シンポジウム 23

3月28日[日]13:50-15:20

 
  ICTを用いたリスク管理の最先端
 
 
   
  循環器領域においては、 従来よりペースメーカーやICDなどの植え込み型のデバイスを用いたモニタリングシステムが発展し、ICTを用いた心不全や不整脈のリスク管理が行われてきた。昨今の人工知能の発達および5GをはじめとしたICTのツールの発展により、より高度なリスク管理モデルの開発が期待されている。具体的にはTele-catheter laboやTele-ICU/CCU・遠隔モニタリングなどの遠隔診療モデルや、ディープラーニングを用いた心電図や心エコー・心臓CTなどの検査解析におけるAIの発展などが挙げられる。また、循環器病の危険因子となる生活習慣病管理や禁煙についても、ICTを用いた行動変容を促進するようなアプローチも利用できるようになってきた。これらはCOVID-19対策における疾病管理やスマートシティ構想にも直結するものであり、医師不足やや在宅医療・感染管理下でのケアの在り方を根本的に可能性を秘めている。
本シンポジウムでは循環器領域で発展しつつあるICTを用いたリスク管理に関して、基礎的研究から実臨床応用例まで幅広く先進的事例を発表いただき、今後の本領域の発展の礎としたい。

 
 
   
 
 
大屋 祐輔   大屋 祐輔
琉球大学大学院
循環器・腎臓・神経内科学科

  田村 雄一   田村 雄一
国際医療福祉大学
循環器内科

 
 
 
 
   
 
 
佐竹 晃太   佐竹 晃太
日本赤十字社医療センター
呼吸器内科/
CureApp

  田村 雄一   田村 雄一
国際医療福祉大学
循環器内科

 
 
 
葛西 隆敏   葛西 隆敏
順天堂大学
保健医療学部
デジタルヘルス・遠隔医療研究開発講座

  後岡 広太郎   後岡 広太郎
東北大学
循環器内科学

 
 
 
弓野 大   弓野 大
医療法人社団ゆみの