日本睡眠学会第45回定期学術集会・第27回日本時間生物学会学術大会

Joint Congress
The 45th Annual Meeting of Japanese Society of Sleep Research / The 27th Annual Meeting of Japanese Society for Chronobiology

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ご挨拶

柳沢 正史

JSSR45

日本睡眠学会第45回定期学術集会

柳沢 正史

筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構 WPI-IIIS

このたび、第45回日本睡眠学会定期学術集会を2020年9月25日(金)~9月27日(日)の3日間、パシフィコ横浜(横浜市)にて開催する運びとなりました。来年は半世紀ぶりに開催される東京オリンピックの年であり、例年の6月~7月の開催は困難と考えられ、この日程となりました。筑波大学の近隣には、十分な規模の会場が無く、開催の実績のあるパシフィコ横浜ノースを選定しました。オリンピックの余韻が醒めない時期とは思いますが、皆様のご参集をお待ちしております。

また2020年の大会は、2007年と2009年の過去2回以来、久しぶりに日本時間生物学会との合同で開催します。今回、時間生物学会の名古屋市立大学・粂和彦大会長、早稲田大学・柴田重信実行委員長と一緒に学会を企画できることを大変嬉しく思います。相互の研究者や臨床家・スタッフにとって、合同学会が良い刺激を得る機会となることを願います。そして2019年の名古屋での大成功を継承できるよう、秋田大学・三島和夫副会長、筑波大学・神林崇実行委員長とともに手を携えて準備を行っています。

日本睡眠学会はその黎明期から、基礎睡眠科学、臨床睡眠学、睡眠社会学などの睡眠に関連した多彩な分野の人が集まり、睡眠について多元的に考える学際的伝統を持って発展してきました。定期学術集会では、時間生物学会の会員と共に、広い領域の会員が所属分野を超えてディスカッションし、新たな領域を開いて行ければと考えています。

今回は、こうした学際的な伝統を発展させようと、某ヒット映画へのオマージュを込めて「Sleepless in Somnology and Chronobiology ~睡眠と生物時計が面白くて眠れない~」をテーマといたしました。時間生物学会と合同開催でもありますので、基礎睡眠科学のセッションを充実させるのはもちろんのこと、臨床睡眠学、睡眠社会学までを広くカバーする企画を考えたいと思っています。一例を挙げれば、いわゆる朝型夜型の形質が年齢によって変化することは広く知られており、米英ではStart School Later等の社会実験が行われて来ました。このような体内時計の変化と社会との関わりを、睡眠学会と時間生物学会とで一緒に取り上げてみたいと考えます。

2020年9月25日(金)~9月27日(日)には是非とも横浜へお越しください。皆様の多数のご参加を心よりお待ち申し上げております。

粂 和彦

27JSC

第27回 日本時間生物学会学術大会

粂 和彦

名古屋市立大学大学院薬学研究科

第27回日本時間生物学会学術大会を2020年9月25日(金)〜9月27日(日)の3日間、パシィコ横浜ノース(横浜市)で開催させていただきます。

日本時間生物学会は、1994年に基礎生物学系の生物リズム研究会と臨床医学系の臨床時間生物学研究会が合流して始まり、今回が27回目の学術大会です。前身から考えると40年近い歴史があり、その経緯から、細菌・植物からヒトにいたるあらゆる生物種、秒・分から年を超える単位までの周期、分子のリン酸化レベル変化から幼稚園児の昼寝時刻までの幅広い現象を対象とする多様性に富む学会です。現在この分野における中心的な学会として、国内外より高く評価され、欧米の時間生物学会とも連携しています。

今年度の大会は、2007年と2009年の過去2回以来、久しぶりに日本睡眠学会と合同で開催いたします。睡眠学会の大会長の柳沢先生はオレキシンの発見以来、睡眠の基礎科学研究を牽引してこられました。私自身も、概日周期研究を睡眠研究の方向に発展させた契機は、20年前に柳沢先生に刺激されたからで、今回、一緒に学会を企画できることを大変嬉しく思います。時間生物学会は睡眠学会とは、会員数や予算面では大きく引き離されていますが、分野の幅広さや基礎科学研究のレベルでは、決して引けをとらず、合同開催でも数で飲み込まれることはありません。睡眠を制御する概日周期生物時計は時間生物学会の中心テーマの一つですし、睡眠の研究面からも概日周期はとても重要です。時間生物学会には、睡眠学会にはない珍しい生物の研究や不思議なリズムの研究が多数ありますし、睡眠学会には、時間生物では数が少ない臨床研究が多数発表されます。相互の研究者にとって、合同学会が良い刺激を得る機会となり、両方の会員になる方が増えることを願います。

私は学生に対して、研究は楽しいから続けられるものだと常に話しております。本大会のテーマ、「睡眠と生物時計が面白くて眠れない」に込めたように、本大会を知的刺激にあふれる楽しいものにします。多くの皆様にご参加頂けることを願います。

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