ご挨拶

第76回日本公衆衛生学会総会を、本年の10月31日(火)から11月2日(木)にかけて、鹿児島県鹿児島市で開催させていただくことになりました。総会のテーマは、「明治維新と薩摩と公衆衛生~公衆衛生の黎明期を支えた地から未来への発信~」とさせていただきました。

今年は明治維新(1868年)から149年、大政奉還から150年です。この記念すべき年に日本公衆衛生学会総会を明治維新ゆかりの地である鹿児島で開催させていただくことを大変名誉に感じています。明治維新で大きな役割を果たした島津氏28代当主の島津斉彬は近代化を進めイギリスに留学生を派遣するなど多くの有為な人材を育てたことで有名です。島津斉彬の言行録に「十人が十人とも好む人材は非常事態に対応できないので登用しない。勇断なき人は事を為すこと能わず。」とあります。世界が大きく変化しつつある今日、公衆衛生の世界でも、時代を先取りした人材が求められているように思います。

そこで、島津の33代当主の島津忠裕氏に「明治維新をなしとげた当時の薩摩のリーダーとしての先見性や世界観等について」と題して講演していただく予定です。 また、明治2年に西郷隆盛から鹿児島に招かれたイギリス人医師ウイリアム・ウイリスは鹿児島医学校長兼病院長として鹿児島の医学教育の確立と公衆衛生の改善に貢献し、この鹿児島医学校で学んだ高木兼寛もその後公衆衛生・疫学の分野で世界的な業績を挙げています。こうした過去の歴史を振り返り今後の公衆衛生の発展につなげていくことが、今日、特に重要と考え、慈恵大学理事長の栗原敏先生に「ウイリアム・ウイリスに師事した高木兼寛の功績について」と題して講演していただく予定です。

本年の総会は、例年と異なり火曜日から木曜日まで開催されます。引き続く金曜日は11月3日で国民の休日ですので、金曜日・土曜日・日曜日と三連休となる方も多いかと思います。鹿児島県は海・山などの大自然や温泉に恵まれています。また、黒豚しゃぶしゃぶや鹿児島黒牛の焼き肉、カツオのたたきやウナギの蒲焼きなど地元で育まれたお肉や、海産物、野菜などを生かした食でも有名ですし、焼酎の本場でもあります。鹿児島大学は地元企業やJAと連携し、『鹿児島の黒』食の開発を進めています。鹿児島での総会は、温泉地等での休養やかごっまグルメ等、さまざまな経験をしていただける良い機会かと思います。また、隣県の宮崎県・熊本県をはじめ九州には多数の有名な観光地があります。総会にご参加の皆様には、ぜひ、総会の後に観光も楽しんでいただければと思います。

皆様にとって真に有意義な時間を過ごしていただけるよう、役員、実行委員、学術部会員の力を結集して準備を進めております。
多数の演題のご応募と、多くの皆様がご来鹿下さり、本学会総会に積極的にご参加いただくことを心よりお待ち申し上げます。

第76回日本公衆衛生学会総会
学会長  秋葉 澄伯
鹿児島大学名誉教授

事務局

運営事務局・実行委員会事務局・学術部会事務局

鹿児島大学大学院医歯学総合研究科健康科 学専攻人間環境学講座

お問い合わせ先

株式会社 コンベンションリンケージ
(第76回日本公衆衛生学会総会 運営業務受託会社)

〒812-0016 福岡市博多区博多駅南1-3-6
第三博多偕成ビル
TEL:092-437-4188
FAX:092-437-4182
E-mail:

Copyright © 第76回日本公衆衛生学会総会 All rights Reserved.