第60回日本小児血液・がん学会学術集会 | 第16回日本小児がん看護学会学術集会 | 第23回公益財団法人 がんの子どもを守る会公開シンポジウム

同時期開催:50th Congress of the International Society of Paediatric Oncology (SIOP2018)

会長挨拶

会長挨拶

第60回日本小児血液・がん学会学術集会会長 細井創
第60回日本小児血液・がん学会学術集会 会長
京都府立医科大学大学院医学研究科 小児科学 教授
細井 創

今年11月14日(水)~16日(金)の開催に向けて、プログラム委員の先生方をはじめ、関係スタッフ一同鋭意準備を進めております。6月24日(日)をもちまして、演題募集を締切ました。
多数のご応募、ありがとうございました。

 一般演題を残して、主要なプログラムがほぼ確定いたしました。
海外招聘講演には、米国で前臨床研究モデルを用いて小児がんの新規治療薬を次々世に送り出しているPeter Houghton博士に、特別講演には、わが国発の新規分子標的治療薬を開発され、平成29年度高松宮妃癌研究基金学術賞を受賞された京都府立医科大学の酒井敏行教授、世界の造血器腫瘍の網羅的ゲノム解析研究をリードされている京都大学の小川誠司教授、当学会員でダウン症候群に関連した造血器腫瘍の基礎的研究を重ねてこられた弘前大学小児科の伊藤悦朗教授にご講演をいただきます。血液凝固のシンポジウムでは、保因者診断や多様化する治療製剤への対応など、血友病診療のトピックスを取り上げます。わが国有数の生物統計家を集めての教育講演(シンポジウム)も企画しました。小学館ノンフィクション大賞受賞作家の小児外科医・小児科医の松永正訓先生にも必ずや心に残るご講演をいただけるものと期待しています。さらに特別企画には、わが国の医療行政トップともいうべき鈴木康裕厚生労働省医務技監から、わが国の医療改革の現況と今後についてご講演いただけることになりました。

 イベントには、国際的にもご活躍されている華道家元池坊専好次期家元の講演及びいけばなパフォーマンスと、京都府立医科大学出身の医師でもある新進気鋭のバイオリニスト石上真由子さんのミニコンサート、会員懇親会では、数々の賞を受賞されている書家川尾朋子さんの書道パフォーマンスのほか、祇園舞妓による京舞をご鑑賞いただく予定です。また、学会会場である「みやこめっせ」の地下1階京都伝統産業ふれあい館で摺型友禅染も体験していただける企画を設けました。

 後に続くSIOP の京都開催に合わせるため、水曜から金曜までの平日開催とはなりましたが、秋の京都を存分にお楽しみいただきながら、小児血液疾患、小児がんの医療者や研究者が集い、交流できる学術集会になるようスタッフ一同心を込めて準備をしています。16日金曜の午後は、SIOPのオープニングセレモニーらを考慮して、会場の「みやこめっせ」から京都国際会館までシャトルバスを準備する予定です。ホテル予約サイト(https://mice3.jtbgmt.com/ester3/mis.4gs55.on.r05704.na#__paraselene__)もすでに1月からオープンしていますので、皆様是非ご参加ください。

平成30年5月20日


第16回日本小児がん看護学会学術集会会長 堀妙子
第16回日本小児がん看護学会学術集会長
京都橘大学看護学部 堀 妙子

 このたび第16回日本小児がん看護学会学術集会を、日本小児血液・がん学会、がんの子どもを守る会とともに、京都ロームシアター/京都市勧業館みやこめっせにて、2018年11月14日(水)~16日(金)の3日間開催させて頂くことになりました。上別府圭子日本小児がん看護学会理事長はじめ理事の皆様のご支援を得て、細井創会長、山下公輔理事長、学会事務局の皆様方と、現在準備を進めております。

 今回の学術集会のテーマは「子どもらしさ家族らしさをささえる」といたしました。 医療の目覚ましい発展とともに、小児がんの子どもやその家族を取り巻く環境は大きく変わってきております。欧米で取り組まれてきた、Patient and Family Centered Careが知られるようになり、国内でも子どもと家族を中心としたケアに関心が集まるようになっています。さらに情報化社会がすすむなかで、子どもやその家族も主体的に情報を集め、より良い環境で治療を受けたいと願われるようになっています。そしてその願いは、多くの方々の努力のもとに、小児がんの子どもや家族が安心して過ごすことができる場所の設立、子どものためのホスピスなど、様々な形で実現されるようになってきました。このような状況の中私たち看護職も、小児がんになったことによる心身の苦痛などに関心を向けるだけでなく、子どもや家族が歩んできた人生にも目をむけ、困難な状況の中でも、子どもらしくまた家族らしくいられるようにささえることに関心を向ける必要があると考え、今回の学術集会のテーマを決定いたしました。

 今回の学術集会の中では、実際に小児がんの子どもやその家族に日々関わられている看護職の皆様が感じられている悩みを共有するといった試みや、皆様が困難を感じられることが多い、End-of-Life-Careに関連したプログラムなどの企画を準備しております。また小児がん看護学会の各種委員会では、小児がん看護学会で認定する小児がん看護師認定制度、小児がん看護ケアガイドライン2018、日常的なケアに活かす看護研究のエビデンスなどに関するプログラムなどの企画が進められる予定です。合同学術集会のテーマである「Children First 難病の子どもたちが教えてくれる未来の医療、未来の社会」を私たち看護職も一緒に考えながら、子どもや家族を尊重した看護を、参加された皆様と一緒に共有していきたいと考えております。

 第16回日本小児がん看護学会学術集会終了後は、SIOP2018が引き続き京都で開催される予定となっております。国内学会だけでなく国際学会へも是非ご参加ください。そしてこの学術集会が開催される11月中旬の京都では、いたるところで美しい紅葉を見ることができると思います。美しい紅葉で彩られた京都で、多くの皆様のご参加をお待ち申し上げております。


第23回公益財団法人がんの子どもを守る会公開シンポジウム理事長 山下公輔
公益財団法人 がんの子どもを守る会
理事長 山下 公輔

 長年に亘って「日本小児血液・がん学会学術集会」及び「日本小児がん看護学会学術集会」と共催させていただいております、公益財団法人 がんの子どもを守る会公開シンポジウムを本年も開催させていただく運びとなりました。

 当会は、小児がんの患児・家族の立場から、小児がんに関する様々な活動を展開して参り、本年設立50年を迎えました。半世紀に亘る当会の様々な活動にとって、両学会をはじめとした医療者の方々のご支援と連携は無くてはならないものであり、ご協力を得て学術集会中に継続して開催してきております三団体合同公開シンポジウムを含むプログラムは、当会の諸活動の中でも大変重要な位置付けとなっております。

 第23回を迎える本年の公開シンポジウムは、11月16日(金)午前、京都市のロームシアターで開催致します。本年は、当会設立50年の記念すべき年であると同時に、この日11月16日夕刻から19日まで、京都国際会館においてSIOP(国際小児がん学会)の年次大会が開催され、同時に小児がん親の会の国際組織であるCCI(Childhood Cancer International)の国際大会も開催されます。このことから、本年の公開シンポジウムは二学会との合同というだけではなくCCIとも共催とし、海外からの親や経験者達も多数参加する国際的なシンポジウムとして開催いたします。

 医療界と親そして経験者が、小児がんに関する様々な考え方や課題を共有し手を携えて小児がん克服に取り組むという流れが、先進国だけでなく途上国も含め国際的に共通のものとなっています。このことを鑑み、海外から医師、看護師、小児がん経験者の3名の演者をお招きし、長期フォローアップをテーマにしたパネルディスカッション形式で行います。長期フォローアップは、可能な限り小児がん経験者自身が自らの病歴を理解し、今後の生活や健康管理などの計画を立てていけるようになることがひとつの目標でもあります。小児がん経験者が自分自身のこれからをどう考えているか、また、それをどう医療者や家族が支えていくかを、海外での事例も含め共有したいと考えております。なお、CCIとの合同のため英語が共通語となりますが、日英同時通訳を入れ、日本及び海外の幅広い参加者の方々に認識を共有していただける場としたいと考えております。

 これに加え、恒例の小児がんの子どもたちの絵画展を本年も開催いたします。更に、例年両学会と共催させていただいておりますチャリティイベントは、本年は11月15日(木)昼(12時集合)に観光ガイド付きの「チャリティウォーク」と、11月14日(水)~16日(金)の会期中を通して京都市勧業館みやこめっせにおける「摺型友禅染体験」への参加の二つを実施いたします。これまでとは一味違った形でのチャリティイベントに、多くの方々が楽しんで参加していただけることを期待しております。その他、当会の事業である治療研究助成の成果報告コーナーや、小児がんの関連団体の資料紹介のコーナーも設置しておりますので是非お立ち寄りください。

 当会設立50年の記念の年の合同公開シンポジウムが、日本が誇る古都、京都でこのようにCCIの参加の下で国際的なものとして実現できますのも、ひとえに両学術集会会長並びに両学会理事長他の関係者の方々をはじめとする多くの皆様のご支援・ご鞭撻の賜物と考えております。この場を借りて御礼を申し上げると共に、公開シンポジウム他のプログラムへの多数のご参加をお待ちしております。

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