第32回 日本エイズ学会学術集会
第32回 日本エイズ学会学術集会

大阪府知事からのメッセージ

松井一郎
松井一郎 大阪府知事

第32回日本エイズ学会学術集会・総会が大阪で開催されますことを、心からお祝い申し上げます。

日本エイズ学会におかれましては、白阪琢磨会長をはじめとする会員の皆様の日々の学術研究と普及啓発により、HIV/エイズの予防・診断、治療の充実に多大なご貢献をいただいておりますことに対し、心から敬意を表します。

さて、国内における平成29年のHIV感染者およびエイズ患者の報告数はあわせて1,389件で前年よりは減少したものの横ばいの傾向が続いています。大阪府でも174件の報告があり、全国の報告数の8分の1を占めています。

HIV感染症は、近年の医療の進歩により、規則正しく服薬を行えば感染前とほとんど変わらない生活を送ることが可能となっています。

大阪府では、これまでもHIV/エイズに関する正しい知識・理解の促進・予防について、府民への啓発を積極的に行うとともに、感染の早期発見のため検査を受けやすい体制整備や医療機関との連携を進めてまいりました。 平成20年3月には大阪市やNPOと連携し、検査相談・啓発・支援センターchotCASTを大阪の中心街に設立しました。chotCASTではHIVの常設検査を行っており、のべ 6万人を超える方が検査を受けています。 今後とも正しい知識・理解の促進、また予防に向けた取組みを進めてまいりますので、皆様のご支援、ご協力をいただきますようお願いいたします。

今回、日本エイズ学会学術集会・総会が「ゼロを目指して—今、できること」をテーマに開催されますことは誠に意義深く、その成果に大きな期待を寄せております。

会員の皆様、参加される当事者・関係団体の皆様には、本会を契機にさらに研究、交流を深め、HIV/エイズ治療の発展に一層ご尽力をいただきますようお願い申し上げます。

この学術集会・総会が皆様にとって実り多きものになることを、また今後の皆様のご活躍を心から祈念し、挨拶といたします。