ご挨拶

日本睡眠学会第40回定期学術集会
会長 平田 幸一(獨協医科大学 医学部 内科学〈神経〉)

日本睡眠学会第40回定期学術集会は2015年7月2~3日に宇都宮で開催されます。本学会と宇都宮の関係は1993年の第18回定期学術集会にさかのぼります。当時われわれの主任教授でいらした片山宗一先生が主催され、小生が事務局を担当しておりました。そして、2005年に足利工業大学 教授 小林敏孝先生が学術集会を主催された際、小生は副会長を拝命いたしました。

1993年は小生が働き盛りに入ったという区切りであり、小林先生が主催された定期学術集会も30回という区切りの年でありました。そしてこの度小生が大会を主催させていただくのは40回という区切りの年であります。加えて当大学は2013年に40周年を迎え、この年より大会の準備を始めて参りました。まさに小生、当医局員、そして宇都宮は睡眠とともに生きる運命であると感じ得ざるを得ません。

この記念すべき大会のテーマは、「Endless Somnology ―次世代への継承―」としました。小生の睡眠学の始まりは片山宗一先生による指導が大きく、深い興味を頂くことになりました。そして大会副会長を務めている、本学看護学部 教授の宮本雅之、プログラム委員長の越谷病院 神経内科 教授、宮本智之は小生と一緒に片山先生の指導を受けてきた同士であります。そして実行委員長の労を担ってくれている当科の鈴木圭輔は、まさに宮本雅之、宮本智之の知識を受け継ぎ、睡眠医療実行部隊の中心として活躍しています。

このような継承を続けていくことは、若い先生への睡眠医学に対する興味を向上し、そして本邦の睡眠医学をより一層発展させる、必要不可欠かつ最も重要なことであります。無限に続く睡眠医学、そして連鎖していく継承、このようなテーマをもって大会を運営したいと思います。

とはいえ、小生達も諸先輩方から色々継承したい気持ちをまだまだ持っておりますので、皆様の暖かく、そして厳しい目をもって大会を盛り上げていただければと存じます。

最後になりますが、宇都宮は「餃子」の街であり、駅前にある「餃子像」が皆さんのご来訪を心待ちにしています。そして、餃子の影に隠れてあまり知られてはいませんが、「宇都宮カクテル」はなかなか絶品であります。餃子とカクテルの組み合わせが、睡眠の質を高めるか否か、の検討はなされておりませんので、是非皆さんの実体験として検証をお願いできれば幸いです。