ご挨拶

第49回日本医学教育学会大会
大会長 塚本 泰司
札幌医科大学 学長

 平成29年8月18日(金)および19日(土)の2日間、北海道札幌市におきまして札幌医科大学が第49回日本医学教育学会大会を開催させていただくこととなり、大変光栄に存じます。
 本学は1950年に北海道立札幌医科大学として開学し、「進取の精神と自由闊達な気風」、「医学・医療の攻究と地域医療への貢献 」の建学の精神の下、66年の長期にわたり、人間性豊かな多くの医療人を育成するとともに、北海道の保健・医療・福祉の向上に大きく貢献して参りました。医学部、保健医療学部の2学部4学科からなる医科系総合大学として、「最高レベルの医科大学を目指します」を基本理念に掲げ、「人間性豊かな医療人の育成に努めます」、「道民の皆様に対する医療サービスの向上に邁進します」そして、「国際的・先進的な研究を進めます」の3つの基本理念の下、教育・研究・診療の充実と地域医療への貢献に努めております。
 医学教育学会は、わが国の医学教育の充実、発展を目指し、医学教育に関する研究を推進し、成果を普及することを目的として、全国医学部長病院長会議の賛同の下、1969年(昭和44年)、牛場大蔵氏(初代会長) を中心に創立されました。以来、我が国の医学部入学から卒後を含めた生涯教育にわたる医学教育の発展のために努力を重ね、1997年(平成9年)には日本医学会に第90分科会として加盟が認められました。学会運営に関しましては、2002年1月に運営委員会制から理事・評議員制に移行し、さらに2010年10月からは一般社団法人となっております。
 第49回日本医学教育学会大会では、英国からAnne Stephenson教授、オーストラリアからJill Thistlethwaite教授を招聘講演にお招きし、ノーベル化学賞受賞者である鈴木章北大名誉教授には基調講演をお願いしております。そのほかシンポジウム、パネルディスカッション、一般講演などを予定しており、参加される皆さまにとりまして、有用な情報交換の場となるのみならず、刻々変化する医学教育におけるニーズにも十分応えられるよう、役割を果たして参りたいと存じます。実りある大会となるように、準備を進めております。
 札幌での大会の折には、北海道の食と風景も楽しんでいただけると幸いです。多くの皆様の御参加をお待ちしております。