第40回日本生物学的精神医学会・第61回日本神経化学会大会 合同年会

プログラム(Program)

日程表

各種プログラム(英)/ 抄録

プレナリーレクチャー

プレナリーレクチャー1English
(Plenary Lecture 1)

11:10-12:10, 6th (Thu.) / Room A (1F, Main Hall)

座 長
神庭 重信(九州大学大学院医学研究院精神病態医学)
演 者
Joshua A. GordonCV(National Institute of Mental Health, USA)

プレナリーレクチャー2English
(Plenary Lecture 2)

13:55-14:55, 8th (Sat.) / Room A (1F, Main Hall)

座 長
仲嶋 一範(慶應義塾大学医学部 解剖学教室)
演 者
Jeffrey D. MacklisCV(Harvard University, USA)

Molecular Development, Disease, Regeneration, and Subtype-Specific Growth Cone Molecular Machinery of Cerebral Cortex Projection Neurons

合同年会企画セミナー

合同年会企画セミナーJapanese
(JSBPJSN2018 Special Seminar)

11:10-12:10, 7th (Fri.) / Room A (1F, Main Hall)

研究者のための画像処理 – 画像不正を疑われない画像処理 –
Appropriate Image Processing Techniques for Researchers

座 長
仲嶋 一範(慶應義塾大学医学部 解剖学教室)
演 者
湖城 恵 氏

(エルピクセル株式会社 共同創業者/上智大学 日本学術振興会特別研究員 (PD))

Appropriate Image Processing Techniques for Researchers

教育講演

教育講演1Japanese
(Educational Lecture 1)

13:30-15:30, 6th (Thu.) / Room A (1F, Main Hall)

座 長
村井 俊哉(京都大学・精神医学)
鬼塚 俊明(九州大学大学院医学研究院精神病態医学)
演 者
丸山 博文(広島大学大学院医歯薬保健学研究科脳神経内科学)

筋萎縮性側索硬化症とオプチニューリン

鬼塚 俊明(九州大院・医・精神病態医学)

統合失調症

海津 一成

(国立研究開発法人 理化学研究所 生命機能科学研究センター バイオコンピューティング
研究チーム)

生化学的応答の数理モデリング

教育講演2Japanese
(Educational Lecture 2)

9:00-11:00, 7th (Fri.) / Room A (1F, Main Hall)

座 長
小野 賢二郎(昭和大学医学部内科学講座脳神経内科学部門)
伊東 大介(慶應義塾大学医学部神経内科)
演 者
永樂 元次(京都大学 ウイルス・再生研)

多細胞の自己組織化を利用した神経オルガノイド 形成

小野 賢二郎(昭和大学 医学部 脳神経内科)

アルツハイマー病の治療:現状と展望

中込 和幸(国立精神・神経医療研究センター)

精神疾患の認知機能障害

教育講演3Japanese
(Educational Lecture 3)

8:30-10:30, 8th (Sat.) / Room A (1F, Main Hall)

座 長
橋本 亮太(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 精神疾患病態研究部)
村松 里衣子(国立精神・神経医療研究センター 神経研究所)
演 者
山下 俊英(大阪大院・医・分子神経科学)

中枢神経回路の障害と修復を制御するメカニズム

橋本 亮太(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 精神疾患病態研究部)

共同研究の上手な進め方-多施設共同研究ってどうやるの?

山末 英典(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 精神疾患病態研究部)

自閉スペクトラム症中核症状への初の治療薬開発の取り組み
~オキシトシンと脳画像解析の応用~

企画講演

連合大会多岐分野交流委員会企画講演Japanese
(The inter- and intra-dicipline alliance committee sponsored session)

10:00-11:00, 6th (Thu.) / Room F (4F, 401)

Impact from Extradicipline Progress

座 長
木山 博資(名古屋大学 医学系研究科 機能組織学)
演 者
島村 徹平(名大院・医・システム生物)

データサイエンスとの連携・融合による生命科学研究の新時代

第5回日本神経化学会優秀賞受賞講演Japanese
(The inter- and intra-dicipline alliance committee sponsored session)

11:10-12:10, 7th (Fri.) / Room B (3F, International Conference Room)

Impact from Extradicipline Progress

座 長
竹林 浩秀(優秀賞・奨励賞選考委員会委員長)
演 者
七田 崇(東京都医学総合研究所 脳卒中ルネサンスプロジェクト)

脳梗塞における無菌的な炎症メカニズムの解明

シンポジウム

シンポジウム 1Japanese
(Symposium 1)

9:00-11:00, 6th (Thu.) / Room A (1F, Main Hall)

精神疾患のゲノム要因における稀な変異の意義と方向性について
Lessons obtained from analyses of rare genomic variants and future perspective

セッション概要

精神疾患のゲノム要因として、稀な変異(新生変異を含む)が注目を集め研究されてきた。理由としては効果が大きいことが予想されること、あるいは機能解析を遂行しやすいことなどがあげられる。今回シンポジストの経験を元に、稀な変異の意義、これまでに得られたレッスン等を、in silico、in vitro、in vivoの多層的側面から評価し、今後の病態解明、臨床応用にどのように活かせるのか、展望について議論する。

本シンポジウムでは、精神疾患の基礎的研究者、および臨床に携わっているヒトが、明確に意識し知識を整理しておくべきテーマを取り上げ、テーマに関して十分な経験を積んだシンポジストを揃え、これまでのrare variants 研究の経験、現在取り組んでいる内容、さらには今後の展開や臨床応用の可能性などについて議論する。参加者にとって、有意義な情報を伝えることができると期待している。

座 長
吉川 武男(理化学研究所・脳神経科学研究センター)
笠原 和起(理化学研究所・脳神経科学研究センター)
演 者
吉川 武男(理研・脳センター)

マウスQTL解析から同定した統合失調症関連の稀な遺伝子多型

笠原 和起(理化学研究所・脳神経科学研究センター・精神疾患動態チーム)

双極性障害におけるターゲットシーケンスで同定した稀な変異を生化学的解析や
コンピューター予測などを組み合わせて評価してみた

高田 篤(横浜市立大学大学院医学研究科遺伝学)

精神神経疾患のrare variant解析とその解釈

西山 正章(金沢大院・医薬保健・組織細胞学)

クロマチンリモデリングタンパク質CHD8のハプロ不全は自閉症スペクトラムの原因となる

木村 大樹(名古屋大学大学院医学系研究科精神医学分野)

統合失調症における神経発達機能関連遺伝子のrare variant解析

シンポジウム 2Japanese
(Symposium 2)

9:00-11:00, 6th (Thu.) / Room B (3F, International Conference Room)

自閉症学研究(基礎)
Autism Research (Basic Science)

セッション概要

基礎医学と臨床医学の自閉症研究者が集まり基礎と臨床の橋渡し研究を促進するための自閉症学研究会(Japanese Consortium of Autism Research; JCAR)が2015年に発足しました。本シンポジウムでは同研究会をリードする気鋭の基礎研究者が、自閉症の遺伝要因、環境要因、介入効果などについての最新の基礎研究成果と、その知見が臨床研究につながるアイデアについて発表します。

座 長
小山 隆太(東京大学)
牧之段 学(奈良県立医科大学精神医学講座)
演 者
小山 隆太(東京大・院薬・薬品作用学)

母体感染による仔のシナプス異常と自閉症様行動の運動による改善

臼井 紀好(阪大院・医・ 共同研)

分子から自閉症に迫る

牧之段 学(奈良県立医科大学精神医学講座)

自閉スペクトラム症の免疫異常とミエリン形成障害

中谷 仁(立命館大 生命)

染色体15q11-13に部分重複を持った自閉症モデルマウスは重篤な低成長を伴う

シンポジウム 3Japanese
(Symposium 3)

9:00-11:00, 6th (Thu.) / Room C (5F, 501)

菌叢と宿主のクロストーク:腸内細菌研究の最前線と、精神科領域における今後の展望
Crosstalk of the microbiome and the host: Forefront of gut microbiota researchs and the prospect in psychiatry field

セッション概要

腸内細菌叢のインバランス(dysbiosis)が、種々の疾患の病態に関与することが明らかになりつつあり、腸内細菌叢への介入研究も行われるようになった。精神科領域でも、例えば自閉症スペクトラム障害や気分障害・不安症等で、腸内細菌叢との関連が注目されている。本シンポジウムでは、消化器内科医、基礎研究者、精神科医、それぞれの立場から演者が最新知見をレビューし、腸内細菌研究の展望について議論する。

座 長
三村 將(慶應義塾大学医学部精神神経科)
岸本 泰士郎(慶應義塾大学 医学部 精神・神経科学教室)
演 者
水野 慎大(慶應義塾大・医・消化器内科)

腸内細菌叢との共生を目指した治療戦略up to date

波夛 伴和(九州大院・医・心身)

神経性やせ症の病態形成における腸内細菌叢の役割

真田 建史(昭和大学精神医学講座)

腸内細菌とうつ病

黒川 駿哉(慶應義塾大学医学部 精神・神経科学教室)

腸内細菌と自閉症スペクトラム障害

シンポジウム 4English
(Symposium 4)

9:00-11:00, 6th (Thu.) / Room D (5F, 502)

幻覚・妄想研究の現在
Current status of hallucination and delusion research

セッション概要

幻聴・幻視などの幻覚や妄想は精神病の主要症状であり、患者の苦痛は甚大であるが、その形成機序は未解明である。本シンポジウムでは、構造的・機能的コネクティビティ、Visual saliency、音声認知などにおける最先端の知見を疾患横断的に照合し、幻覚・妄想研究にブレイクスルーをもたらすことを目的とする。

座 長
宮田 淳(京都大学大学院医学研究科脳病態生理学講座精神医学教室)
肥田 道彦(日本医科大学大学院医学研究科 精神・行動医学)
演 者
宮田 淳(京都大院・医・精神医学)

結合性解析から見た統合失調症における異常Salienceと妄想

橋本 衛(熊本大学大学院生命科学研究部神経精神医学分野)

認知症における妄想の発現機序について

吉田 正俊(生理研・認知行動発達機構)

統合失調症における視覚顕著性

肥田 道彦(日本医科大学大学院医学系研究科 精神・行動医学)

統合失調症におけるプロソディー認知・脳内機能的結合を用いた幻覚妄想状態の評価

鬼塚 俊明(九州大院・医・精神病態医学)

神経画像・神経生理学からみた統合失調症の幻聴の神経基盤

シンポジウム 5Japanese
(Symposium 5)

9:00-11:00, 6th (Thu.) / Room E (5F, 504+505)

精神疾患のメタボローム解析
Metabolome analyses of psychiatric disordes

セッション概要

近年、測定技術の発達により、低分子量代謝物質の測定が可能になってきた。精神疾患におけるさまざまな低分子量代謝産物異常が報告されるようになり、メタボロームに注目した病態解明やバイオマーカー開発に期待が高まっている。本シンポジウムでは、末梢組織や中枢組織を用いた精神疾患のメタボローム研究を行っている研究者に最先端の研究成果を発表していただき、この分野での研究を発展させたいと考えている。

座 長
大森 哲郎(徳島大学大学院医歯薬学研究部精神医学分野)
橋本 謙二(千葉大学)
演 者
沼田 周助(徳島大学大学院医歯薬学研究部精神医学分野)

うつ病の血漿を用いたメタボローム解析

功刀 浩

(国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター神経研究所 疾病研究第三部)

統合失調症のメタボローム解析

橋本 謙二(千葉大学・社会精神保健教育研究センター・病態解析研究部門)

気分障害の脳脊髄液を用いたメタボローム解析

影山 祐紀

(Feil Family Brain and Mind Research Institute, Weill Cornell Medical College)

血漿代謝産物を利用した気分障害のバイオマーカー

シンポジウム 6Japanese
日本神経学会/日本神経化学会ジョイントシンポジウム
(Symposium 6)

13:30-15:30, 6th (Thu.) / Room B (3F, International Conference Room)

免疫細胞とグリアの相互作用からみた神経疾患の病態
Pathomechanism of neurologic diseases based on interaction between immune cells and glia

座 長
吉良 潤一(九州大学大学院医学研究院 神経内科学)
小野 賢二郎(昭和大学医学部内科学講座脳神経内科学部門)
演 者
清水 文崇(山口大学大学院医学系研究科 神経内科)
山崎 亮(九州大院・医・神経内科学)

ギャップ結合蛋白コネキシンが多発性硬化症モデルマウスの病態に及ぼす影響の解析と
その機能修飾による治療法開発の試み

山中 宏二(名古屋大・環境医学研究所)

筋萎縮性側索硬化症における免疫・グリア連関

竹内 英之(横浜市立大学医学部神経内科学・脳卒中医学)

グリアを標的とした神経疾患の治療法開発

シンポジウム 7Japanese
(Symposium 7)

13:30-15:30, 6th (Thu.) / Room C (5F, 501)

基礎研究で活躍する精神科医の魂は進化したのか?
Have the research minds of the physician-scientists evolved to promote psychiatric research?

セッション概要

基礎研究の第一線で活躍する(元)精神科医が精神医学に対する情熱を語った「魂シンポジウム2016」から早2年。(元)精神科医基礎研究者の魂は進化したのか?進化前の大学院生レベルから、進化中のPIレベルまでが、各人の基礎研究と精神医学へ将来的な貢献をフラッシュトーク形式でプレゼンし、臨床医‐研究医の融合の触媒になることを期待する。

座 長
橋本 亮太(大阪大学大学院医学系研究科情報統合医学講座精神医学教室)
笠井 清登(東京大学大学院医学系研究科 精神医学分野)
指定
討論者
加藤 忠史(理研・脳神経科学研究センター・精神疾患動態)

指定討論者

演 者
林(高木) 朗子(群馬大学・生体調節研究所・脳病態制御分野)

精神疾患の神経回路異常の解明にむけた多階層コネクトミクス法の開発

武井 陽介(筑波大・医学医療系・解剖学・神経科学)

細胞骨格による神経伝達物質受容体輸送と精神神経疾患動物モデル

疋田 貴俊(大阪大学蛋白質研究所高次脳機能学研究室)

蛋白質研究所での生物学的精神医学研究

久保 健一郎(慶應義塾大学医学部解剖学)

マウスにおける神経発達障害モデルの作成と解析における進化

山下 祐一

(国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 疾病研究第七部)

計算論的精神医学:脳の数理モデルを用いて精神疾患の病態に迫る

高田 篤(横浜市立大学大学院医学研究科遺伝学)

シン・ゲノム研究でDisorderをDiseaseにする試み

黒田 啓介(名古屋大院・医・神経情報薬理)

統合失調症治療薬は脳内でどのような細胞内シグナルを制御しているのか?

水谷 俊介(東京大学医学部附属病院精神神経科)

若手をリクルートするためにできることを実体験から考えてみる

吉永 怜史(慶應義塾大学医学部解剖学教室)

精神科医でもある大学院生が行っている神経発生研究

田宗 秀隆(東京大学大学院医学系研究科 神経細胞生物学分野)

研究と臨床へのエフォートは最適配分できるのか

シンポジウム 8English
(Symposium 8)

13:30-15:30, 6th (Thu.) / Room D (5F, 502)

GABA合成酵素と精神疾患、最近の知見
Current topics in GABA synthetic enzyme and psychiatric disorder

セッション概要

GABA合成酵素のグルタミン酸脱炭酸酵素(GAD)は、統合失調症、不安症、てんかんなどの精神疾患との関連が報告されている。本シンポジウムでは、神経化学をベースとした精神医学、遺伝学、分子生物学、生理学の第一線の研究者がGADと精神疾患との関連について死後脳やモデル動物などを用いた最近の研究成果を発表し、討論する。

座 長
柳川 右千夫(群馬大学大学院医学系研究科遺伝発達行動学分野)
橋本 隆紀(金沢大学 精神行動科学)
演 者
橋本 隆紀(金沢大学大学院 医学系 精神行動科学)

統合失調症の大脳皮質回路変化とGAD67発現低下

藤原 和之(群馬大学大学院医学系研究科遺伝発達行動学分野)

精神疾患モデルとしてのGADノックアウトラット

Oliver Stork

(Department of Genetics & Molecular Neurobiology, Institute of Biology, Otto-von-Guericke University Magdeburg, and Center of Behavioral Brain Sciences)

恐怖およびストレスに関連した精神障害を示すマウスモデルにおけるGABA合成について

福田 敦夫(浜松医科大・医・神経生理学)

GAD67ヘテロ接合体マウスへの胎生期ストレス負荷がもたらすGABAニューロン発生障害と
シナプス伝達・脳波・行動の異常

紀本 創兵(奈良県立医科大学精神医学講座)

死後脳研究から考える統合失調症の認知機能障害とE-I balance変化の分子基盤

シンポジウム 9Japanese
(Symposium 9)

13:30-15:30, 6th (Thu.) / Room E (5F, 504+505)

ヒト由来神経細胞の機能評価法へ向かって:培養細胞を用いた多彩なアプローチ
Neuronal function assay of excellence: in vitro technologies using neuronal culture

セッション概要

ヒト脳を使った神経・精神疾患の病態解析は困難を伴う。本シンポジウムでは、ヒトiPS細胞由来神経細胞とげっ歯類神経細胞を比較することにより、ヒトの神経・精神疾患の解明にブレークスルーをもたらすことを目指す。培養を用いた神経細胞機能解析法の進歩を、それぞれの分野で研究をリードする研究者から紹介してもらい、次にそれらの新たなテクノロジーをヒトiPS細胞由来神経細胞に用いてげっ歯類の神経細胞機能と比較することにより、ヒト特異的な細胞機能を解析する可能性を議論する。

座 長
白尾 智明(群馬大学大学院医学系研究科神経薬理学)
斎藤 祐見子(広島大学院総合科学研究科)
演 者
武井 延之(新潟大学脳研究所)

神経栄養因子による神経細胞成熟制御

斎藤 祐見子(広島大院・総合科学)

環境センサー「一次繊毛」機能アッセイ系の構築に向けて

並木 繁行(東京大院・医・神経生物学)

蛍光イメージングによるシナプス前部機能評価

小金澤 紀子(群馬大学大学院医学系研究科神経薬理学)

アルツハイマー病のシナプス機能異常を視る:シナプスタンパク質の微小局在変化解析

金村 米博(国立病院機構大阪医療センター・臨床研究センター・先進医療研究開発部)

ヒトiPS細胞由来神経細胞の分化誘導法とその成熟度評価

シンポジウム 10English
(Symposium 10)

15:40-17:40, 6th (Thu.) / Room A (1F, Main Hall)

iPS細胞技術を用いた精神・神経疾患の病態解析とその創薬への応用
Modelling Neurological and Psychiatric Disorders using iPS cell technologies and its application to Drug Development

セッション概要

ヒトiPS細胞が初めて樹立されて10年が経つが、同技術を用いることで、in vitroで疾患感受性細胞を生み出すことが出来るようになり、これまで動物モデルがない、あるいは全く有効な治療法のない難病についても、その詳細な病態解析や治療薬の開発が可能となり、大きな関心を集めている。本シンポジウムでは、iPS細胞技術を用いた精神・神経疾患の病態解析と創薬への応用についての最前線を紹介する。

座 長
岡野 栄之(慶應義塾大学医学部生理学教室)
岡野 ジェイムス洋尚(東京慈恵会医科大学)
演 者
岡野 ジェームズ洋尚(慈恵医大・医・再生医学研究部)

レトロマー複合体機能不全を伴う神経変性疾患の病態解析

廣瀬 伸一(福岡大学医学部小児科)

iPS細胞技術を用いた小児難治性てんかんの病態解析

井上 治久(京都大学iPS細胞研究所増殖分化機構研究部門)

iPS細胞を用いた神経疾患の病態・創薬研究

尾崎 紀夫(名古屋大学医学系研究科精神医学)

稀な疾患関連ゲノム変異を有する患者由来iPS細胞を用いた統合失調症の病因解明

岡野 栄之(慶應義塾大学医学部)

iPS細胞技術を用いたALSの病態解析と創薬研究

シンポジウム 11Japanese
日本神経化学会優秀賞受賞者企画シンポジウム
(Symposium 11)

15:40-17:40, 6th (Thu.) / Room B (3F, International Conference Room)

神経精神疾患と免疫系
Neuropsychological diseases and immune system

座 長
永井 拓(名古屋大学大学院医学系研究科医療薬学・附属病院薬剤部)
高田 和幸(京都薬科大学・統合薬科学系)
演 者
永井 拓(名古屋大院・医・医療薬学・附属病院薬剤部)

免疫活性化によって誘導されるアストロサイト由来MHC class Iの病態生理学的役割

池田 匡志(藤田保健衛生大学・医・精神神経科学)

遺伝子からみた精神疾患・免疫

高田 和幸(京都薬大・統合薬科)

幹細胞由来免疫細胞を用いた認知症の治療戦略

今井 哲司(京大病院・薬剤部)

神経-免疫システムの2-wayコミュニケーションから考える神経障害性疼痛の発症機序

シンポジウム 12English
新学術領域「個性創発脳」共催
(Symposium 12 / Co-sponsored by Scientific Research on Innovative Areas "Interplay of developmental clock and extracellular environment in brain formation")

15:40-17:40, 6th (Thu.) / Room C (5F, 501)

神経系の発生・機能とその破綻
Development, Function and Pathology of the nervous system

座 長
大隅 典子(東北大学大学院医学系研究科発生発達神経科学分野)
星野 幹雄(国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 病態生化学研究部)
演 者
河崎 洋志(金沢大学医学系脳神経医学分野)

フェレットを用いた大脳皮質の脳回形成機構の解析

堀 啓(国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 病態生化学研究部)

発達期脳におけるシナプス形成および脳高次機能獲得に関わるAUTS2の生理機能解析

佐々木 拓哉(東京大院・薬・薬品作用)

個体差を考慮した精神的ストレスにおける中枢末梢連関の解析

大隅 典子(東北大学大学院医学系研究科発生発達神経科学分野)

父加齢はどのように次世代の神経発生に影響するのか
:発達障害のエピジェネティックモデルとして

シンポジウム 13English
(Symposium 13)

15:40-17:40, 6th (Thu.) / Room D (5F, 502)

TMSによる認知機能修飾のトランスレーショナル研究
Translational research of TMS-induced cognitive modulation

セッション概要

本シンポジウムでは、非ヒト霊長類、健常者、統合失調症・気分障害患者を対象として、TMSが認知機能に及ぼす影響を探る。TMS・脳波同時記録による精神生理学的指標(ヒト)から始まり、ニホンサル、ヒトにおけるrTMS単回セッションによる認知機能修飾効果を比較検討し、さらに気分障害患者に対するrTMS複数回セッションによる持続性の前頭葉機能修飾効果について、最新の知見を報告してTMSの可能性を議論する。

座 長
三村 將(慶應義塾大学医学部精神神経科)
鬼頭 伸輔(東京慈恵会医科大学)
演 者
野田 賀大(慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室)

精神疾患におけるTMS-EEG同時計測を用いた神経生理学的研究

筒井 健一郎(東北大学大学院生命科学研究科)

TMSで拓く霊長類研究の新たな展開:トランスレーショナブルな高次脳機能研究を目指して

中村 元昭(昭和大学発達障害医療研究所)

rTMSによるヒト認知機能修飾の持続効果

立石 洋(佐賀大学医学部附属病院精神神経科)

うつ病における前頭葉機能と白質構造の相関

松田 勇紀(東京慈恵会医科大学精神医学講座)

Deep TMSは気分障害患者に対して気分と認知機能を修飾する

シンポジウム 14Japanese
(Symposium 14)

15:40-17:40, 6th (Thu.) / Room E (5F, 504+505)

創薬を目指した認知・精神疾患のシグナル病態の解明
Elucidation of signal transduction pathways in cognitive and mental disorders as targets for drug discovery

セッション概要

本シンポジウムでは、認知・精神疾患における恒常的維持機構の破綻によるシグナル病態の解明に注目し、病態発症機序の統合的な理解と新規医療基盤技術の創出を目指した先進的な研究を展開する4名の演者を迎え、総合的なブレインストーミングを行い、大脳基底核における制御機構(疋田)、ストレス応答とシナプス病態解析(林)、扁桃体における社会性行動制御(竹本)、新規AD治療法の開発(森口)に関する活発な議論を展開する。

座 長
疋田 貴俊(大阪大学蛋白質研究所高次脳機能学研究室)
森口 茂樹(東北大学大学院薬学研究科薬理学分野)
演 者
疋田 貴俊(大阪大学蛋白質研究所高次脳機能学研究室)

大脳基底核における認知学習と精神疾患の制御機構

林(高木) 朗子(群馬大学・生体調節研究所・脳病態制御分野)

ハイコンテントイメージングを用いたシナプス病態解析技術と
ドラッグデポジショニングへの挑戦

竹本 さやか(名古屋大学環境医学研究所神経系分野I)

扁桃体中心核を介した情動行動制御の分子機構探索

森口 茂樹(東北大・院薬・薬理)

KATPチャネルを標的とした新規アルツハイマー病治療薬の開発

シンポジウム 15Japanese
(Symposium 15)

9:00-11:00, 7th (Fri.) / Room B (3F, International Conference Room)

ここまで進んだ神経修復機構の理解:神経発生と神経再生の共通原理と将来展望
Advancement of understanding of nerve repair mechanism: a common priciple of neuronal development and regeneration

セッション概要

中枢神経系は一度損傷を受けると再生が困難であるため、神経損傷に対する治療法は未だ確立されていない。成体脳で神経再生を実現するには、発生期における神経回路形成機構の素過程を成体脳で再現する必要がある。近年、神経発生や神経再生における軸索伸長や神経回路形成の機構の理解が進んできた。その中、神経発生と神経再生における共通原理が存在する。そこで、本シンポジウムでは、そのような共通原理に基づく神経修復機構の先端研究を紹介し、神経再生を実現させる方法論の展望を議論する。シンポジウムは、神経再生を阻む脳内環境の制御機構(横浜市大・竹居と大阪大学・山下)と神経細胞移動に基づく修復機構(名市大・澤本)、神経幹細胞移植による回路形成機構(九大・中島)で構成し、臨床応用への展望を含めて解説することで近未来再生医療を見つめる機会を提供する。

座 長
竹居 光太郎(横浜市立大学大学院生命医科学研究科)
山下 俊英(大阪大学)
演 者
山下 俊英(大阪大院・医・分子神経科学)

中枢神経回路の修復を制御する生体システム

澤本 和延(名古屋市立大院・医・再生医学)

脳の発達・再生過程における新生ニューロンの移動の足場

中島 欽一(九大院・医・応用幹細胞)

損傷部位保全により促進される移植神経幹細胞の脊髄損傷治療効果

竹居 光太郎(横浜市大院・生命医科学・生体機能医科学)

内在性Nogo受容体アンタゴニストLOTUSの神経再生医療への適用

シンポジウム 16English
(Symposium 16)

9:00-11:00, 7th (Fri.) / Room C (5F, 501)

樹状突起スパイン内の蛋白質動態とその制御
Dynamics and significance of subcellular distribution and turnover of crucial molecules in the spine

セッション概要

樹状突起スパインは神経情報伝達の細胞基盤であり、かつその機能不全が自閉スペクトラム症や統合失調症などに関連することは知られている。しかしながら、そのサイズゆえか、現在でもスパイン内で機能する蛋白質の同定、さらにはその動態制御は十分には明らかになっていない。特に、マッシュルーム型とも形容される特異な形態の持つ意義との関連は明らかとなっていない。このテーマに関する新たな視点と最新の知見を議論する。

樹状突起スパインでの分子動態は精神遅滞や精神疾患との関連が深く古くから研究されてきた。最近となり、スパインの形態の動態を明確に可視化できる技術(顕微鏡)などが進歩し、新たな知見が得られている。そのような背景のもと、本シンポジウムでは、最新の手法による新たなデータも含め、スパインに関する最新の知見を会員諸氏と広く共有し、議論できればと考えている。

座 長
佐藤 真(大阪大学)
八木 秀司(兵庫医科大学 解剖学細胞生物部門)
演 者
八木 秀司(兵庫医科大学・解剖学細胞生物部門)

スパイン形態とミオシン分布制御機構

齋藤 敦(広島大院・医歯薬保健学・ストレス分子)

神経活動依存的な小胞体膜-細胞膜コンタクトサイト形成による小胞体ストレス応答の調節を介したスパイン形成と樹状突起の伸長制御

木下 専(名古屋大院・理・ 生命理学)

空間弁別障害をもたらす海馬歯状回顆粒細胞のシナプス後部調節異常

花村 健次(群馬大院・医・神経薬理)

樹状突起スパインのアクチン結合タンパク質ドレブリンの役割とアイソフォーム
特異的な動態の制御メカニズム

シンポジウム 17Japanese
(Symposium 17)

9:00-11:00, 7th (Fri.) / Room F (4F, 401)

神経化学からみた神経疾患 -ベンチとベットサイドの間-
Collaboration between neurochemistry (bench) and neurology (bedside)

セッション概要

神経疾患を語る方法論として病理学、免疫学、遺伝学など各方面からのアプローチがありますが、病因に迫る上でこららの従来の方法論のみではカバーしきれない部分が益々大きくなってきております。この部分に対応する領域こそが現在の「神経化学」であると考えます。本シンポジウムでは細胞内小器官、メタボローム、RNA代謝異常などをキーワードに最新の知見の紹介を通じて、神経化学的な切り口を提示することをねらいとします。

座 長
高橋 哲也(広島大学病院)
長谷川 隆文(東北大学大学院医学系研究科 神経感覚器病態学講座神経内科学分野)
演 者
長谷川 隆文(東北大学院・医・神経内科)

パーキンソン病の共通病態としてのエンドソーム輸送障害

永井 義隆(大阪大院・医・神経難病治療学)

神経変性疾患バイオマーカーとしての血液中エクソソームの可能性

波田野 琢(順天堂大学大学院医学部神経学講座)

メタボロミクスによるパーキンソン病のバイオマーカー探索

高橋 哲也(広島大学病院脳神経内科)

エンドソーム機能とアルツハイマー病

勝野 雅央(名古屋大院・医・神経内科)

球脊髄性筋萎縮症における神経筋システム変性

シンポジウム 18Japanese
日本神経化学会理事会企画シンポジウム
(Symposium 18)

14:00-16:00, 7th (Fri.) / Room A (1F, Main Hall)

オートファジー 分子から神経疾患治療まで
Autophagy: molecules to medicine in the neurological disorders

座 長
藤谷 昌司(島根大学医学部解剖学講座(神経科学))
佐藤 真(大阪大学)
演 者
荒木 敏之(国立精神・神経医療研究センター神経研究所疾病研究第五部)

オートファジーによる神経変性の促進

村松 一洋(自治医科大学小児科)

オートファジー病SENDA/BPANの病態と治療開発

斉木 臣二(順天堂大院・医・神経学)

オートファジー、マイトファジーに着目したパーキンソン病治療法開発

水島 昇(東京大学大学院医学系研究科分子生物学分野)

オートファジーの膜動態と生理的意義

シンポジウム 19Japanese
(Symposium 19)

14:00-16:00, 7th (Fri.) / Room B (3F, International Conference Room)

痛覚伝達システムの新しい生体ディフェンスと恒常性維持機構
New mechanisms of the somatosensory system in host defense and homeostasis

セッション概要

痛覚伝達系は,痛覚信号を末梢組織から脊髄,脳へと伝達し,痛みを起こすシステムである。しかし最近,侵害受容器が細菌感染による免疫・骨細胞応答に必須であること,脳知覚神経ががん細胞を制御するなど,従来の痛覚伝達システムの概念を変える新しい生体ディフェンスと恒常性維持機構が明らかになりつつある。本シンポジウムでは,それらの最新エビデンスを示し,痛覚伝達システムが有する生物学的意義の理解深化を目指す。

座 長
津田 誠(九州大学大学院薬学研究院ライフイノベーション分野)
加藤 隆弘(九州大学)
演 者
丸山 健太(大阪大学免疫学フロンティア研究センター)

骨-痛覚-免疫トライアングル恒常性を介した真菌性self defense機構の提唱と応用

山中 章弘(名古屋大学 環境医学研究所)

オレキシン神経による睡眠覚醒調節と痛みの制御

成田 年(星薬科大学薬理学)

「知覚神経-がん細胞」連関及び「ストレス/痛み-腫瘍」免疫連関の統合的分子理解

尾内 康臣(浜松医科大学 光尖端医学教育研究センター 生体機能イメージング研究室)

PETイメージング技術を用いた疼痛ー精神病態機構解明研究

岩田 正明(鳥取大学)

うつ病・疼痛におけるインフラマソーム・ミクログリアを介した病態機構

シンポジウム 20English
(Symposium 20)

14:00-16:00, 7th (Fri.) / Room C (5F, 501)

精神障害の神経細胞内カルシウム病態
Neuronal calcium pathology of mental disorders

セッション概要

精神障害の病態に神経細胞内カルシウム系が関与するとの証左が蓄積されている。1. ゲノム解析から電位依存性カルシウムチャネル関連遺伝子やミトコンドリア遺伝子の変異が精神障害に関与する、2. 神経細胞内カルシウムはシナプス可塑性、神経伝達物質放出、遺伝子発現など精神障害の病態と関与しうる機能を有する、等である。精神障害病態への神経細胞内カルシウム系の関与について各演者に討議して頂く。

座 長
尾崎 紀夫(名古屋大学 大学院医学系研究科 精神医学・親と子どもの心療学分野)
竹本 さやか(名古屋大学 環境医学研究所)
演 者
堀金 慎一郎(名古屋大学環境医学研究所神経系分野I)

大脳皮質放射状神経細胞移動を制御するカルシウム依存的分子経路の解明

Branko Aleksic(名古屋大学 大学院医学系研究科)

カルシウム関連遺伝子変異の精神障害への関与

加藤 忠史(理研・脳神経科学研究センター・精神疾患動態)

双極性障害におけるミトコンドリアCa2+シグナルとセロトニンの関係
Ant1変異マウスの解析から

内田 周作

(京都大学大学院医学研究科 メディカルイノベーションセンター SKプロジェクト)

ストレス関連精神疾患におけるカルシウムシグナリングの役割

シンポジウム 21Japanese
(Symposium 21)

8:30-10:30, 8th (Sat.) / Room B (3F, International Conference Room)

精神疾患を死後脳から解明する -精神科ブレインバンクへの期待-
Understanding of Psychiatric Disease using postmortem brain -Hope for Japanese Psychiatric Brain Bank-

セッション概要

精神科領域の死後脳研究は、一時期衰退していたが、分子生物学的研究や脳画像研究の発展と共に、脳組織で確認すべき課題が増大してきている。そのような背景において、研究リソースとしての脳の蓄積の必要性も増しており、従前のような欧米のブレインバンクに依存した研究体制も脱却する必要がある。このシンポでは、精神疾患解明における脳リソースの有用性について共有概念をもち、精神科ブレインバンク活動の活性化を計りたい。

座 長
入谷 修司(名古屋大学精神科)
國井 泰人(福島県立医科大学会津医療センター)
演 者
入谷 修司(名古屋大学大学院医学系研究科・精神医療学)

統合失調症は、本当に神経病理学者にとって墓場か?

那波 宏之(新潟大・脳研・分子神経)

統合失調症とそのモデル動物のシステム病態学

新田 淳美(富山大・院医薬(薬)・薬物治療学)

新規精神疾患関連分子の生理機能解明およびモデル動物作成に向けての基礎研究における
死後脳の重要性

沼田 周助(徳島大学大学院医歯薬学研究部精神医学分野)

死後脳を用いて検証したいこと;血液と脳の類似と相違

國井 泰人(福島県立医科大学会津医療センター精神医学講座)

精神疾患死後脳研究の実際

シンポジウム 22Japanese
(Symposium 22)

8:30-10:30, 8th (Sat.) / Room C (5F, 501)

パルミトイル化に基づく脂質ラフトのシグナル伝達機構
The neuronal signaling in the lipid-rafts: focusing on the protein palmitoylation

セッション概要

脂質ラフトは特殊な膜脂質構成を持つ、膜流動性の低い膜ドメインであり、膜タンパク質の集積などによってシグナル伝達のホットスポットと考えられている。一方、これらの概念が比較的明確なのは、血球系・免疫系の細胞であって、神経系ではその意義は明確でない。近年、脂質ラフトの関係性が重要視されるようになったのが、膜タンパク質のパルミトイル化であり、受容体タンパク質が動的に脂質ラフトに集積する可能性が示唆されている。また神経変性の際にも、脂質ラフトの関与が示唆されるようになった。今回は脂質ラフトの可視化とシグナル伝達機構をパルミトイル化と関連付け、神経系に潜むタンパク質と脂質の相互作用を展望していきたい。

座 長
五十嵐 道弘(新潟大学医歯学系神経生化学(医学部生化学第二))
小谷 典弘(埼玉医科大学 医学部 生化学)
演 者
鈴木 健一(岐阜大・生命鎖センター)

高精度1分子観察によるラフト組織化とシグナル制御機構の解明

林 崇(国立精神セ・神経研・病態生化)

興奮性シナプスにおける神経伝達物質受容体のパルミトイル化による膜局在制御

五十嵐 道弘(新潟大学医歯学系神経生化学(医学部生化学第二))

神経細胞の形態形成シグナリングにおけるGPM6aのパルミトイル化と脂質ラフト集積の意義

小谷 典弘(埼玉医大・医・生化学)

EMARS法による脂質ラフト分子解析とその意義

シンポジウム 23English
(Symposium 23)

8:30-10:30, 8th (Sat.) / Room D (5F, 502)

次世代神経栄養因子研究:新規メカニズムの発見から遺伝子発現の可視化および光遺伝学の応用による新展開と創薬への期待
Next-generation neurotrophic factor research: new findings, application of optogenetics and bioluminescence, and expectation of drug discovery

セッション概要

神経回路形成因子の同定に始まった神経栄養因子研究はすでに1世紀を超えるのかもしれない。本シンポジウムでは、分子生物学的研究を長年牽引してきたCarlos Ibanezを招聘し、本研究分野に光遺伝学や遺伝子発現可視化技術を新たに導入することによりIn vivoの未解明な課題に挑む若手研究者、翻訳後メカニズムに注目して栄養因子作用の多様性を見出そうとする研究者が、次なる本研究分野の展開になりうる新知見、精神・神経疾患の創薬を目指したチャレンジングな研究を発表する。

座 長
Ibanez Carlos F.

(Department of Physiology, National University of Singapore, Singapore /
Life Sciences Institute, National University of Singapore, Singapore /
Department of Cell and Molecular Biology, Karolinska Institute, Stockholm, Sweden)

小島 正己(産業技術総合研究所)
演 者
Carlos F. Ibanez

(Department of Physiology, National University of Singapore, Singapore /
Life Sciences Institute, National University of Singapore, Singapore /
Department of Cell and Molecular Biology, Karolinska Institute, Stockholm, Sweden)

Genetic dissection of p75 neurotrophin receptor signaling in mouse models of Alzheimer's Disease

小島 正己(産総研・バイオメディカル研究部門・分子細胞病態研究特別チーム)

加齢にともに増加する新しい神経栄養因子サブタイプと神経変性疾患

福地 守(高崎健康福祉大・薬・分子神経科学)

ホタル発光酵素ルシフェラーゼを用いたBDNF遺伝子発現モニタリングマウスの開発と
創薬への応用

Umemori Jyuzo(ヘルシンキ大学、ハイライフ、ニューロサイエンスセンター)

光による神経可塑性の活性化

シンポジウム 24English
(Symposium 24)

8:30-10:30, 8th (Sat.) / Room E (5F, 504+505)

画像研究による強迫症の病態解明とその臨床応用
Pathophysiological investigation into OCD by neuroimaging methods and their clinical application

セッション概要

強迫症(OCD)に関して、これまでに行われた機能画像、構造画像研究はその生物学的特異性を明らかにしつつあり、前頭葉・辺縁系や大脳基底核がその病態に深く関与することが明らかになる一方で、発症時期や症状亜型による多様性も明らかになりつつある。本シンポジウムでは、OCDの病態解明に向けて行われているVBMやNIRSによる解析、あるいはニューロモデュレーションの臨床応用などの取り組みを報告し、議論を行いたい。

座 長
中尾 智博(九州大学大学院医学研究院精神病態医学)
松永 寿人(兵庫医科大学精神科神経科学講座)
演 者
中尾 智博(九州大学大学院医学研究院精神病態医学)

ためこみ症とOCDの生物学的病態差異の検討

向井 馨一郎(兵庫医科大学精神科神経科学講座)

チック関連強迫症(OCD)患者におけるNIRSによる脳機能評価について

中前 貴(京都府立医科大学大学院医学研究科精神機能病態学)

強迫症に対するニューロモデュレーション

Wang Zhen

(Vice President, Shanghai Mental Health Center, Shanghai Jiao Tong University School of Medicine, P.R.China)

若齢期トラウマによる強迫症の神経回路への影響

シンポジウム 25Japanese
(Symposium 25)

8:30-10:30, 8th (Sat.) / Room F (4F, 401)

本邦における精神疾患の脳画像研究up-to-date
Neuroimaging findings in psychiatric disorders

セッション概要

脳画像研究は、非侵襲的に脳構造・機能を解析できることから精神疾患にも応用されている。本邦でも多施設共同研究ができる体制が整いつつあり、様々な知見が得られている。一方、解析手法の学習環境は限られており、研究が発展する障壁となっている。そこで、本シンポジウムでは、精神疾患の脳画像に関する最新の知見を紹介するとともに、画像解析の普及にむけての取り組みも紹介し、精神疾患の画像解析の発展にむけて討議したい。

座 長
根本 清貴(筑波大学医学医療系精神医学)
松尾 幸治(埼玉医科大学医学部精神医学)
演 者
孫 樹洛(京都大学大学院医学研究科脳病態生理学講座(精神医学))

統合失調症におけるカルボニルストレスと白質統合性について

越山 太輔(東京大学大学院医学系研究科精神医学分野)

統合失調症の皮質下体積と認知・社会機能の相関解析

橋本 直樹(北海道大学大学院・医・神経病態学分野・精神医学教室)

「抗精神病薬が海馬、扁桃体体積に与える影響 国内大規模多施設共同研究から」

松尾 幸治(埼玉医科大学・医・精神医学)

気分障害における脳構造MRI研究up-to-date

根本 清貴(筑波大学医学医療系精神医学)

脳画像解析学習環境の構築

シンポジウム 26Japanese
(Symposium 26)

8:30-10:30, 8th (Sat.) / Room G (4F, 402)

微量なリチウムや光の精神作用
Mental Effect of Trace Lithium and Light

セッション概要

微量なリチウムの効果や光による神経新生促進作用については明らかではない。本シンポジウムにおいては、微量なリチウムの抗自殺効果や抗認知症効果について研究データを提示する。また、健常者に4週間高照度光療法を行ったRCTの結果も提示し、MRIで測定した海馬や嗅球の体積変化の点から神経新生の可能性を探る。次に、微量なリチウムや光の作用機序について、BDNFやpro-BDNFさらには炎症性サイトカインからの点から考察を加える。

座 長
寺尾 岳(大分大学医学部)
吉村 玲児(産業医科大学医学部精神医学教室)
演 者
石井 啓義(大分大学医学部精神神経医学講座)

微量なリチウムの抗自殺効果と抗認知症作用

平川 博文(大分大学医学部精神神経医学講座)

高照度光療法は神経新生を促進するか?

吉村 玲児(産業医科大学医学部精神医学)

リチウムや光の脳由来神経栄養因子への影響

阿竹 聖和(産業医科大学医学部精神医学教室)

リチウムや光と炎症性サイトカイン

シンポジウム 27English
日本神経化学会/国際神経化学会ジョイントシンポジウム
(Symposium 27)

10:30-12:30, 8th (Sat.) / Room A (1F, Main Hall)

ニューロンーグリア相互作用から見た神経化学
Neurochemistry of Neuron-Glia interaction

座 長
小泉 修一(山梨大学大学院総合研究部・医学域・薬理学講座)
馬場 広子(東京薬科大学薬学部)
演 者
小泉 修一(山梨大院・医・薬理)

アストロサイトによるネットワークリモデリング

後藤 由季子(東京大院・薬・分子生物学)

大脳新皮質アストロサイトの分化制御

Hauke Werner(Max Planck Institute for Experimental Medicine, Germany)

Metabolic coupling of axons and myelinating oligodendrocytes

和氣 弘明(神戸大院・医・システム生理)

マイクログリアのシナプスに対する生理機能とその病態

Vladimir Parpura

(Department of Neurobiology, University of Alabama at Birmingham,
Birmingham, AL, USA)

Two modes of enteric gliotransmission differentially affect gut physiology

シンポジウム 28Japanese
日本神経化学会臨床連携委員会企画シンポジウム
(Symposium 28)

10:30-12:30, 8th (Sat.) / Room B (3F, International Conference Room)

パーキンソン病:臨床から研究へのトランスレーショナル
Parkinson's disease: Translational from clinic to research

座 長
望月 秀樹(大阪大学大学院医学系研究科神経内科学)
小野 賢二郎(昭和大学医学部内科学講座脳神経内科学部門)
演 者
望月 秀樹(大阪大院・医・神経内科学)

AmNA修飾アンチセンス核酸を用いた新規αシヌクレイン治療

齋藤 祐子(国立精神・神経医療研究センター病院)
小野 賢二郎(昭和大学 医学部 脳神経内科)

レビー小体病のバイオマーカー

髙橋 淳(京都大学iPS細胞研究所)

パーキンソン病に対する幹細胞治療

シンポジウム 29English
アジア太平洋神経化学会(APSN)/日本神経化学会ジョイントシンポジウム
(Symposium 29)

10:30-12:30, 8th (Sat.) / Room C (5F, 501)

"Vascular-signpost" in the nervous system guides its development and disease -from basic science to applied science

座 長
和中 明生(奈良県立医科大学 解剖学第二講座)
味岡 逸樹(東京医科歯科大学 統合研究機構 先端医歯工学創成研究部門)
演 者
水谷 健一(神戸学院大学大学院 薬学研究科 幹細胞生物学研究室)

Cross-talk between nervous and vascular systems is essential for neocortical development

村松 里衣子(国立精神・神経医療研究センター 神経研究所)

Neurovascular interaction is required for central nervous system regeneration

味岡 逸樹(医科歯科大・脳統合機能研究センター)

虚血性脳卒中の血管新生を促進させる生体材料工学的アプローチ

Sun Woong

(Department of Anatomy and BK 21 Plus Program, Korea University College of Medicine, Korea)

Hydrogel-based tissue engineering toolkits for 3D imaging and regenerative medicine

シンポジウム 30English
(Symposium 30)

10:30-12:30, 8th (Sat.) / Room D (5F, 502)

神経老化に関する最近のトピックス
Frontiers in Brain ageing

セッション概要

神経変性疾患であるアルツハイマー病やパーキンソン病発症の最大のリスクファクターは老化である。近年、細胞老化と個体老化を結びつけるシグナルとして炎症性サイトカインなどのsenescence-associated secretory factor (SASP)の増加と細胞内酸化ストレス傷害の蓄積が注目されている。本シンポジウムでは最新の研究成果の紹介を交えて、神経老化を引き起こす生体内代謝変化について考えてみたい。

座 長
丸山 和佳子(愛知学院大学 心身科学部 健康栄養学科)
一瀬 宏(東京工業大学生命理工学院)
演 者
道川 誠(名古屋市立大学大学院医学研究科病態生化学)

口腔疾患とアルツハイマー病分子病態

城谷 圭朗(長崎大学・院・ゲノム創薬)

ミクログリアに発現するアルツハイマー病危険因子TREM2の細胞内シグナリング機構の解析

丸山 和佳子(愛知学院大・心身・健康栄養)

老化に伴う酸化ストレス傷害の蓄積とパーキンソン病

富山 貴美(大阪市立大学大学院医学研究科認知症病態学)

経鼻投与リファンピシン:抗炎症作用を持つ抗認知症薬の開発

一瀬 宏(東京工業大学・生命理工学院)

パーキンソン病におけるビオプテリン代謝変化と神経老化との関係

シンポジウム 31Japanese
(Symposium 31)

10:30-12:00, 8th (Sat.) / Room E (5F, 504+505)

神経疾患の増幅と制御におけるDAMPsの役割
Roles of DAMPs in the regulation of neuropathology

セッション概要

DAMPsは、細胞がダメージを受けたとき細胞内から放出され周囲の細胞に対して生存にも関わる強い影響を与える免疫系の物質群であるが、近年神経免疫としての役割が注目されつつある。本企画では、脳虚血、疼痛、アルツハイマーといった神経疾患におけるDAMPsによる正負の制御機構について、新しい概念の紹介と議論中心のシンポジウムを目指している。そのために1時間半のセッションにおいて3名の講演者による発表を計画している。

座 長
植田 弘師(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科)
川畑 篤史(近畿大学薬学部病態薬理学研究室)
演 者
植田 弘師(長崎大学・院・医歯薬・創薬薬理)

脳虚血ストレスから脳を守るDAMPs/Alarminsプロサイモシンα

岡澤 均(東京医科歯科大学難治疾患研究所神経病理学分野)

HMGB1を介した認知症の超早期病態と治療開発

川畑 篤史(近畿大・薬・病態薬理)

DAMPsと痛み

シンポジウム 32English
新学術領域研究「脳構築における発生過程と場の連携」共催
(Symposium 32 / Co-sponsored by Scientific Research on Innovative Areas "Interplay of developmental clock and extracellular environment in brain formation")

16:00-18:00, 8th (Sat.) / Room A (1F, Main Hall)

大脳皮質におけるニューロンの産生と分化のメカニズム
Mechanisms of neuronal production and differentiation in the cerebral cortex

座 長
影山 龍一郎(京都大学ウイルス・再生医科学研究所)
仲嶋 一範(慶應義塾大学医学部 解剖学教室)
演 者
影山 龍一郎(京都大・ウイルス再生研)

神経幹細胞のダイナミックな転写制御

松崎 文雄(理化学研究所 生体機能科学研究センター)
Jeffrey D. Macklis(Harvard University, USA)

Growth cone subtype-specific molecular machinery controlling circuit development and diversity: “Subcellular RNA-proteome mapping”

大石 康二(慶應義塾大学医学部解剖学)

前駆細胞および分裂後の幼若ニューロンにおける大脳皮質ニューロンサブタイプ決定機構

シンポジウム 33Japanese
日本神経化学会若手育成セミナー出身者によるシンポジウム
(Symposium 33 / Next generation symposium by alumni of the Educational Seminars for Young Researchers)

16:00-18:00, 8th (Sat.) / Room B (3F, International Conference Room)

脳の病態生理
Physiology and pathology of the brain

座 長
齋藤 敦(広島大学大学院医歯薬保健学研究科ストレス分子動態学)
宝田 美佳(金沢大学 医薬保健研究域医学系 神経解剖学)
演 者
伊藤 美菜子(慶應義塾大・医・微生物学免疫学)

脳梗塞慢性期における制御性T細胞の役割

木村 妙子(放医研・脳機能イメージング)

リン酸化Tauバーコード 〜Tauのリン酸化解析とタウオパチーへの応用〜

宝田 美佳(金沢大学 医薬保健研究域医学系 神経解剖学)

アストロサイトによる脳梗塞後の血液脳関門制御

森澤 陽介(東北大院・生命科学・超回路脳機能)

貪食性アストロサイトによる脳内再編

吉田 慶多朗(慶應義塾大学・医・精神神経科学)

目的指向型行動における腹側海馬の機能解明

シンポジウム 34English
(Symposium 34)

16:00-18:00, 8th (Sat.) / Room C (5F, 501)

統合失調症のトランスレーショナル研究最前線 -神経生理学的観点から-
Cutting-edge translational research in schizophrenia -from neurophysiological perspective-

セッション概要

統合失調症に関する基礎および臨床研究で活躍する、世界のトップランナーをシンポジストとして招き、神経回路、神経同期活動、BMIと幅広い観点から、最新のトランスレーショナル研究の知見と今後の展望について活発に議論を行う。

座 長
笠井 清登(東京大学大学院医学系研究科 精神医学分野)
鬼塚 俊明(九州大学大学院医学研究院精神病態医学)
演 者
笠井 清登(東京大学大学院医学系研究科 精神医学分野)

Functional and structural auditory deficits in first-episode schizophrenia

Giuseppe Lisi(ATR Computational Neuroscience Laboratories, Department of Brain Robot Interface, Kyoto, Japan)

rs-functional connectivity marker for schizophrenia spectrum disorder

平野 羊嗣(九州大学大学院医学研究院・精神病態医学)

Neural Oscillation Abnormarities in Psychosis

Kevin Spencer(Department of Psychiatry, Harvard Medical School, USA)

Spontaneous Gamma Activity Indexes Synaptic E/I Imbalance in Schizophrenia

Joshua Gordon(National Institute of Mental Health, USA)

Neural Circuit and Oscillatory Dynamics in Schizophrenia

シンポジウム 35English
日本生物学的精神医学会/WFSBP合同セッション
(Symposium 35)

16:00-18:00, 8th (Sat.) / Room D (5F, 502)

Frontier Symposium on Schizophrenia and Mood Disorders

座 長
功刀 浩(国立精神・神経医療研究センター神経研究所疾病研究第三部)
曽良 一郎(神戸大学大学院 医学研究科 精神医学分野)
演 者
James Kennedy

(Tanenbaum Pharmacogenetics Centre, Campbell Family Mental Health Research Institute, Centre for Addiction and Mental Health /
Department of Psychiatry, University of Toronto, Toronto, ON, Canada /
Institute of Medical Science, University of Toronto, Toronto, ON, Canada)

Application of Panels of Brain-Expressed Genes to Predict Side Effects in Antipsychotic Use

糸川 昌成(公益財団法人東京都医学総合研究所 病院等連携研究センター)
Michael Berk(Deakin University, Australia)

New targets for treating depression: inflammation, oxidative stress and neurotrophic factors

Michael Maes(Department of Psychiatry, Chulalongkorn University, Thailand)

シンポジウム 36English
(Symposium 36)

16:00-18:00, 8th (Sat.) / Room E (5F, 504+505)

社会行動とその障害の客観定量化:表情、発話特徴、行動の定量分析を通した基礎と臨床の融合
Obecjtive and quantitative anayses of social behaviors and their disorder: Integration of basic and clinical research through quantitative analyses of facial expression, speech production, and behavior

セッション概要

社会行動や社会行動の障害について、表情や発話や行動の定量解析という研究手法を共通のテーマとして、自閉スペクトラム症とその動物モデルによる最新の研究成果を基に論じる。動物実験研究者と臨床研究者が半々になる様に構成した。それぞれ、国内外のこの領域の研究をリードする研究成果を挙げているシンポジストである。

座 長
山末 英典(浜松医科大学 精神医学講座)
菊知 充(金沢大学子どものこころの発達研究センター)
演 者
山末 英典(浜松医科大学・精神医学)

社会性の障害を表す客観定量化した自閉症的表情特徴とそれに対するオキシトシン治療効果

菊知 充(金沢大学子どものこころの発達研究センター)

ウエアラブル計測により同定した自閉症幼児における睡眠特徴

桑原 斉(浜松医科大学 精神医学講座)

自閉スペクトラム症の血液マーカーとその治療効果判定能

掛山 正心(早稲田大学人間科学学術院)

マウスの集団内社会行動の客観定量分析

シンポジウム 37English
(Symposium 37)

16:00-18:00, 8th (Sat.) / Room F (4F, 401)

転写制御を介した神経機能調節研究の新潮流
Toward the understanding and control of neural functions via transcriptional regulation

セッション概要

本シンポジウムでは、転写制御および遺伝子発現を介した神経機能調節機構の解明に挑戦する若手を中心とした気鋭の5名のシンポジストを集め、1細胞レベルや特定の神経回路に注目した転写・遺伝子発現調節による神経機能制御機構の解明、さらにはその人為的制御までも視野に入れた最新の研究紹介を行うものです。

これらの研究はいずれも、従来の細胞レベルでの遺伝子発現調節研究の枠を超え、生体における神経可塑性や記憶や情動といった脳の高次機能を支える分子基盤解明に大きく貢献することが期待され、日本神経化学会および日本生物学的精神医学会のいずれの会員にも広く興味を持っていただけると考えております。

座 長
奥野 浩行(鹿児島大学 大学院医歯学総合研究科)
田渕 明子(富山大学大学院医学薬学研究部(薬学))
演 者
平野 恭敬(京都大院・医・システム神経薬理)

ショウジョウバエ記憶中枢並列回路をつなぐ脱抑制回路が、遺伝子発現誘導を介した記憶
固定化を誘導する

田渕 明子(富山大学大学院医学薬学研究部(薬学))

神経活動によるSRF転写コファクターMKL/MRTFの制御とその役割

高橋 弘雄(奈良県立医科大学先端研脳神経システム)

健常脳および病態脳における転写因子Npas4による神経機能の制御機構

奥野 浩行(鹿児島大学 大学院医歯学総合研究科)

認知活動により発現誘導される遺伝子の単一細胞レベルでの網羅的解析

今吉 格(京都大学 生命科学研究科)

生後脳・成体脳ニューロン新生の機能的意義:Functional significance of neurogenesis in the postnatal/adult brain

若手道場授賞式

若手道場授賞式Japanese

13:40-13:55, 8th (Sat.) / Room A (1F, Main Hall)