ご挨拶

柴 琢也顔写真

第41回JSCRS学術総会 

会長 柴 琢也

(六本木 柴眼科)

この度、第41回日本白内障屈折矯正手術学会(JSCRS)学術総会を、2026年6月26日~28日の会期にて開催させていただく運びとなりました。伝統ある本学会の総会長を拝命し、開催のご案内を申し上げる機会をいただけましたことを、大変光栄に思うとともに、会員の皆様をはじめ多くの関係者の皆様に深く感謝申し上げます。

今回の学術総会のテーマは「Ready to Fly」です。白内障・屈折矯正手術の分野は、近年著しい多様化と高度化を遂げ、診断技術や手術機器の精緻化や眼内レンズ等の選択肢の拡充により、私たちを取り巻く環境は大きく変化しつつあります。術後満足度のさらなる向上と、患者一人ひとりに最適化された治療の実現に向けて、臨床・研究・教育の各分野においても、新たなステージへの移行が求められています。私たちの眼科医療は今まさに、“飛び立つ準備が整った”状態にあり、その先に広がる未来に向かって、大きく羽ばたく時が訪れようとしています。

そしてこのテーマにはもう一つ、本学会の未来を担う若い研究者の皆さんが、それぞれの志を胸に羽ばたくきっかけとなってほしいという願いも込めています。本学会が、若手の皆さんにとって新たな挑戦への第一歩となり、自らの翼で次代の眼科医療を切り拓いていく原動力となることを願ってやみません。

会場は、東京・有楽町の東京国際フォーラムです。久しぶりの東京開催となり、全国各地からのアクセスにも優れた利便性の高い会場です。都市の活力と学術の熱気が融合する空間で、学びと交流が深まる三日間となるよう、準備を進めております。

多くの皆様とお会いし、ともに次なる飛翔の一歩を踏み出せることを楽しみにしております。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。