会長挨拶

第25回日本靴医学会学術集会の開催にあたって


 第25回日本靴医学会学術集会を開催させていただくにあたり、はじめに東日本大震災で命を落とされた方々に心からご冥福をお祈り申し上げますと共に、被災されました皆さまには衷心よりお見舞い申し上げます。また被災地で復興のために献身されている方々に深い敬意を表します。
 学術集会の開催につきましては教室内で検討を重ねて参りましたが、日本中が懸命に復興に取り組む中、粛々と活動していくことがその一助になると考え、予定通り開催させていただくことにいたしました。運営に関しましてはできるだけ簡素に努め、余剰金がでれば是非義援金に回したいと考えております。一日も早い復興を、心からお祈り申し上げます。
 日本靴医学会を奈良県立医科大学整形外科学教室が担当させていただきますのは、平成15年に高倉義典名誉教授が第17回を開催させていただいて以来2回目になります。会期は平成23年9月19日(月)、20(火)で、今回は大阪医科大学の奥田龍三先生が9月20(火)、21日(水)に開催される日本足の外科学会学術集会と同一会場で行わせていただきます。
 特別講演として、早稲田大学スポーツ科学学術院の福林徹先生に「スポーツシューズによる足部緩衝機能―シネラジオグラフィーを用いての研究を中心としてー」と題してご講演をいただくことになっております。 また、奈良県立橿原考古学研究所の本村充保先生に発掘された下駄のお話しをしていただきます。
 シンポジウムは、スポーツシューズと靴下について取り上げたいと考えております。まずスポーツシューズにつきましては「スポーツに求められる靴の機能―競技力向上と障害予防の観点 から―」と題してご講演をいただきます。また、靴下は靴とは切っても切れないものですが、これまで本学会で取り上げられることはありませんでした。奈良県は全国でも有数の靴下生産県であり、最近は様々な機能を付加した靴下も開発されております。「機能靴下の現状と未来―靴下を科学するー」と題してシンポジウムを組みたいと考えております。
 開催時期は秋のシルバーウイークのはじめにあたります。教室員一同、鋭意準備いたしておりますので、是非ご参加を賜り、初秋の奈良をお楽しみいただければと存じます。

第25回日本靴医学会学術集会
会長 田中 康仁
奈良県立医科大学整形外科学教室

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