンションリンケージ内
〒102-0075東京都千代田区三番町2
TEL:03-3263-8688 FAX:03-3263-8693 E-mail:jsmd15@c-linkage.co.jp