ワークショップ2

内視鏡治療と外科治療の接点

医療技術の発達、社会の需要の変化により、内視鏡治療と外科治療との接点は増加している。象徴的な技術として、頭頸部表在癌に対するELPS(endoscopic laryngo-pharyngeal surgery)、胃・十二指腸腫瘍に対する腹腔鏡・内視鏡合同手術(LECS)、食道アカラシアに対する経口内視鏡的筋層切開術(POEM)、胃食道逆流症に対する逆流防止粘膜切除術(ARMS)など、各領域でその有効性と安全性が報告されている。また高齢者のESD適応拡大病変など、根治性と侵襲性のバランスを内視鏡医と外科医との十分な協議が必要なケースも多い。本セッションでは、内視鏡治療と外科治療のコラボレーションが実現しているもの、将来コラボレーションが実現しそうなものなど、領域や担当科を問わず、幅広く演題を募集したい。定型手術以外にも内視鏡手技と外科手術のコラボレーションが功を奏した症例や内視鏡医と外科医の連携体制の工夫に関する演題等も歓迎する。