2020.11.7.Sat-8.Sun @ Sapporo Convention Center

第43回日本産婦人科手術学会

会長挨拶

第43回日本産婦人科手術学会総会・学術大会
開催に当たって

第43回日本産婦人科手術学会総会・学術大会
会長 齋藤 豪
(札幌医科大学産婦人科学講座教授)

伝統ある日本産婦人科学会学術大会開催のご指名をいただき大変光栄に存じます。第43回日本産婦人科学会総会・学術大会は2020年11月7日、8日に札幌市・札幌コンベンションセンターにおいて開催いたします。札幌医科大学産婦人科学講座が本会を主催させていただいたのは、昭和62年(1987年)に橋本正淑教授が東京の東条会館で行われた第10回大会以来33年ぶりのことになります。

近年の産婦人科手術の発展はめざましく、腹腔鏡、ロボット支援に代表される鏡視下手術と新しい手術デバイスの開発により手術のありようも大きく変わりました。また、センチネルリンパ節生検、トラケレクトミー、子宮頸癌手術の縮小化など低侵襲・機能温存手術も多く取り上げられるようになってきました。しかし、私たちが忘れてはならないのは、基本的手術そして骨盤解剖です。これらがあってこその低侵襲であり機能温存ということになります。

本学会では「原点回帰」をテーマに、若い先生にも産婦人科手術の基本を意識した講演を用意しました。目玉は産科出血の外科的止血法・B-Lynch縫合では知らない人がいないChristopher Balogun-Lynch教授とバルーンタンポナーデでは皆さんに最も日常診療にて用いられているBakriバルーンの開発者であるYounes N. Bakri教授を特別講演として招請いたしました。また、学会開催前日にはCadaverセミナーにてエキスパートによる手術解剖デモンストレーションも行う予定です。腹腔鏡手術、ロボット支援手術に関する最新の話題も欠かせません。そして、札幌医大の伝統である腟式手術に関しても深い討論を計画しております。

考えれば尽きない産婦人科手術ですが、是非とも夢のある実り多い学会にしたいと考えております。北海道の秋の味覚を味わうにも絶好の季節です。多くの皆様のご参加を期待しております。