ご挨拶
第22回日本司法精神医学会大会のご案内
第22回日本司法精神医学会大会は2026年6 月5日・6日に北海道札幌市のクラーク会館(北海道大学)において集合形式で開催予定でございます。テーマは「みちを拓く~かけ橋としての司法精神医学」としました。司法精神医学においては、異なる立場の人やシステムが時に相反する状況も抱えながら連携し、繋がっていかなければなりません。司法と医療、地域社会と病院、矯正医療と医療観察法医療、一般精神医療と医療観察法医療、被害者と加害者、医療における職種間などさまざまあります。視点や態度の対比に広げると、リカバリー志向とリスクマネジメント、権利と義務、処罰感情と寛容、北風と太陽など、第19回大会テーマであった強制性と主体性もそうかと思います。司法精神医学においてこれらの対立をそのままにするのではなく、二者のかけ橋(架け橋、懸け橋)となり、そこに「みち」(道・未知・倫)を拓いていくことができるのではないかと期待したいと思います。
こうした観点から、できるだけ多様な内容のシンポジウムや教育講演、ワークショップを企画したいと考えております。第21回大会が2025年9月ですので、やや短い間隔となりますが、岡山大会の熱量をそのままにして北海道にお越しいただけますと幸いです。北海道で本学会大会が開催されるのは初めてのことですが、第1回大会会長の山内俊雄先生、第2回大会会長の山上皓先生は北大精神科同門の大先輩でございます。2022年に北海道にも念願の医療観察法指定入院医療機関が設置されたこともあり、北海道からも司法精神医学の発展に資する取り組みを発信していきたいと考えております。
6月の北海道は梅雨もなく、新緑が美しく、過ごしやすい良い季節ですので、多くの学会員及び司法精神医学・医療に関心をお持ちの多職種の皆様のご参加を心よりお待ちしております。各種プログラムの詳細につきましては、決まり次第、お知らせいたします。
第22 回日本司法精神医学会大会会長
賀古 勇輝
事務局長
髙信 径介