特別企画

オール九州で考えよう。
肝炎ウイルス克服におけるメディカルスタッフの役割と課題(肝炎コーディネーター)

司会
  • 江口 有一郎
    (医療法人ロコメディカル 江口病院)
  • 瀬戸山 博子
    (熊本大学病院 消化器内科)

WHOが肝炎ウイルスの世界的なeliminationを目標に掲げるなか、わが国でも肝疾患に対して早期の診断、治療や安心して治療を受けることができる環境づくりなど多面的な対策が求められています。

全国47都道府県で2万人を超える肝炎医療コーディネーター(Co)は、市民への肝疾患啓発や肝炎患者さんへの情報提供、専門医への橋渡しといったこれからの肝疾患の対策における切り札と言えます。また眼科や整形外科、歯科等の診療科、職域等一見肝疾患に関係がないように見える領域での拾い上げも重要です。

今回の特別企画では、メディカルスタッフのみならず行政、患者会等の様々な立場から、Coの活動の現状・課題、日々の嬉しかった事や悩みについて、ご施設の規模や種類を問わず広く演題を募集します。

今回の企画では、これまで数多く作成されてきたマニュアルや啓発資材等をお互い持ち寄って頂き、ぜひ一緒に九州、熊本からわが国の多職種協働による肝炎・肝がん対策の未来に繋がる一手を発信しましょう。