キムリア

会長挨拶

檜山 英三

第61回 日本小児血液・がん学会学術集会
会長檜山 英三
(広島大学病院 小児外科(旧外科学第一))

令和元年11月14日(木)~16日(土)に第61回日本小児血液・がん学会学術集会を広島の地で開催させていただきます。

広島の地であることもあり、『Peace for everyone、すべてもこどもに笑顔を』をテーマとさせていただきました。「日本小児血液・がん学会」も二学会が合併し、さらに「日本小児がん看護学会」「がんのこどもを守る会」との合同開催も通年の形で開催されるようになり、学術集会としての意義も『こどもの笑顔に向かって』という原点を見失うことなく、先に進んでいくことを考えています。

また、今年度からはプログラム委員会も刷新され、令和元年の記念すべき学会として位置付けます。まず、学術的には令和2年から3年に向かってシークエンシャルなテーマを掲げて論議することも検討し、一方では、開かれた学術集会を目指して、患者、経験者、家族、さらに支援していただける方が積極的に参加できる学会を企画したいと考えています。

まだプログラム委員会で詳細を決定していただいていない状況ですが、海外招聘演者は、基礎的な最新研究とともにグローバルな共同研究に向けてのトピックスやゲノム医療、生殖医療に関するシンポジウムを企画しています。一方で、患者家族や小児血液疾患や小児がんの支援していただける方に開かれた学会として、医療関係者のみならず、広い範囲で討論できる場を提供することに取り組みたいと思っています。さらに、AYA(思春期若年成人)がんへの取組も求められているところであり、成人がんや希少がん領域の学会や専門家を交えた合同シンポジウムや教育講演を企画することを考えています。

イベントにおいては、大きなイベントはできずとも、心からのおもてなしと参加される皆様に楽しんでいただける企画を考えたいと思っています。既に決定しているイベントの中には、地域支援ということで多大なるご支援をいただいている広島東洋カープの球団本拠地である「MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島」見学等もあり、他にも広島の地を楽しんでいただける企画を検討中です。

昨年の第60回までに学術集会から多くを学ばせていただきましたが、第61回も何とか成功裏に進め、第62回に引き継げる学術集会といたしたく、末筆ながら会員一同の絶大なるご支援をお願いいたします。

演題募集は、令和元年5月7日(火)から6月13日(木)を予定しています。順次、以下のサイトから、情報を順次アップします。
http://www.c-linkage.co.jp/jspho2019/

皆様のご協力とともに、1名でも多くのご参加を是非お願いいたします。

また、患者、家族、支援者が多く、安心して参加していただけるため、事前参加登録をお願いしています。登録サイトも5月から8月の間に行いますので、ご希望の方は振るってご参加ください。


祖父江 育子

第17回 日本小児がん看護学会学術集会
会長祖父江 育子
(広島大学大学院 小児看護開発学)

このたび第17回日本小児がん看護学会学術集会を、日本小児血液・がん学会、がんの子どもを守る会とともに、広島コンベンションホール/広島県医師会館にて、2019年11 月14 日(木)~11 月16 日(土)の3日間開催させて頂きます。上別府圭子日本小児がん看護学会理事長はじめ理事の皆様のご支援を得て、檜山英三会長、山下公輔理事長、学会事務局の皆様方と、現在準備を進めております。

医療の進歩により、小児がんの治療成績は飛躍的に向上しています。長期フォローアップは、 AYA 世代から壮年期、さらには老年期を眺望し、それぞれのライフステージの健康課題の解決と QOL の向上をめざしています。また、多くの方々の努力のもと、子どもたちやご家族が安心して療養の時間や場所を選べるよう、在宅医療、訪問看護、ホスピスなどが、施策の充実とともに拡大しつつあります。このような背景を踏まえ、今回の学術集会では、AYA 世代、エンドオブライフケアに共通する看護の取り組みについて参加された皆様と共有したいと考え、テーマを「ライフスパンで支える子どもたちの夢・希望・平和」といたしました。

特別講演は、小児がん経験者である小林咲里亜氏に、「病気から子ども達から多くを得て、今がある」をテーマに、治療中から今日に至るまでのご経験をお話しいただきます。教育講演は、チャイルドライフスペシャリストの藤原彩氏(広島大学病院)に、「小児がんの子どもとともに前を向いて ~成長する子どもの日常を支える~」をテーマにご講演いただきます。子どもたちが元々持っている苦しい治療や検査を乗りこえる力を信じ、その力を十分に発揮できるようなかかわりのご紹介とともに、子どもたちの笑顔の力についてお話しいただきます。シンポジウム 1「ケアをつなぐ」は、時間と空間を大きく広げ機能を拡大している多職種や多施設の連携について意見交換していきたいと考えています。シンポジウム 2「エンドオブライフケアのチームアプローチ」は、小児看護専門看護師、訪問看護師、緩和ケア医師、臨床心理士、作業療法士の皆様に、病院や在宅での緩和ケアと看取り、ご家族のグリーフワークについて、お話しいただく予定です。

小児がん看護の実践・教育・研究の向上を目指し、教育委員会は、セミナー「抗がん剤の基礎知識 ~プロトコールを理解して先を見越した看護をしよう~」を、ケア検討委員会は、ワークショップ「日常的な実践に小児がん看護ケアガイドラインを活用しよう」を企画しています。

また、今回の学術集会は、小児がん経験者や家族会の皆様など、一般の方が日本小児がん看護学会学術集会の講演やシンポジウムなどに参加されます。学術集会が、参加者の皆様の活発で有意義な意見交換の場となることを願っています。紅葉に彩られた自然あふれる広島で多くの皆様のご参加をお待ち申し上げております。


山下 公輔

公益財団法人 がんの子どもを守る会
理事長山下 公輔

長年に亘って、「日本小児血液・がん学会学術集会」並びに「日本小児がん看護学会学術集会」と共に開催させていただいております、公益財団法人 がんの子どもを守る会公開シンポジウムを本年も開催させていただく運びとなりました。

第24回となる本年の公開シンポジウムは、両学会学術集会のテーマ「Peace for everyone~すべてのこどもに笑顔を~」を意識しながら、「小児・AYA世代のがんと生殖医療を考える~さまざまな選択~」と題し、11月16日(土)午後、広島コンベンションホールにて開催致します。

座長を両学会の理事長でもある京都府立大学の細井創先生と東京大学の上別府圭子先生のお二人にお願いし、医療者、経験者を含む幅広い立場の演者の方々のお話を聞く本シンポジウムが、この難しい問題についての理解を小児がんの家族と経験者の視点で皆様と共有できる有意義なものとなることを期待しております。

本公開シンポジウムの他に、例年学術集会の期間中に開催しております、「小児がんの子どもたちの絵画展」を本年も開催いたします。また、例年両学会と共催させていただいておりますチャリティイベントとして、11月15日(金)早朝の「チャリティウォーク」及び11月16日(土)11時~13時に「おりづるタワー見学会」の二つを計画しておりますので、これらイベントへの皆様のご参加をお待ちしております。

更に、会期中を通して例年同様、「度治療研究成果報告展示」や「関連団体紹介コーナー」を開設いたしますが、本年はそれに加え2020年のパラリンピック東京大会にちなんで、小児がんを克服したパラリンピック選手をテーマとした「パラスポーツアスリート報道写真展」も開催いたします。多数の方々のお立ち寄りをお待ちしております。

設立50年の節目を越えた本年、平和の象徴である広島市で開催される2019年の公開シンポジウム他のプログラムを、私たちの過去50年に亘る取り組みを更に一歩前進させるようなものとしたいと考えております。そのためには、これまでにも増しての両学会関係者をはじめとする多くの皆様のご支援、ご協力が欠かせません。この場を借りて御礼を申し上げると共に、皆様の公開シンポジウム他のプログラムへのご参加をお待ちしております。

第61回 日本小児血液・がん学会学術集会 / 第17回 日本小児がん看護学会学術集会 / 第24回 公益財団法人 がんの子どもを守る会 公開シンポジウム