JAMT57 Kinki in Kyoto

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  • ご協賛のお願い
  • 第54回
    日臨技 関甲信支部・首都圏支部
    医学検査学会 若手実行委員企画
    回答期間:7月14日(金)~8月25日(金)
    アンケートで明かされる検査技師の生態 回答はコチラから

第57回日臨技近畿支部医学検査学会

同時開催:第60回日本臨床検査医学会近畿支部総会、

プログラム

第57回日臨技近畿支部医学検査学会

特別講演

座 長
白波瀬 浩幸(京都大学医学部附属病院)
「『総合診療医 ドクターG』の舞台裏」
松村 理司 (洛和会ヘルスケアシステム 総長)

 NHK放映の『総合診療医 ドクターG』の医療監修を、2009年の番組発足から担当している。幸いにも比較的高視聴率なのは、謎解きの妙味、番組の真摯さ、研修医たちの初々しいひたむきな姿勢、医者たちが診断に悩む意外な姿…と感じている。医学教育に多年従事してきた私の立場からは、病歴の大切さ、議論の大切さ、診断の不確実さも訴えたいところである。
研修医にとっては、全くのぶっつけ本番、ガチンコ勝負である。ドクターGに初対面するのも、収録の約1時間前。スマホの持ち込みは禁止。ドクターG自身が経験した症例だが、研修医達の反応が予測しにくいので、ドクターGの頭も時に真っ白。収録は約3時間で、編集で短縮。その映像の初見から監修作業が始まるが、それもぶっつけ本番。
 1本の制作に、実は3ヵ月もかかる。ドクターGや研修医の選び方、タレントさんの選び方、ギャラ…などの委細は、当日の講演で。

【職歴】

1974年  京都大学医学部卒業、京都大学結核胸部疾患研究所胸部外科
1975年  国立療養所岐阜病院
1979年  京都市立病院呼吸器科
1984年  市立舞鶴市民病院内科。1991年副院長
2004年  洛和会音羽病院副院長・洛和会京都医学教育センター所長
 同年院長
2013年  洛和会ヘルスケアシステム総長
2015年  洛和会京都厚生学校学校長(兼務)

【研修歴】

1977年 国立がんセンターで胸部X線読影
1983年 沖縄県立中部病院で呼吸器病学・救急医療・一般内科学
1983~1984年 米国バファロー総合病院循環器科、コロラド州立大学病院呼吸器科
1998年~ 京都大学医学部臨床教授(総合診療)

総合診療医 ドクターG NHKホームページ

教育講演

座 長
荻野 和大 (三菱京都病院)
「安全な採血のポイント」
大西 宏明 (杏林大学医学部臨床検査医学)

 採血合併症には、神経損傷をはじめとして、血管迷走神経反応、皮下血腫、感染症、アレルギーなど、さまざまなものが知られている。従来、採血合併症については、確率が低くかつ軽症のものが多いため軽視されがちであったが、近年の患者意識の向上に伴い採血に伴うトラブルも増加している。検査技師は採血合併症の発症の仕組みについて理解し、できる限り患者に安全な採血法を実施する必要がある。現在我が国では日本臨床検査標準協議会(JCCLS)から標準採血法ガイドラインが発行されており、これに基づいて採血を行うことが安全な採血の基本であるが、それ以外にも合併症の予防に向けて注意すべき点は多い。
 本講演では、比較的頻度が高く、問題となりやすい合併症である神経損傷と血管迷走神経反応の予防を中心に、安全な採血のポイントについて解説する。

【職歴】

1990年  東京大学医学部卒業、東京大学医学部小児科入局
1996年  東京大学医学部小児科助手
1999年  米国ベイラー医科大学研究員
2001年  杏林大学医学部臨床検査医学講師
2007年  杏林大学医学部臨床検査医学准教授
2015年  杏林大学医学部臨床検査医学教授
2016年  杏林大学医学部付属病院臨床検査部長

シンポジウム

シンポジウム1

臨床化学部門
「ここから始めよう!免疫化学。」

今や臨床化学分野と免疫血清分野は切っても切れない関係にあり、検査室でも、臨床化学と免疫血清を同時に担当する事が多い。
日々仕事をこなすことに多くの時間と労力を費やし、基本的な学習がおざなりになりがちな免疫化学の基礎を新人技師にわかりやすく解説し日々の業務の質の向上を目指す。

座 長
元中 秀行 (近江八幡市立総合医療センター 臨床検査科)
後藤 直樹 (京都保健衛生専門学校)
1.測定試薬の基礎検討出来ますか?
講 師
東 正浩  (市立敦賀病院  医療技術部 検査室)
2.0からスタートする生化学分析法
講 師
和田 哲  (和歌山県立医科大学附属病院 中央検査部)
3.免疫検査のいろは(仮)
講 師
繁 正志  (大阪医科大学三島南病院 臨床検査)

シンポジウム2

輸血検査部門
「輸血後感染症検査を考える」

輸血は現在、多くの施設で行われているが、他人の血液を体内に入れるということには少なからずリスクが発生し、その一つに感染症がある。日本の献血に対する検査は徹底したものであるが、ウィンドゥピリオドの問題は100%の対処は不可能で、少なからず輸血による感染症の可能性が発生する。輸血による感染症とはどんなものがあるか、また輸血後感染症検査をスムーズに行う手順や困難な点、また患者が輸血後感染症にかかってしまった場合の対処の仕方についてもう一度再確認の機会とする。

座 長
多気 秀和 (京都第一赤十字病院 検査部)
森井 耕治 (和歌山労災病院 中央検査部)
1.輸血後感染症検査実施率向上に向けての取り組み
講 師
清川 知子 (大阪大学医学部附属病院)
2.当院の輸血後感染症検査の取り組みについて
講 師
大前 和人 (地域医療振興協会 市立奈良病院)
3.輸血後感染症全般について~現状と対策~
講 師
坊池 義浩 (神戸学院大学)
4.医師から見た輸血後感染症検査
講 師
森口 寿徳 (京都桂病院)

シンポジウム3

一般検査部門
「穿刺液検査の標準化に向けて」

今回、初めて一般検査分野の穿刺液検査の標準化が進められている。
その経緯や新しく導入された概念、基準について、どの様に考え対応すべきかをねらいとする。

座 長
佐伯 仁志 (東近江総合医療センター 研究検査科)
小山 賢  (京都桂病院 検査科)
1.穿刺液検査の標準化に向けて
講 師
保科 ひづる(諏訪中央病院 検査科)

シンポジウム4

遺伝子検査部門
「これだけは知っておきたい遺伝子検査」

新人技師および様々な分野の技師を対象として、診療において遺伝子検査が如何に実施、利用されているか学ぶ機会とする。遺伝子検査の自動化・簡便化が進んでいるが、今一度、遺伝子検査業務や結果の解釈において留意すべき点を解説し、検査精度の向上を目指す。

座 長
丸岡 隼人 (神戸市立医療センター中央市民病院 臨床検査技術部)
庄司 月美 (京都大学医学部附属病院 検査部)
1.固形腫瘍における遺伝子検査
講 師
佐々木 伸也(堺市立総合医療センター 臨床検査技術科)
2.造血器腫瘍における遺伝子検査
講 師
水田 駿平 (兵庫県立尼崎総合医療センター 検査部)
3.遺伝子検査の留意点
講 師
山本 章史 (大阪国際がんセンター 臨床検査科)

シンポジウム5

生理機能部門
「疾患の理解を深める 肺血栓塞栓症(深部静脈血栓症)」

肺血栓塞栓症は本邦ではこれまで比較的まれな疾患と考えられていた。しかし高齢社会、食生活の欧米化などの要因により確実に増加している。さらに急性肺血栓塞栓症は致死性の疾患であり心筋梗塞より死亡率が高い、それゆえできるだけ早期の診断、治療が求められる。このセッションではいろいろな切り口で本疾患を評価検討し、疾患に対する理解を深めることを目的とする。

座 長
米田 智也 (京都大学医学部附属病院 検査部 超音波センター)
鮎川 宏之 (滋賀県立成人病センター 臨床検査部)
1.心臓超音波
講 師
住ノ江 功夫(姫路赤十字病院 検査技術部)
2.下肢静脈超音波
講 師
大前 嘉良 (紀南病院 中央臨床検査部)
3.血液検査
講 師
梅村 茂人 (滋賀県立成人病センター 臨床検査部)
4.治療とDOAC
講 師
木下 秀之 (京都大学大学院医学研究科 地域医療システム学講座)

シンポジウム6

血液検査部門
「骨髄系腫瘍と急性白血病におけるWHO2016分類への対応」

2008年に発表されたWHO分類第4版は骨髄系・リンパ系腫瘍の診断・分類のスタンダードとして広く用いられてきたが、ゲノム研究の進歩や新たな治療法の開発に伴い、2016年にその一部が改訂された。本シンポジウムでは骨髄系腫瘍の主な改訂点について臨床で活躍されている先生方の講演を通して学び、改訂内容の周知と血液担当技師の知識向上を図る。

座 長
梅村 茂人  (滋賀県立成人病センター)
中西 加代子 (京都大学医学部附属病院)
1.CMML-0について
講 師
田邊 正喜 (彦根市立病院)
2.骨髄中の赤芽球が50%を超えた時の考え方
講 師
森田 明子 (神戸市立医療センター中央市民病院)
3.MDS-RSおよびMDS/MPN-RS-Tについて
講 師
永井 直治 (天理よろづ相談所病院)
4.臨床医からみた、WHO分類2016年改訂のポイント
講 師
諫田 淳也 (京都大学医学部附属病院血液・腫瘍内科/
京都大学大学院医学研究科血液・腫瘍内科学)

シンポジウム7

微生物検査部門
「抗酸菌検査ガイド2016 ~非結核性抗酸菌を中心に~」

 抗酸菌検査ガイド2016発刊後一年が経過し、各施設の抗酸菌検査、特に非結核性抗酸菌の検査がどのように再構築されたかアンケート調査を実施し、検査室の現状を共有する。また、実際に抗酸菌感染症の治療を行う医師から診療に役立つ抗酸菌検査、医師が求める抗酸菌検査結果とは何かを講演していただき、今後の検査の方向性をディスカッションしたいと考える。

座 長
幸福 知己 (一般財団法人 住友病院)
山田 幸司 (京都府立医科大学附属病院)
1.アンケート結果報告
講 師
金橋 徹  (京都大学附属病院)
2.抗酸菌検査ガイド2016 解説
講 師
伏脇 猛司 (大阪府結核予防会大阪病院)
3.非結核性抗酸菌治療上の問題点
講 師
松本 智成 (大阪府結核予防会大阪病院)

シンポジウム8

免疫血清部門
「免疫化学の精度管理を一刀両断!」

私たちの日常業務で外すことの出来ない、精度管理。その管理が不十分であれば当然患者データにも影響が出るため、臨床化学・免疫血清において精度管理はもっとも重要な仕事の一つである。にも関わらず、その実施方法や評価法にガイドラインはなく、運用方法は各施設にお任せ状態。今回は精度管理にフォーカスをあててより良い精度管理について考える。

座 長
和田 哲 (和歌山県立医科大学附属病院 中央検査部)
東 正浩 (市立敦賀病院  医療技術部 検査室)
1.臨床化学の精度管理
講 師
芝原 裕和 (関西ろうさい病院 中央検査部)
2.免疫血清の精度管理
講 師
植村 康浩 (バイオ・ラッド ラボラトリーズ株式会社)
3.免疫化学・臨床化学 検査試薬の品質管理
講 師
川崎 幸造 (株式会社シノテスト 安全管理部)
4.認定臨床化学・免疫化学精度保証管理検査技師からみた日常の精度管理
講 師
石井 里佳 (兵庫医科大学病院臨床検査技術部)

シンポジウム9

病理細胞部門
「病理検査業務のトータルマネジメント」

近年の病理検査を取り巻く多様な環境の変化に対応するために、我々病理検査技師は、高度な知識や技術の修得に加えて、国民への安全安心な医療の提供に寄与するため、病理検査業務を円滑に運営できるマネジメント能力の修得が不可欠である。今回のシンポジウムでは、マネジメント能力の向上に主眼をおき、精度管理の方法やインシデントの対策などを学ぶ。また、環境対策や検査従事者の健康対策として、有機溶剤や毒劇物の取り扱い業務も取り上げた。

座 長
三原 勝利 (星ヶ丘医療センター)
黒川 友夏 (福井赤十字病院)
1.医療機関における精度管理について
講 師
塚本 龍子 (神戸大学医学部附属病院)
2.登録衛生検査所における病理検査の精度管理
講 師
矢羽田 一信(大阪府医師会保健医療センター)
3.病理検査室のインシデントとその対策 ~当院の作業手順から見えてくる事は? ~
講 師
井本 秀志 (神戸市立医療センター中央市民病院)
4.病理検査で取り扱う有害物質の安全管理
講 師
川辺 民昭 (京都市立病院)

シンポジウム10

チーム医療部門
「~活躍の場を広げよう~ 臨床支援への取り組みの現状」

近年、採血や検体採取業務、検査説明や相談のできる技師への取り組みなど、患者との接点を持ちチーム医療の一員としての活躍に期待されている。そこで、施設内において検査室の枠にとらわれず検査の場を広げる取組みの報告や、施設外広域支援を実践した技師の活動をご報告頂き、専門性を生かし医療現場の要望に応え顔が見える臨床検査技師になり得ればと考えている。

座 長
上田 一仁 (市立芦屋病院 臨床検査科)
青山 絹子 (京都岡本記念病院 臨床検査科)
1.当院における病棟支援の現状と課題 ~病棟採血、機器管理、病棟担当技師の経験から~
講 師
木下 真紀 (公益財団法人天理よろづ相談所病院 臨床検査部)
2.救急医療の現場におけるチーム医療の取り組み
講 師
赤坂 友規子(近畿大学医学部附属病院 中央臨床検査部)
3.より安全・安心な輸血医療のための新たな取り組み
講 師
前田 岳宏 (近畿大学医学部附属病院 輸血・細胞治療センター)
4.災害医療における臨床検査技師の関わり方 ~東日本大震災、熊本地震DVT検診を経験して~
講 師
廣部 健  (福井県立病院 検査室)

教育セミナー

教育セミナー1

チーム医療・
管理運営合同
「笑撃のチーム医療コミュニケーション術」

まじめで大人しく控えめと言われている臨床検査技師が、病院スタッフや患者に笑いで人を輝かせ喜ばせるコミュニケーションを身につけるセミナーです。
『“笑い”こそがひとり一人を笑顔や幸福へ導き、人類の平和・進化・発展に直結する。』という理念の元に活動されている「Wマコト」さんの講演で、最強のコミュニケーション術を学び、チーム医療に貢献する。

座 長
増田 健太 (京都大学医学部附属病院)
荻野 和大 (三菱京都病院)
1.笑いの現場から学ぶ! 患者さんもチームも笑顔になる
講 師
Wマコト 中山 真(なかやま まこと)、中原 誠(なかはら まこと)

教育セミナー2

遺伝子検査部門
「遺伝子検査の今後と人材教育(仮題)」

NGS解析を含めた今後の遺伝子検査の方向性と人材教育について解説していただく。

座 長
井戸田 篤 (大阪国際がんセンター 臨床検査科)
1.遺伝子検査の今後と人材教育
講 師
中山 智祥 (日本大学医学部 病態病理学系臨床検査医学分野)

教育セミナー3

血液検査部門
「異常データの考え方」

臨床検査技師は日常ルーチン業務の中で異常データに遭遇した際、何故そのデータになったのか?を考え、再検査や緊急報告など次の対応を進めていく必要がある。本セミナーではベテラン技師2名に血液検査部門の主要項目である末梢血一般検査、血液像検査と凝固検査についてデータ変動を認めた際のアプローチ方法を講義頂き、参加者の「データを読む力」「考える力」の向上を図る。

座 長
山野 智子 (福井大学医学部附属病院)
箕浦 直人 (和歌山県立医科大学附属病院)
1.末梢血一般、血液像検査にてデータ変動を認めた際のアプローチ
講 師
中藤 裕子 (大阪赤十字病院)
2.凝固検査にてデータ変動を認めた際のアプローチ(PT、APTTについて)
講 師
由木 洋一 (京都府立医科大学附属病院)

教育セミナー4

輸血検査部門
「輸血製剤の取り扱い」

輸血製剤とひとことで言っても、様々な製剤が血液センターより販売されている。よく使用するRBC、PC、FFPはもちろんのこと、レアな製剤についても学習する。どのような製剤があるか、発注の段階から使用の注意点、使用のメリットやデメリットなどについて実際に使用する時に役立つような具体的な解説を行う。

座 長
山中 博之  (近江八幡市立総合医療センター)
海老田 ゆみえ(福井大学医学部附属病院)
1.輸血製剤の取り扱い
講 師
齋藤 隆夫 (日本赤十字社 近畿ブロック血液センター)

教育セミナー5

病理細胞部門
「日常業務に活かすテクニックのあれこれ、細胞診標本の活用術」

細胞診標本の特性を理解し、LBC標本やセルブロック標本なども積極的に利用し、種々の検索方法への適切な対応策と技術の向上を目指す。まずは、検体採取現場での検体処理時の工夫や臨床との対応方法などについて知識を深め、免疫染色の手法や工夫点を学び、精度向上を実践する。続いて、種々の分子生物学的手法(FCMや染色体検査、遺伝子検査等)を行うにあたり、最低限理解しておくべき注意点や内容を整理する。

座 長
林 裕司  (滋賀医科大学医学部附属病院)
1.検体採取~標本作製までの技術紹介、当院での工夫
講 師
阪田 幸範 (日本赤十字社和歌山医療センター)
2.免疫染色技術の紹介と実践、細胞診材料に対する多重免疫染色の工夫
講 師
平田 勝啓 (京都大学医学部附属病院)
3.分子生物学的検索技術と注意点
講 師
坂本 真一 (天理よろづ相談所病院)

教育セミナー6

免疫血清部門
「ウイルス性肝炎検査の最近の話題」

近年のウイルス性肝炎が抱える問題点として、化学療法や生物製剤などによってもたらされているB型肝炎の再活性化や、肝炎スクリーニング検査の結果が正しく活用されないなどの問題がある。今回は肝炎ウイルス検査に注目し、測定し結果をだた報告するだけではない臨床検査技師の取り組みについて考える。

座 長
松川 裕一 (独立行政法人 地域医療機能推進機構 滋賀病院 検査部)
1.化学療法とB型肝炎の再活性化
講 師
薮内 博史 (奈良県立医科大学附属病院 中央臨床検査部)
2.肝炎検査結果に警笛を鳴らす情報システムの構築
講 師
大井 史絵 (大阪医科大学附属病院 中央検査部)

教育セミナー7

免疫血清部門
「ISO15189の観点から内部精度管理・外部精度管理を考える!」

最近急速にISO15189の取得を目指す検査室が増えている。
また、診療報酬改定により、「国際標準検査加算」=「質の高い臨床検査室」の適正な評価40点が得られるようになった。この「質の高い臨床検査室」とはどういうことか?ISO15198の観点から精度管理について考える。

座 長
岡崎 一幸 (京都大学医学部附属病院 検査部)
1.ISO15189が求める精度管理
講 師
角山 功  (シスメックス 学術推進部ラボラトリーサポート推進課)

教育セミナー8

生理機能部門
「「私、失敗しないので」
ベテラン技師が経験したギリギリセーフだった症例から学ぶ」

目の前の患者様に対して検査を行う生理検査では検査時に色々な事が起こる可能性を秘めている。当然予想された変化だけでなく急変もありうる。そんな中、迫りくる急変を事前に察知できた経験や逼迫した状況での検査でも必要な情報を正確に捉えられた経験、また実際起こってしまった急変に対する技師としての対応方法など学ぶだけでなく、次の治療を見越した検査手技の追加などで、よりスムーズに診断治療に結びついた例などを経験豊富な講師から学ぶことで今後の検査を行う上で起こりうる事態に対応できる知識を得ることを目的とする。

座 長
今川 昇  (京都工場保健会)
1.心電図(運動負荷含む)
講 師
山崎 正之 (大阪府済生会中津病院 検査技術部)
2.心臓超音波
講 師
河野 裕樹 (市立敦賀病院 医療技術部検査室)
3.腹部超音波
講 師
松下 陽子 (天理よろづ相談所病院 臨床検査部)
4.呼吸機能
講 師
沖 都麦  (神戸大学医学部附属病院 検査部)

教育セミナー9

臨床化学部門
「血液ガスの基礎を総浚い!」

臨床検査の中でも不得意とする技師が多い血液ガス。しかしながら、血液ガスは多くの患者情報をもたらしてくれる重要な検査である。今回は分析機および判読方法の2本立てで血液ガスへの苦手意識を払拭していく第一弾。

座 長
高崎 匡  (大阪府済生会吹田病院 臨床検査科)
1.血液ガスの分析方法
講 師
松永 浩二 (シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス POC事業本部)
2.血液ガスの判読方法(基礎編)
講 師
藤本 一満 (倉敷芸術科学大学 生命科学部 生命医科学科)

教育セミナー10

臨床化学部門
「血液ガス、シリンジ1本でここまでわかる!」

臨床検査の中でも不得意とする技師が多い血液ガス。しかしながら、血液ガスは多くの患者情報をもたらしてくれる重要な検査である。今回は分析機および判読方法の2本立てで血液ガスへの苦手意識を払拭していく第二弾。

座 長
倉田 主税 (奈良県立医科大学附属病院 中央臨床検査部)
1.血液ガスの判読方法(応用編)
講 師
藤本 一満 (倉敷芸術科学大学 生命科学部 生命医科学科)

教育セミナー11

チーム医療・
管理運営合同
「未来を生き抜く臨床検査技師であれ」

本セミナーでは、『検査データ』を真っ先に目にする臨床検査技師の責任についてスポットを当てました。
私たちの業務は、従来から求められてきた『迅速かつ正確な検査データの報告』だけでいいのでしょうか。技師には、得られた結果から患者病態を推測し、データが診療に活用されるまでを保証する責任があります。『縁の下の力持ち』と言われていた時代から、最近では臨床検査技師がどんどん患者の前に出て業務を行うことが増えています。生理検査や検査説明で患者と接する場面では、容体の急変をいち早く察知し、医師や看護師と連携し、迅速かつ適切な処置に移すことが求められています。今回、お二人の先生にご講演頂き、患者に最も近い臨床検査技師であるために私たちが出来ることは何かを考え、そして技師の意識改革に繋げられればと考えている。

座 長
中筋 幸司 (宝塚市立病院 中央検査室)
小宮山 恭弘(森ノ宮医療大学 医療保健学部 臨床検査学科)
1.検査情報を最大限に活かすための人づくり ~検査情報室の経験から~
講 師
畑中 徳子 (天理医療大学 臨床検査学科)
2.院内急変対応システム(RRS)の紹介と生理検査も含めたパニック値(像)の報告体制
講 師
脇 英彦  (森ノ宮医療大学 医療保健学部 臨床検査学科)

教育セミナー12

生理機能部門
「ワンランク上の検査を目指して。
最近の技術使いこなしていますか?」

各種生理検査には従来からの方法に加えて色々な機能が搭載されている。しかし、それらを日常使いこなしている施設はあまり多くない。今回のセッションではそれらの新しい技術を使いこなしている施設から、使用経験、有用であった症例、さらにはピットフォールまで解説していただき、明日からの検査に生かせる知識を得る事を目的とする。

座 長
増田 信弥 (公益社団法人京都保健会 京都民医連中央病院)
1.心電図 キャブレラ誘導、18誘導
講 師
山田 宜幸 (三菱京都病院 臨床検査科)
2.腹部超音波 エラストグラフィー
講 師
山下 依未 (大阪市立大学医学部附属病院 中央臨床検査部)
3.心臓超音波 ストレイン
講 師
米田 智也 (京都大学医学部附属病院 検査部 超音波センター)
4.デジタル脳波、ビデオ同時記録
講 師
高谷 恒範 (奈良県立医科大学附属病院 中央臨床検査部)

教育セミナー13

微生物検査部門
「微生物検査の品質管理」

 ISO取得や法整備により臨床検査における精度管理の重要性が増している。微生物検査でも多くの自動分析装置が導入されてきてはいるが、用手法に頼るところも多く、検査特性と相まって精度管理の難しいい分野である。今回のセミナーで微生物検査の精度管理を学び、微生物検査の品質を向上させることを目的とする。

座 長
小森 敏明 (京都府立医科大学附属病院)
1.微生物検査の品質管理
講 師
樋口 武史 (彦根市立病院)

教育セミナー14

一般検査部門
「救急医療と一般検査」

救急医療における一般検査分野の重要性や役割を医師と技師それぞれの視線から考えてみる。

座 長
山本 裕之 (大阪赤十字病院 臨床検査科部)
大沼健一郎 (神戸大学医学部附属病院 検査部)
1.緊急検査における一般検査の役割
講 師
堀田 真希 (大阪大学医学部附属病院 医療技術部検査部門)
2.攻める救急診療のために~実際の救急現場における検査結果の解釈~ 
講 師
寺坂 勇亮 (京都桂病院 救急科)

R-CPC(三団体合同企画)

1.症例1
提 示
松尾 収二 (天理よろづ相談所病院)
解 読
上野 信弥 (大阪市立大学医学部附属病院)
久富 大樹 (関西労災病院)
2.症例2
提 示
稲葉 亨  (京都府立医科大学)
解 読
宇田川 圭介(高島市民病院)
上野 真佑 (奈良県総合医療センター)
コメンテーター
竹内 秀史 (日本医学株式会社)

第60回日本臨床検査医学会近畿支部総会

1日目(2017年10月28日(土))

1.開会挨拶

2.日本臨床検査医学会 一般演題

(9:30~10:30)

3.シンポジウムⅠ 「甲状腺健診を考える」

(10:30~12:00)

座 長
若狹 朋子 (近畿大学医学部奈良病院病理診断科 准教授)
藤井 智美 (奈良県立医科大学病理診断学講座 講師)
1.「新しいWHO分類の改訂について」
覚道 健一 (近畿大学医学部病理学教室 客員教授)
2.「福島県県民健康調査「甲状腺検査」から明らかになりつつある小児甲状腺超音波所見の実像」
志村 浩己 (福島県立医科大学臨床検査医学講座 教授)
3.「甲状腺穿刺吸引細胞診」
中村 靖司 (近畿大学医学部堺病院病理診断科 准教授)
  • ※本企画は、日本専門医機構認定臨床検査専門医 更新のための
    臨床検査領域講習1単位に認定されています。

4.ランチョンセミナー、日本臨床検査医学会幹事会

(12:15~13:00)

5.日本臨床検査医学会近畿支部評議員会・総会

(13:10~14:10)

6.特別講演

(14:20~15:20)

座 長
太田 善夫 (近畿大学医学部奈良病院病理診断科 教授)
「近大マグロ養殖研究の軌跡 ―今後の課題と展望―」
村田 修  (近畿大学水産研究所 顧問)

 近畿大学では1953年からブリ、マダイ、ヒラメおよびクロマグロ等の養殖と天然資源に依存しない人工種苗生産の研究を推進し、網生簀式養殖法による技術開発と普及に努めてきた。クロマグロ養殖は、1970年に水産庁がプロジェクト研究を開始するも3年で成果が得られず解散した。水産界では「マグロ飼育は無理!」と言われる中で、その研究を単独で継続した結果、4年目に天然マグロ稚魚を飼い付けし、9年目に世界初自然産卵に成功した。その後11年間も産卵せずに実験が不能となった期間を克服し、25年目に養殖用種苗生産に成功し、32年目(2002年)にして世界初の完全養殖を達成した。しかし、種苗の安定生産には幾多の課題があり、人工ふ化魚の生残率向上が望まれている。一方で業界発展には養殖魚のブランド化が急務となり、2013年には近大直営の「養殖魚専門料理店」を大阪、東京にオ-プンし、安心安全で美味しい養殖魚を消費者に認知されるように努めている。

【職歴】
1940年福井県生まれ。
近畿大学農学部水産学科卒業。博士(農学)。近畿大学水産研究所教授、近畿大学水産養殖種苗センタ-長、水産研究所長を経て現在は水産研究所顧問。近畿大学名誉教授。(株)ア-マリン近大取締役。
主な研究はブリ属、タイ科、ヒラメ、クロマグロ等の種苗生産と養殖、品種改良およびマアナゴ、サクラマス等の新魚種養殖技術開発。
主な著書は最新海産魚養殖(湊文社2000)、水産海洋ハンドブック(生物研究社2004)、水産増養殖システム(恒星社2005)、最新水産ハンドブック(講談社2012)など共著。

7.シンポジウムⅡ
「臨床検査医学における医療安全 -医療チームの目線で-」

(15:30~17:30)

座 長
辰巳 陽一 (近畿大学医学部附属病院安全管理部 教授)
1.「チーム医療の立場からみた臨床検査医学業務」
辰巳 陽一 (近畿大学医学部附属病院安全管理部 教授)
2.「チームとして考える臨床検査医学業務と看護業務」
乾  悦子 (医療法人社団御上会野洲病院 医療安全管理責任者)
3.「臨床検査業務とチーム医療」
佐藤 恭江 (総合病院岡山協立病院医療安全管理責任者)
4.「患者の立場から見た臨床検査とチーム医療」
山口 育子 (NPO法人ささえあい医療人権センターCOML 理事長)
  • ※本企画は、日本専門医機構認定臨床検査専門医 更新のための
    臨床検査領域講習2単位に認定されています。

2日目(2017年10月29日(日))

R-CPC(三団体合同企画)

(10:00~12:00)

1.症例1
提 示
松尾 収二 (天理よろづ相談所病院)
解 読
上野 信弥 (大阪市立大学医学部附属病院)
久富 大樹 (関西労災病院)
2.症例2
提 示
稲葉 亨  (京都府立医科大学)
解 読
宇田川 圭介(高島市民病院)
上野 真佑 (奈良県総合医療センター)
コメンテーター
竹内 秀史 (日本医学株式会社)
  • ※本企画は、日本専門医機構認定臨床検査専門医 更新のための
    臨床検査領域講習2単位に認定されています。
  • 第60回日本臨床検査医学会近畿支部総会(Word)