「温故知新・その先の、道へ。北海道から新風を」第66回全日本病院学会in北海道

特別講演1
10月11日(土)9:00~9:30

日本医師会の医療政策

座長
神野 正博
(社会医療法人財団董仙会 恵寿総合病院 理事長)
演者
松本 吉郎
(公益社団法人 日本医師会 会長)

特別講演2
10月11日(土)9:30~10:00

制度の成り立ちから紐解く日本の医療のこれから

座長
三井 慎也
(社会医療法人交雄会メディカル 交雄会新さっぽろ病院 理事長)
演者
迫井 正深
(厚生労働省 医務技監)

特別講演3
10月11日(土)17:00~18:00

サイボーグ時代の人生戦略〜人から必要とされ続ける未来の生き方〜

座長
三井 慎也
(社会医療法人交雄会メディカル 交雄会新さっぽろ病院 理事長)
演者
吉藤 オリィ
(株式会社オリィ研究所 所長)
経歴

奈良県生まれ。小学5年~中学3年まで不登校を経験。
高校時代に電動車椅子の新機構の発明を行い、国内最大の科学コンテストJSECにて文部科学大臣賞、世界最大の科学コンテストIntel ISEFにてGrand Award 3rd を受賞、その際に寄せられた相談と自身の療養経験から「孤独の解消」を研究テーマとする。
早稲田大学にて2009年から孤独解消を目的とした分身ロボットの研究開発を独自のアプローチで取り組み、2012年株式会社オリィ研究所を設立。
分身ロボット「OriHime」、ALS等難病患者の意思伝達装置「OriHime eye+ switch」、全国の車椅子ユーザに利用されている車椅子アプリ「WheeLog!」、寝たきりでも働けるカフェ「分身ロボットカフェ」等を開発。
米Forbes誌が選ぶアジアを代表する青年30人「30 Under 30 ASIA」、2021年度の「グッドデザイン賞」15000点の中から1位の「グッドデザイン大賞」受賞、2022年Prix Ars Electronica2022 digital communities部門にてゴールデンニカ(最高賞)
書籍「孤独は消せる」「サイボーグ時代」「ミライの武器」

特別講演4
10月12日(日)11:10-12:10

アフターコロナの病院のあり方について考える

座長
齊藤 晋
(社会医療法人アルデバラン 手稲いなづみ病院 理事長)
演者
丸田 佳奈
(産婦人科専門医、タレント)
経歴

1981年、北海道網走市生まれ。日本大学医学部医学科卒業。2007年度「ミス日本」。
総合周産期母子医療センター勤務の後、現在は診療所で、外来診療や分娩、手術を担当する。
現役医師の立場から、テレビやラジオ、雑誌等メディアを通じ、さまざまな医療情報を発信。

講演概要

新型コロナウイルスの感染拡大によって、私たちの生活には多くの制限がかかり、社会全体が大きな負担とストレスを抱えることになりました。その影響で、人々の間には大きな分断も生じたように感じます。
特に、感染者を最前線で受け入れてきた医療現場は、多くの感謝を受けた一方で、希望に応えられないことがあると、不満や批判の的になることもありました。
医療には、患者さんとの信頼関係が何よりも大切です。
これからの時代、私たち医療従事者はどのように患者さんと向き合い、どのようなコミュニケーションをとっていくべきなのでしょうか。皆さんと一緒に、考えていきたいと思います。

特別講演5
10月12日(日)14:35~15:35

2023WBC 侍ジャパンに学ぶ世界一のチームづくり

座長
髙橋 大賀
(社会医療法人貞仁会 新札幌ひばりが丘病院 理事長)
演者
白井 一幸
(育成・チームビルディングコーチ/2023WBC侍ジャパンヘッドコーチ)
経歴

2006年、最弱球団から⽇本⼀の球団へと44年ぶりに返り咲いた北海道⽇本ハムファイターズの優勝。
その裏には⽩井⽒が常勝チーム、ヤンキースのコーチ留学を経て、当時、球団に提出した分厚いレポートが球団を変⾰する礎となった。⽩井⽒が⼆軍監督時代に確⽴した育成・コーチング⽅法は当時の⼆軍選⼿が⼀軍にあがると、瞬く間に⼀軍に浸透し、それは勝利という形になってスター選⼿の集まる常勝チームとなっていった。2023年、侍ジャパンが痺れるほどの試合をして世界⼀を掴んだ。
⽩井⽒の⽬を通して語られるその講話は最⾼のチーム作りの礎になるものは何かをわかりやすく説く。
北海道⽇本ハムファイターズ在任中、リーグ優勝3回、⽇本⼀2回。侍ジャパン世界⼀1回。