ご挨拶

Greeting

日本睡眠学会第43回定期学術集会
会長 千葉  茂

今年の夏、札幌でお会いしましょう!

 日本睡眠学会学術集会(第43回)が、2018年7月11日(水)~13日(金)の3日間、
札幌コンベンションセンター(札幌市)にて開催されます。北海道での開催は、本間研一
先生が1996年に第21回学術集会を札幌で開催したのに次いで2回目、また、旭川医科大
学としての開催は初めてであります。今回の学術集会(札幌大会)では、第9回アジア睡
眠学会とアジア時間生物学フォーラム2018も合同で開催されるため、この札幌大会は重要
な国際交流の場になることでしょう。

 学会認定更新単位を獲得なさりたい方に、嬉しいニュースがあります。札幌大会では、
日本睡眠学会出席が10単位、アジア睡眠学会出席が10単位ですので、両方ご出席いただ
くと20単位が取得できます。ぜひこの機会をご利用ください。

 札幌大会のテーマは、「睡眠学の結晶―叡智と学識の結集」 (Crystallization in
Somnology: Bringing Together Our Wisdom and Expertise)です。北海道は、雪の結晶が
研究された地として世界的に有名です。大自然の水が美しい雪の結晶になるように、札幌
大会では、国内外の叡智と学識が結集することによって多数の「睡眠学の結晶」が出来上
がってほしい ──このような願いを込めてテーマを決めさせていただきました。

 近年、日本睡眠学会はめざましく発展してきました。会員数は、この10年で2,600余名
から3,800余名に増加するとともに、会員の専門分野が驚くほど学際的になっています。
こうした学会の発展を反映するかのように、今回の札幌大会では、予想をはるかに超える
数の発表・企画が集まりました。その内訳は、一般演題344、シンポジウム 35、企業共催
シンポジウム 3(1つはノーベル賞受賞者Rosbash先生ご講演)、教育セミナー 3、ワー
クショップ 4、招待講演 1(厚生労働省医務技監鈴木康裕先生)、特別講演 1(大川匡子
先生)、ランチョンセミナー 13であります。また、7月14日(土)には、国際的に著名な
研究者4名を招待して国際フォーラム「Abnormal behaviors during sleep(睡眠中の異常
行動)」を開催いたします(会長企画)。多くの皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げま
す。

 北海道の夏は格別です。美しい青空、輝く緑、爽やかな風、そして海の幸・山の幸を心
ゆくまでお楽しみください。こうした北海道の魅力も、「睡眠学の結晶」に貢献するはずで
す。

 それでは、今年の夏、札幌でお会いしましょう!

2018年5月吉日

日本睡眠学43回学術集会会長 千葉 茂

旭川医科大学 学長補佐
医学部精神医学講座教授