第48回日本嫌気性菌感染症学会総会・学術集会

会長挨拶

第48回日本嫌気性菌感染症学会総会・学術集会を担当させて頂くことは,広島大学および私ども感染症学講座にとって大変名誉なことと感謝申し上げます.

本学会学術集会を本学が主催させて頂きますのは,横山隆広島大学名誉教授が2003年に第33回を開催されて以来15年ぶりになります.1971年の第1回研究会開催以来約半世紀という重みと,恩師の足跡を感じ,身の引き締まる思いであります.

近年嫌気性菌に関する知見は飛躍的に増加しました.特に口腔内から腸管内の細菌叢は新たな手法により,従来知り得なかった微生物の営みが明らかになっています.一方で多くの疾患や肥満,果ては性格までもが腸内細菌叢と関連があるかのような捉えられ方もしています.そこで嫌気性菌の専門家集団である本学術集会のテーマを,"THE QUEST FOR TRUTH"とし,真理を明らかにすることを目標と致しました.

現在本学会役員の先生方にご指導頂きながらプログラムの企画を進めております.また一般演題は学会で最も重要です.斬新な切り口のご発表や,驚くような症例のご報告を期待しております.2日間で嫌気性菌に関する最新の話題を取り上げ,今後の研究の刺激となる学術集会にしたいと考えておりますので,是非広島にお出で下さい.

最後になりましたが,本学術集会の開催にあたり,多くの企業の皆様,広島県・広島市をはじめとする自治体,広島大学第一外科同門会など,沢山のご支援とご協力を頂きました.現在学術集会の開催は容易ではありません.にもかかわらず皆様のお力を頂きましたことに,心からの感謝を申し上げます.本学術集会を嫌気性菌研究の進歩につなげ,感染症や疾患の診断・治療において重要な一歩となることで,ご支援に応えることができればと考えております.どうぞよろしくお願いいたします.


第48回日本嫌気性菌感染症学会総会
学術集会 会長

大毛宏喜

(広島大学病院感染症科)