APOTC.2024 8th Sapporo japan

ご挨拶

山本 伸一
一般社団法人日本作業療法士協会 会長
第8回アジア太平洋作業療法学会 学会長

 第8回アジア太平洋作業療法学会(8th Asia Pacific Occupational Therapy Congress 2024: APOTC2024)は、アジア太平洋作業療法地域グループとの共催により開催されます。関係者の方々には、深く感謝申し上げます。
 2024年11月6日(水)~9日(土)、札幌に世界の作業療法士が集います。「互いに支えあう地域づくり-持続可能で根拠に基づいた作業療法-」のテーマのもと、知識と技術と経験を共有し、研究や実践等を議論できる貴重な機会でございます。また、第58回日本作業療法学会(札幌)は同会場で11月9日(土)・10日(日)に開催されます。重ねまして、宜しくお願いいたします。
 さて、APOTC2024では、基調講演やシンポジウム、演題発表として口頭発表・ポスター発表、コングレステーマセッション等となっております。コングレステーマセッションは、9つのテーマに合わせた実践報告・症例報告であり、地域づくり・職域の拡大・地域移行支援・発達等支援・福祉機器・科学的根拠による実践・就労支援等、アジア太平洋地域での作業療法を知る機会でございます。口頭発表は、症例報告から研究報告まで、幅広い内容の演題になる予定です。ポスター演題は、アジア太平洋地域の作業療法士同士による直接的な意見交換の大きな機会となります。
 世界の作業療法士との交流は、それぞれの国における作業療法の発展につながるでしょう。心からお祝いし、そして楽しみにしております。
ようこそ、日本へ。

令和6年能登半島地震
被災地の皆様に心よりお見舞い申し上げます

Ling-Hui Chang, PhD
アジア太平洋作業療法士地域グループ会長
Convenor, 8th Asia Pacific Occupational Therapy Congress

関係者各位:

アジア太平洋作業療法グループは、2024年に日本作業療法士協会(JAOT)と共に第8回アジア太平洋作業療法学会(APOTC)を開催できますことを光栄に思っています。4年に一度開催されるこの学会は、世界中、特にアジア太平洋地域の作業療法士が一堂に会し、学術専門家、臨床医、学生と教育、研究、実践における進展について情報を共有するための重要な場となっています。第1回のAPOTC以降、作業療法士の皆様からのご支援により、この学会が発展し続けていることに深い感謝の意を表明いたします。

今後とも演題の投稿、学会のイベントやブースへの参加の呼びかけなどを通じて、APOTCの推進のためにご支援くださいますようよろしくお願いいたします。相互に協力しあうことにより、作業療法の専門的な発展を促進する多様で魅力的なトピックに関するプログラムが用意されるでしょう。

第8回APOTCを企画・運営・主催されるJAOTに心より感謝申し上げます。
2024年に日本の札幌でお会いしましょう。

大庭 潤平, PhD
第8回アジア太平洋作業療法学会 実行委員長

 2024年11月6日から9日にかけて日本(札幌市)で、第8回アジア太平洋作業療法学会(8th Asia Pacific Occupational Therapy Congress 2024)が開催されます。本学会は、アジア太平洋地域の作業療法に関する最大のイベントで、4年に1度開催されます。今回は、第58回日本作業療法学会と連携開催され、アジア太平洋地域のみならず世界各国から多くの作業療法士の方々が集うことでしょう。
 本学会のテーマは、「Empowering Collaborative Community : Sustainable and Evidence-Based Occupational Therapy」です。作業療法には、地域や人種などの違いを超えて、健康、福祉、貧困、教育、仕事、環境、権利など多くの分野で活躍できる知識と技術があります。本学会では、さまざまな経験を持つ作業療法士が、お互いの経験と知識と技術を共有する貴重な機会になることでしょう。そして、人々が住み慣れた地域で大切な人や家族・地域の人々と共に暮らし、自分らしく生きることができるために、作業療法の価値と役割を議論し、持続可能な社会と科学的な根拠について学ぶことができるでしょう。
プログラムは、基調講演、シンポジウム、研究発表、ワークショップ、地域見学など充実した企画や作業療法士同士の交流などをさまざま用意しています。また、ご滞在中、世界各国の皆様が日本の美を堪能していただけるよう、日本全国の作業療法士一同がご来日をお持ちしております。
 APOTC2024の実現に向けて、多大なご尽力をいただいているAPOTRGの方々、日本作業療法士協会の方々、北海道作業療法士会の方々、その他多くの方々には、この場を借りて厚くお礼申し上げます。
 最後になりましたが、素晴らしい意義を持つ本学会への皆様のご理解とご支援に心から感謝いたします。皆様がAPOTC2024を終えて札幌を去るときには、新しいアイデア、新たな視点、そして新たな友情の輪という、実りある収穫を手にしていることを確信しております。