学生×教員 対話セッション

医学教育の「当たり前」を問い直す:当事者間の協働に向けて
Widening our perspectives for better educational collaboration

ファシリテータ

学  生 荘子万能(Mano Soshi)、池尻逹紀(Tatsuki Ikejiri)、
寺田悠里子(Yuriko Terada)、草場英太(Eita Kusaba)、
箱山昂汰(Kota Hakoyama)、相庭昌之(Aiba Masayuki)、
外山尚吾(Shogo Toyama)
教  員 柴原真知子(Machiko Shibahara)、大滝純司(Junji Otaki)

◆概要

 本セッションは、医学生及び医学部教員を中心とした医学教育の当事者が、医学部や医療における日々の経験を共有することから、医学生が医師へと成長するプロセスを再考し、今後の医学教育実践への手がかりを得ることを目的としたワークショップである。
 Tomorrow’s Doctors(1993)などの現代医学教育論は共通して、我々が生きる社会は変動的であり、人が育つ/育てるという営為は固定的な知識や技術の伝達だけでは不十分であることを指摘している。現代こそ医療や教育の本質的理解が求められるが、誰もが多忙な医学部では対話は後回しになりがちである。そこで本セッションでは、当事者の経験から医学教育の実際を複眼的に理解するとともに、対話のもつ教育的可能性や方法論への洞察を深めたい。
 本セッションでは次の三つのステップで対話を進める。①言葉から探る認識のギャップ(医師とは?仕事とは?臨床とは?など身近な言葉から相互理解を図る)、②医学生の成長を育むもの/阻害するものとは何か?(今と昔の医学生の経験から、素人→医師という学習プロセスを理解する)③医学部の役割とは何か?(医学部の当事者として医学生や教員は何ができるかを提案する)である。
 医学教育の当事者とは、医学生や医学部教員のみならず、病院や診療所などで働く医師、多職種、行政職員、企業人、市民などを含むものであり、本セッションではさまざまなバックグラウンドの人々の参加を歓迎する。