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ご挨拶

磯 博康

 第75回日本公衆衛生学会総会を、平成28年(2016年)10月26日(水)から28日(金)にかけて大阪府大阪市で開催するにあたり、学会長としてご挨拶申し上げます。

 本学会総会のメインテーマは「次世代の健康社会実現のための公衆衛生人材育成」です。少子超高齢化が進むわが国にとって、子供から高齢者までのすべての世代における健康増進、疾病や健康障害の予防、医療、福祉の改革と充実が求められている中、公衆衛生に係る人材の育成と確保は大きな課題であり、総会にて活発な議論を深めていただきたいと存じます。

 本学会は、平成21年11月に公衆衛生専門家制度を発足し、865名の幅広い職種に及ぶ専門家が認定され、平成28年の認定更新時において538名が更新を受けています。また、現在、日本公衆衛生学会を含む6学会、全国保健所長会を含む関連5団体が社会医学系専門医協議会を立ち上げ、精力的に専門医制度の準備が進めています。また、大学院教育において、公衆衛生学修士の養成が全国で行われており、来年度の開講も含めると5つの専門職大学院、9つの修士課程コースとなります。これらの人材育成の仕組みの充実と連携は今後の大きな課題であり、本学会総会のシンポジウム等で活発な議論を期待しております。

 お蔭様をもちまして、特別講演・報告が5題、教育講演が10題、シンポジウムが41題、ランチョンセミナーが17題、市民公開講座等、そして演題総数は1817題と、過去最大規模の総会となりました。会長講演は「次世代の健康社会実現のための公衆衛生人材育成:産学官の共創」、それに続く特別講演1にはタイ保健省のWibulpolprasert博士とマヒドン大学のChuenkongkaew教授の「公衆衛生のパラダイムシフト、日本の公衆衛生から学んだこと、両国の課題等」に関する講演、そして午後には中谷 比呂樹WHO前事務局長補・大阪大学・慶応義塾大学特任教授による「グローバル・ヘルスの動向とわが国の公衆衛生人材の貢献;挑戦と機会」の講演を設け、総会テーマに関する議論の発端としたいと存じます。

 若手の公衆衛生人材育成のため、40歳以下の会員に対して、口演賞(10題)、ポスター賞(42題)を選出し、口演賞受賞者10名は初日の午後優秀口演選考会の多数の審査委員による厳正なる審査にて、最優秀口賞1題、優秀口演賞3題を選出し、2日目の意見交換会で発表します。また、2日目には恒例の奨励賞受賞者の授賞式と講演も行います。特別講演、教育講演等は多岐の分野に亘り、その多くは本学会のe-ラーニング教材として活用する予定です。

 学会総会の開始時間は例年より早めに設定しましたが、多数のランチョンセミナーを用意して終了時間は午後5時としましたので、日中は学会総会に集中いただき、5時以降は61の自由集会、大阪の町、食、文化をご堪能いただければ幸いです。

 本総会のご参加を心からお待ち申し上げております。

第75回日本公衆衛生学会総会
学会長 磯 博康
大阪大学大学院医学系研究科公衆衛生学 教授

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